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【出版社公式】<新品>花はどこへいった-枯葉剤を浴びたグレッグの生と死著者/アーティスト名:坂田 雅子発行:トランスビューISBN978490151068446判 上製254ページ
・タイトル :花はどこへいった-枯葉剤を浴びたグレッグの生と死・著者/アーティスト名:坂田 雅子・発行:トランスビュー 2008/11/05 グレッグの癌は枯葉剤のせい? カメラを手に渡ったベトナムで出会った被害者たちの生活。 最愛の夫との死別を乗り越え、岩波ホールなどで公開されたドキュメンタリー映画『花はどこへいった』の完成までを綴った書下ろしノンフィクション。 目次1 突然訪れた最期 予期しなかった宣告/枯葉剤が原因? 2 七〇年代、京都で ベトナム帰還兵/自由の風に乗って/韓国への旅/写真通信社の仕事 3 ベトナムへの帰還 フィリップ・ジョーンズ=グリフィスとの出会い/戦後ベトナムからのレポート/私のベトナム・カンボジア紀行/ベトちゃんドクちゃんを取材する 4 揺れ動くアジアを行く 地雷の国、カンボジア/クーデターとポル・ポトの死/不思議の国、北朝鮮/スー・チーさんへの単独インタビュー/中央アジアへ向かう視線 5 「9・11」以後の世界 アフガニスタンからの報告/グレッグの写真論と作品/中央アジア・ダイアリー 6 枯葉剤の実態をドキュメンタリー映画に 哀しみをのりこえるために/映画作りを学ぶ/枯葉剤の調査 7 ベトナム取材の衝撃 被害者たちに会う/元アメリカ兵の建てた施設/中部高原地帯の村/ツーズー病院「平和村」/ロンタン基地をさがして 8 『花はどこへいった』の誕生 パーソナル・レクイエム/試行錯誤の編集作業/アメリカでの追跡調査/あるベトナム帰還兵の回想 9 ベトナム再訪 裁判の結果/被害者たちのその後/新たな発見の旅へ あとがき 著者プロフィール坂田 雅子(サカタ マサコ)(著)1948年、長野県生まれ。京都大学文学部卒業。70年にグレッグ・デイビスと出会い結婚。夫のフォト・ジャーナリストとしての仕事を手伝いつつ、76年から写真通信社インペリアル・プレス勤務、のち社長となる。98年、IPJを設立し社長に就任。2003年、グレッグの死をきっかけに枯葉剤の映画を作ることを決意、アメリカで映画制作を学ぶ。04年から06年、ベトナムと米国で被害者家族、ベトナム帰還兵、科学者らにインタビュー取材、撮影を行なう。2007年、映画『花はどこへいった』を完成させ、東京国際女性映画際を皮切りに岩波ホールほか全国各地で上映、大きな反響を呼ぶ。
1980 円 (税込 / 送料別)