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【おまけCL付】こども講談 九 / 旭堂南湖 (オーディオブックCD) 9784775952702-PAN

【おまけCL付】こども講談 九 / 旭堂南湖 (オーディオブックCD) 9784775952702-PAN

◆ 商品説明 お子様向け短めの講談を楽しんでください♪ 近頃、注目を浴びているのが日本の伝統話芸「講談」。 子供にもわかりやすい講談の入門編。 旭堂南湖の新作講談特集。 こども講談、第九巻目。これまで主に、古くから伝わっている講談を読んできましたが、今回は新作講談特集です。すべて、旭堂南湖が作った講談です。講談というのは、自由に作っていいのです。みなさんも、自分のこと、自分が大好きなこと、反対に大嫌いなこと。なんでも構いません。この新作講談を参考にして、自由に、楽しんで、面白い講談を作ってみましょう。 甘酸っぱい恋の物語「コアラ」、不思議なお話「妖怪ゴキブリ」。 ユーモアいっぱい「忍者屋敷」、なんじゃこれ??「暗黒舞踏」。 サッカー好き集まれ!「日本蹴球事始」。 世界が平和になりますように「原爆下の本因坊戦」。 特典として、講談台本PDFがダウンロードできます。 講談を覚えて、声に出して読んでみよう。 これを参考に、自分で新作講談を作ってみよう。 これさえあれば、わたしも講談師になれる!! それでは、はじまり~、はじまり~。(パンパンッ) 特典ダウンロードプレゼント ご購入のお客様への特典として、 収録演目台本 を印刷可能なPDFでプレゼント! ※商品版の音声と一緒にダウンロードいただけます。 <仕様>オーディオブックCD■品番:9784775952702■JAN:9784775952702■発売日:2022.12.17 出版社 : でじじ発行/パンローリング発売 CD 2枚 104分 2022年12月発売<収録内容>「コアラ」(10分) まずは、甘酸っぱい恋の物語。子供の頃、クリスマスケーキが楽しみでした。今は生クリームの美味しいケーキがありますが、昔は、ゴテッとした味のバタークリームでしたね。ケーキの上には、チョコレートの家やサンタクロースが乗っている。 さあ、どうなる。 「ヨーグルト」(8分) ヨーグルトが好きで、ほぼ毎日食べているんですが、ヨーグルトが好きでよかったというできごとが、人生で二度ありましてね。 一度目は波照間島へ行ったとき。そして、二度目は東京のホテルに泊ったとき。さあ、どんな逸話が語られるでしょうか。 波照間島へ行こうと思ったきっかけの一つに「泡波(あわなみ)」がありました。泡波というのは波照間島で作っている強いお酒「泡盛」の銘柄(種類のひとつ)なんです。世の中に、幻の酒というのはたくさんありますが、「泡波」もその一つです。「泡波」とヨーグルト、どんな関係があるのでしょうか。 「妖怪ゴキブリ」(11分) 沖縄の波照間島へ行って参りました。日本の最南端の有人島です。大きな太陽、青い空、透き通った海、爽やかな風。素晴らしいところでした。夜、民宿の庭先で、星空を眺めながら、のんびりと泡盛を飲んでおりました。満天の星空です。星が降るというのはああいう星空をいうんでしょうね。思わず持っていた傘をさしましたからね。それぐらい凄い星の数です。三線の音が風に乗ってどこからか聞こえてきます。 「沖縄はよいところだな」 のんびりしながら、琉球ガラスの美しいグラスを傾け、泡盛をチビリチビリと飲んでおりますと、突然、バンッという大きな音がしました。同時に額に鋭い痛みを感じます。続いて、ポッチャンという音。さあ、どうなる。 「皆既日食」(12分) 二〇〇九年七月二十二日。その日、日本国中で話題となったのが、皆既日食。皆既日食を、日本の本土で見ることができるのは四十六年振りなので、当時、テレビや新聞で大騒ぎになりました。 日食というのは、地球と太陽の間に月が入って、月のために太陽の姿が隠れる現象のことです。太陽が少し欠ける部分日食と、全て隠れる皆既日食がございます。皆既日食では、太陽と月の姿がピタッと重なりまして、月の周囲からダイヤモンドリングと呼ばれる光が観測できて、実に神秘的です。 不思議なのは、太陽と月が同じ大きさにみえることです。太陽の大きさは月の四百倍もあります。これだけ大きさが違うんですから、同じようにみえるはずがないんですが、地球と月の距離を一としたとき、地球と太陽の距離はその四百倍なんです。大きさも距離も四百倍ですから、太陽と月が同じようにピタッと重なるんです。旭堂南湖の旅行記講談。 「忍者屋敷」(17分) 私が育ったのは、滋賀県甲賀市です。有名な観光地は甲賀流忍者屋敷。江戸時代から残っている建物で、日本で唯一現存している、移設をしていない、本物の忍者屋敷なんです。長年、この忍者屋敷に住んでいたのが望月さん。 ところが、望月さんは自分の家が忍者屋敷ということに気付かずに住んでいたそうです。どんでん返しがあったりして「うちの家は少し変わっているなあ」と思っていた。 外から見ると、藁葺きの一軒家。普通の農家です。しかし、中に入ると、三階建てになっていて、ありとあらゆる仕掛けやからくりがある。 まず玄関の戸をガラガラッと開けますと、地面に穴があいている。深さ、三十センチぐらい。外から入ると、まだ目が慣れていませんから、薄暗い家の中の、この穴にズボッとはまり、向こう脛、弁慶の泣きどころを打つ仕掛けになっている。敵が襲って来た時は、これに引っ掛かります。さあ、どうなる。 「暗黒舞踏」(9分) 秋田県にある小さな学校。この学校に転校してきたのが、たけし君。 この学校の文化祭では毎年、生徒たちが暗黒舞踏をしているという。 たけし君は驚いて、 「暗黒舞踏? 何それ」 「たけし君。六年生なのに、暗黒舞踏を知らないのか。暗黒舞踏は、従来の日本舞踊とは違って、土着的、身体的な踊りなんだ。髪を剃って、全身白塗りにして、裸で踊る。前衛芸術の暗黒舞踏だよ。この名前は聞いたことがあるはずだ。土方巽」 「土方って、あの新選組の?」 「それは土方歳三」 「バンテリン?」 「それは肘、肩、腰」 南湖ワールド炸裂の奇妙奇天烈でありながら、どこか優しさを感じる新作講談。 「日本蹴球事始」(10分) サッカーのワールドカップは大変人気がありまして、私も楽しみにしています。 さて、明治十八年に、『戸外遊戯法』という一冊の書物が出版されました。当時の体育の教科書でもあるんですが、この本に、何が記されていたかと申しますと、サッカーのこと。日本人に初めてサッカーを紹介したのがこの本です。 記しましたのは、坪井玄道先生。サッカーだけでなく、野球、テニス、卓球、体操などを初めて日本人に紹介した体育学者です。日本サッカーの原点は、こんな物語です。 「原爆下の本因坊戦」(19分) 日本の伝統的な遊びに、将棋、囲碁というものがあります。 将棋は、藤井聡太さんの活躍で、話題になっていますし、また、小さい頃、お父さんと将棋を打って、駒の動かし方を知っているという人も多いと思います。ところが、囲碁となると、ルールを知っている、打ったことがあるという方が、非常に少ない。 私も、数年前に、囲碁を覚えまして、今では初段の腕前なんですが、やってみると面白い。 また、小学生で、プロ棋士になって、現在、中学生の仲邑菫ちゃんや、今年、小学六年生でプロ棋士になった、柳原咲輝ちゃんもいます。 昭和二十年八月六日、広島で、囲碁の本因坊戦の対局が行われていた。実際にあった物語。世界が平和になりますように、心を込めて読みました。 「ボーナストラック 作品解説」(6分) 登録日:2023-02-16< 注 意 事 項 > ◆おまけカレンダーに関する問合せ、クレーム等は一切受付けておりません。 絵柄はランダムとなります。絵柄の指定は出来かねます。 予めご了承ください。

1320 円 (税込 / 送料別)