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身代わりの恋が甘すぎて 寂しがりやのペシミストは肉食彼氏に堕とされる/櫻井音衣【1000円以上送料無料】

蜜夢 MY-072身代わりの恋が甘すぎて 寂しがりやのペシミストは肉食彼氏に堕とされる/櫻井音衣【1000円以上送料無料】

著者櫻井音衣(著)出版社竹書房発売日2021年07月ISBN9784801927438ページ数319Pキーワードみがわりのこいがあますぎてさびしがりやの ミガワリノコイガアマスギテサビシガリヤノ さくらい ねい サクライ ネイ9784801927438内容紹介彼にして欲しかったこと全部、俺が代わりにしてあげる世話焼きな友達の元カレ×悲観的なアラサー女子【あらすじ】「見返してやろうとは思わない?」。ブライダルプランナーの幸は、体の関係はあるのに恋人未満だった高校の同級生・夏樹と、自分の同僚の琴音との披露宴の担当プランナーに指名される。披露宴は無事終えたものの、幸は夏樹への想いを引きずったまま。そんな幸の前に、琴音が結婚したことを知らない琴音の元カレ、恵介が現れる。第13回らぶドロップス恋愛小説コンテスト受賞作。【本文】P42~45「1 選ばれなかった女と知らされなかった男」より こんなキスをしたのはいつ以来だろう? なんか気持ちいい……。ダメだ……頭がボーッとする……。「俺は幸さんとこういうことしたいって思ってんの。わかる?」「……ダメだよ……」「なんで? 彼じゃないから? 今でもまだ彼が好き?」 私がうなずくと、富永さんはネクタイを外した。「だったら俺を彼だと思えばいいよ。身代わりくらい、いくらでもしてやる」 そう言って富永さんは、外したネクタイで私の目元を覆った。目隠しをされて視界を遮られると、不安で胸が押し潰されそうになる。「ちょっと待って……身代わりって……」「彼を思い浮かべながら全身で思いっきり感じて。彼にして欲しかったこと全部、俺が代わりにしてあげる」 耳元や首筋にも何度もキスをされ、服の上から体のラインをなぞられると、肩が小刻みに震えた。 何これ……? お酒の勢いとかその場の雰囲気だけで、彼氏でもない人と、なんでこんなことになるわけ? 私としたいって……なんで? 酔った頭では理解できないこの状況で、私は富永さんにされるがままになっている。こんなのおかしいと思うのに、その手で触れられたところが熱くなって、体の奥が疼いた。「幸……可愛いよ」 忘れかけていた甘い疼きに無意識に声が漏れそうになり、恥ずかしくて慌てて口元を押さえた。「声、我慢しないで。もっと聞かせて」 彼はその手を取って口づける。焦らすばかりで素肌には触れない。じれったくてもどかしくて、堪えきれず彼の首の後ろに腕を回した。「幸はどうしたい?」 どうしたいのかと聞かれても、恥ずかしくて言葉が出てこない。「どうしてもイヤならやめるけど」「イヤ……じゃない……」 頭で考えるより早く、私は無意識にそう答えていた。「だったらどうして欲しいのか、ちゃんと素直に言ってごらん。幸の言う通りにしてあげる」 ちゃんと素直に言って……って……。恥ずかしい……。 さっきまで優しかったのに、なんで急にこんなに意地悪なんだろう?「言わないならやめるよ?」 耳元で囁ささやかれて、私の奥でずっと眠っていた女の部分が目を覚ました。「やだ……やめないで……」 恥ずかしさを堪えて小さな声で呟くと、彼は私の口元に耳を近付けた。「ん……? どうして欲しいの?」「いっぱい……キス……して、欲しい……」※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

924 円 (税込 / 送料別)

身代わりの恋が甘すぎて 寂しがりやのペシミストは肉食彼氏に堕とされる/櫻井音衣【3000円以上送料無料】

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著者櫻井音衣(著)出版社竹書房発売日2021年07月ISBN9784801927438ページ数319Pキーワードみがわりのこいがあますぎてさびしがりやの ミガワリノコイガアマスギテサビシガリヤノ さくらい ねい サクライ ネイ9784801927438内容紹介彼にして欲しかったこと全部、俺が代わりにしてあげる世話焼きな友達の元カレ×悲観的なアラサー女子【あらすじ】「見返してやろうとは思わない?」。ブライダルプランナーの幸は、体の関係はあるのに恋人未満だった高校の同級生・夏樹と、自分の同僚の琴音との披露宴の担当プランナーに指名される。披露宴は無事終えたものの、幸は夏樹への想いを引きずったまま。そんな幸の前に、琴音が結婚したことを知らない琴音の元カレ、恵介が現れる。第13回らぶドロップス恋愛小説コンテスト受賞作。【本文】P42~45「1 選ばれなかった女と知らされなかった男」より こんなキスをしたのはいつ以来だろう? なんか気持ちいい……。ダメだ……頭がボーッとする……。「俺は幸さんとこういうことしたいって思ってんの。わかる?」「……ダメだよ……」「なんで? 彼じゃないから? 今でもまだ彼が好き?」 私がうなずくと、富永さんはネクタイを外した。「だったら俺を彼だと思えばいいよ。身代わりくらい、いくらでもしてやる」 そう言って富永さんは、外したネクタイで私の目元を覆った。目隠しをされて視界を遮られると、不安で胸が押し潰されそうになる。「ちょっと待って……身代わりって……」「彼を思い浮かべながら全身で思いっきり感じて。彼にして欲しかったこと全部、俺が代わりにしてあげる」 耳元や首筋にも何度もキスをされ、服の上から体のラインをなぞられると、肩が小刻みに震えた。 何これ……? お酒の勢いとかその場の雰囲気だけで、彼氏でもない人と、なんでこんなことになるわけ? 私としたいって……なんで? 酔った頭では理解できないこの状況で、私は富永さんにされるがままになっている。こんなのおかしいと思うのに、その手で触れられたところが熱くなって、体の奥が疼いた。「幸……可愛いよ」 忘れかけていた甘い疼きに無意識に声が漏れそうになり、恥ずかしくて慌てて口元を押さえた。「声、我慢しないで。もっと聞かせて」 彼はその手を取って口づける。焦らすばかりで素肌には触れない。じれったくてもどかしくて、堪えきれず彼の首の後ろに腕を回した。「幸はどうしたい?」 どうしたいのかと聞かれても、恥ずかしくて言葉が出てこない。「どうしてもイヤならやめるけど」「イヤ……じゃない……」 頭で考えるより早く、私は無意識にそう答えていた。「だったらどうして欲しいのか、ちゃんと素直に言ってごらん。幸の言う通りにしてあげる」 ちゃんと素直に言って……って……。恥ずかしい……。 さっきまで優しかったのに、なんで急にこんなに意地悪なんだろう?「言わないならやめるよ?」 耳元で囁ささやかれて、私の奥でずっと眠っていた女の部分が目を覚ました。「やだ……やめないで……」 恥ずかしさを堪えて小さな声で呟くと、彼は私の口元に耳を近付けた。「ん……? どうして欲しいの?」「いっぱい……キス……して、欲しい……」※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

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