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【輸入盤】 オランダのリュート音楽 佐藤豊彦 【CD】

【輸入盤】 オランダのリュート音楽 佐藤豊彦 【CD】

出荷目安の詳細はこちら商品説明16~17世紀のオランダでは世俗音楽の主役はリュートオランダのリュート音楽アーティスト:佐藤豊彦(リュート)80年戦争(1568-1648)の時代、プロテスタント化の進行と共にオランダ諸州に実質的な平和が訪れると、世俗音楽の需要が増大。プロテスタントのコラールをルター(1483-1546)がリュートを用いて作曲していたこともあってか、リュート愛好者が増え、絵画にも多く登場するようになります。 このアルバムは、佐藤豊彦が1990年にオランダのNM Classicsのためにレコーディングした音源のライセンス発売で、ブックレット(英語、オランダ語・16ページ)には、音楽学者でユトレヒト大学教授のルドルフ・ラッシュによる解説などが掲載。オランダのリュート音楽16世紀から17世紀にかけて、特にスペインからの事実上の独立を果たした「黄金時代」の世俗音楽の世界では、リュートは中心的な役割を担っており、アムステルダム在住のフランス人音楽家、ニコラ・ヴァレは、その教本の中で、リュートを「あらゆる楽器の王と正しく呼ばれるべき楽器」と宣言しているほどでした。 楽曲のスタイルも、舞曲から聖俗両方の歌の編曲、情景描写、心理描写まで様々で、このアルバムでも、放浪者を描いたと思われる侘し気な「乞食女幻想曲」(トラック16)や、オランダの村の教会の鐘を模した「 村のカリヨン」(トラック17)などが印象的。最後の曲「長ズボン(レ・パンタロン)」は、当時一般的ではなかった長ズボン姿の市民を描いたものかもしれません。長ズボンの人々は、フランスのではやがてサンキュロットとして革命の原動力にもなります。Brilliant Classics ・ Piano Classics ・ Berlin Classics ・ Neue Meister 演奏者情報佐藤 豊彦 (リュート)立教大学在学中、当時ヨーロッパから帰国間もない皆川達夫の西洋音楽史を受講、それを機に1968年スイス、バーゼルに留学、オイゲン・ドンボアにリュー トを師事。1971年に世界で初めてのバロックリュートLPを録音してデビュー。1973年、29歳でオランダ王立ハーグ音楽院の教授に就任、2005年 に退官するまでの32年間、現在世界各国で活躍する多くのリュート奏者を育成。1982年のカーネギーホールでのリサイタルは、ニューヨークタイムズに写真入で絶賛記事が掲載。録音ではToshiba、Telefunken、Philips、EMI,、Channel Classics、Carpe Diem、Nostalgia、レーベルで数多くのLP、CDをリリース。1980年オランダ・エジソン賞、同年に日本で文化庁芸術祭賞、1983年と 2008年の2回にわたってレコード・アカデミー賞他受賞多数。著作物は「バロックリュート教則本」、「ヴァイヒェンベルガー・リュート選集」、「歌 曲、或いはエア集 第1巻」など。2000年「リュート&アーリーギターソサエティ・ジャパン」(LGS-Japan)を創立。 トラックリスト (収録作品と演奏者)CD 58’12エマヌエル・アドリアンセン (c.1555-1604)「プラトゥム・ムジクム(1584)」より1. 王子のアルマンド 2'282. 別れの時 4'19ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク (1562-1621)「エドワード・ハーバート・リュート・ブック」より3. クーラント 2'05「ティシウス・リュート・ブック」より4. 詩篇23 2'42「エドワード・ハーバート・リュート・ブック」より5. ヴォルテ 2'47ヨアヒム・ファン・デン・ホーフェ (1567-1620)「音楽の喜び」(1612)より6. 前奏曲 2'42「フロリダ」(1601)より7. 閣下のアルマンド 1'388. パヴァーヌ 2'419. スザンネケン 1'05「音楽の喜び」(1612)より10. シャンソン・フラーメン 2'02「フロリダ」(1601)より11. オルランド・シャンソン・エングレーセ 2'05グレゴル・ユーウエット (c.1550-c.1616)「さまざまなリュート・レッスン」(1610)より12. ファンタジア 5 '11アドリアヌス・ファレーリウス (c.1570-1625)「オランダの叫び」(1626)より13. イギリスのマルシムス 1'5714. メアリー・ホフマン夫人のアルマンド 1'38ニコラ・ヴァレ (c.1585-1650)「ミューズの秘密」(1615)より15. 前奏曲 1'1816. 乞食女幻想曲 4'25「第2部」(1616)より17. 村のカリヨン 2'0118. イタリアのパッツェメッツォとガイヤルド 3'01「ミューズの秘密」(1615)より19. ロベールの息子 3'1820. 緑の菩提樹の下で 3'5321. 長ズボン 4'07佐藤豊彦(リュート)使用楽器:リチャード・バーグが1987年にオタワで製作した8コース・ルネサンス・リュート(1600年頃にヴェネツィアでヴェンデリン・ヴェネーレが製作した楽器がモデル)。スウェーリンクとファレットの作品は、佐藤一夫がザールラントで製作した10コース・ルネサンス・リュート(16世紀にボローニャでハンス・フライが製作した楽器がモデル)。録音:1990年11月27~28日。オランダ、ベンネブローク、オランダ改革派教会 Track listLUTE MUSIC FROM THE NETHERLANDSEmanuel Adriaensen c.1555-16041. Allemande Prince 2'282. Anchor che col partir 4'19from Pratum Musicum (1584)Jan Pieterszoon Sweelinck 1562-16213. Courante * 2'054. Psalm 23 ** 2'425. Volte * 2'47* from the Edward Herbert Lute book** from the Thysius Lute bookJoachim van den Hove 1567-16206. Praeludium * 2'427. Allemande Monsieur ** 1'388. Pavane ** 2'419. Susanneken ** 1'0510. Chanson Flameng *2'0211. Orlando Chanson Englese ** 2'05* from Delitiae musicae (1612)** from Florida (1601)Gregor Huwet c.1550-c.161612. Fantasia 5'11from Varietie of lute lessons (1610)Adrianus Valerius c.1570-162513. Engels Malsims 1'5714. Mrs. Mary Hofmans Almand 1'38from Nederlandtsche Gedenck-clanck (1626)Nicolas Vallet c.1585-165015. Prélude * 1'1816. Fantaisie La Mendiante * 4'2517. Carillon de village ** 2'0118. Pazzemezzo d'Italie & Gaillarde ** 3'0119. Soet Robbert * 3'1820. Onder de linde groene * 3'5321. Les pantalons * 4'07* from Le secret des muses (1615)** from La seconde partie (1616)Toyohiko Satoh luteCompositions by Adriaensen, Van den Hove, Valerius and Huwet:Eight-course Renaissance lute by Richard Berg (1987, Ottawa, Canada) based on a model by Wendelin Venere(Venice, c.1600)Compositions by Sweelinck and Vallet: Ten-course Renaissance lute by Kazuo Sato (Saarland, Germany) based on a model by Hans Frei (Bologna, 16th century) Recording: 27-28 November 1990, Netherlands Reformed Church, Bennebroek, the Netherlands

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