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マリピエロ:英雄の交響曲/ディテュランボスの悲劇 他

NAXOSマリピエロ:英雄の交響曲/ディテュランボスの悲劇 他

曲目・内容1.英雄交響曲(1905)2.ディテュランボスの悲劇(1917)3.アルメニア(1917)4.グロテスク(1918)5.「墓」より(1904)1.2.3.5…世界初録音アーティスト(演奏・出演)テッサローニキ州立交響楽団アモーリ・ドゥ・クルーセル指揮レコーディング2012年6月25-30日、7月2-3日ギリシャ テッサローニキ、アリストテレス大学コンサートホール商品番号:8.572766マリピエロ(1882-1973):英雄の交響ディテュランボスの悲劇 他 [テッサローニキ州立響/クルーセル] MALIPIERO, G.F.: Sinfonia degli eroi / Dai sepolcri / Ditirambo tragico (Thessaloniki State Symphony, Closel)CD 発売日:2015年06月24日 NMLアルバム番号:8.572766 NAXOS[8.572...]4曲の世界初録音を含むこのマリピエロ(1882-1973)の作品集は、どれもが興味深い音色に満ち溢れています。ただ、もし彼が現在生きていたとしたら、私たちがこれらの録音を聴く事を防ごうとしたかもしれません。晩年の彼は「初期の作品のほとんどは破壊された」と称し、実際にはそれらを地下室の箱に隠していました(死後に発見)。そんな自己評価の厳しかったこれらの作品ですが、重々しい雰囲気を持つ「英雄交響曲」と「墓より」やアルメニアの旋律をふんだんに用いた「アルメニア」、破壊的な「グロテスク」ちょっとストラヴィンスキー的な味わいもある「ディテュランボスの悲劇」と、創意工夫の見られる面白いものばかりです。最近、復興著しいNAXOS「イタリア近代の音楽集」にまた新たな名演が加わりました。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)G.F.マリピエロ

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【輸入盤】 Saint-Saens サン=サーンス / 交響曲第3番『オルガン付き』、バッカナール、死の舞踏、他 バレンボイム&シカゴ響、リテーズ(org)、パリ管 【CD】

【輸入盤】 Saint-Saens サン=サーンス / 交響曲第3番『オルガン付き』、バッカナール、死の舞踏、他 バレンボイム&シカゴ響、リテーズ(org)、パリ管 【CD】

出荷目安の詳細はこちら商品説明バレンボイム&シカゴ響/サン=サーンス:『オルガン付き』 『オルガン付き』は、当時まだ33歳だったバレンボイムの果敢な表現意欲に驚かされる演奏。清浄なアダージョ部分にさえ張り詰めた気迫を感じさせるアプローチは常に緊張感にあふれ、それだけに終楽章で一気に解放される爆発的な高揚が比類がなく、シャルトル大聖堂で別収録されたオルガンの荘厳なサウンドと相まって輝かしい効果を上げています。シカゴ響の強大なパワーには心底驚かされますが、背景にあるのはやはり当時のバレンボイムならではの劇的なものや壮大なものへの希求の強さにあるとみるべきでしょう。そういえばバレンボイムは、同じ頃にパリ管を指揮したベルリオーズのレクイエム(廃盤)でも壮大なフォルムの中に恐るべきエネルギーを感じさせる凄みのある演奏を録音していましたし、幻想交響曲(廃盤)でも、後年の2度の再録音とは別人のようなグロテスクな迫力を秘めた聴きごたえある音楽を聴かせていたものです。 組み合わせは、人気曲『バッカナール』と、『ノアの洪水』の前奏曲、『死の舞踏』というもので、こちらはパリ管の色彩豊かな響きが楽しめる内容となっています。サン=サーンス(1)交響曲 第3番『オルガン付き』(2)歌劇『サムソンとデリラ』~「バッカナール」(3)オラトリオ『ノアの洪水』 作品45~前奏曲(4)交響詩『死の舞踏』 作品40 ガストン・リテーズ(オルガン(1)) ルーベン・ヨルダノフ(ヴァイオリン(4)) シカゴ交響楽団((1)) パリ管弦楽団((2)(3)(4)) 指揮:ダニエル・バレンボイム 録音:1975年5月 シカゴ、6月 シャルトル、1978年7月、1981年10月 パリ曲目リストDisc11.Litaize, Gaston - Sinfonie Nr. 3 C-moll Op. 78 Or/2.1. Adagio. Allegro Moderato. Poco Adagio/3.2. Allegro Moderato. Presto/4.3. Maestoso. Allegro/5.Barenboim, Daniel - Samson Et Dalila Op. 47/6.Bacchanale/7.Moglia, Alain - Le Deluge Op. 45/8.Prelude. Adagio - Andante Sostnuto - Andantino/9.Yordanoff, Luben - Danse Macabre Op. 40

1923 円 (税込 / 送料別)

ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー:ピアノ作品全集

【ナクソス・ミュージックストア】ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー:ピアノ作品全集

曲目・内容1-8.ソナタ・アパッショナータ Op.6(1933)9.10.3つのピアノ小品より(1935)第1番:前奏曲第2番:カニのキャノン11.グロテスクなパッサカリア(1935)12-16.ピアノのための5つのコンポジション(1931-32)MaestosoCantabile-moderatoAndante con motoTempo di menuettoAlla marcia funebre17-20.4月の前奏曲 Op.13(1937)Allegro ma non troppoAndanteAndante sempliceVivo21-26.サンテティエンヌ・デュ・モン教会の鐘による変奏曲 Op.16(1838)主題と第1変奏 Piu vivo第2変奏 Allegretto第3変奏 Lento, ma non troppo第4変奏 Quasi etude - vivo第5変奏 Choral第6変奏 Allegro e coda27.ピアノのための舞曲(1940 未出版・・・ジョルジオ・コウクルによる補筆復刻版)28.29.2つの花束(1935)スミレの小さな花束秋の葉30.小さな歌(1936)31.オスティナート・フォックス(1937)32.祝祭ファンファーレ(1940)27-29.31.32・・・世界初録音アーティスト(演奏・出演)ジョルジオ・コウクル(ピアノ)レコーディング2016年1月5日・・・1-7.9.10.12-26.28-312016年3月25日・・・8.11.27.32Conservatorio Lugano商品番号:GP708カプラーロヴァー(1915-1940):ピアノ作品全集 [コウクル] KAPRÁLOVÁ, V.: Piano Music (Complete) (Koukl)CD 発売日:2017年02月24日 NMLアルバム番号:GP708 GRAND PIANO1915年、当時オーストリア=ハンガリー帝国領であったブルノ(現在はチェコ共和国)に生まれたカプラーロヴァー。幼い頃より音楽の才能を発揮し、9歳で作曲を始めるなど天才少女として注目されました。ブルノ音楽院からプラハ音楽院に進み、ターリヒとノヴァークに師事、22歳で奨学金を獲得し、パリのエコールノルマル音楽院に留学します。パリを拠点としていた同郷のマルティヌーに師事した彼女の作品はヨーロッパ中で注目を集め、チェコだけでなくロンドンでも演奏され、数々の賞を受賞するなど将来を嘱望されます。しかし、1940年に病を得て、たった25歳の生涯を疎開先のモンペリエで閉じてしまいました。このアルバムでは、若々しいエネルギーを発散する初期の「コンポジション」から、出版されることのなかった未完の作品「舞曲」まで、短い人生を駆け抜けた女性作曲家によるピアノ作品の全容を知ることができます。演奏しているのはカプラーロヴァーの師、マルティヌーのピアノ曲全集をリリースしたコウクルです。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)カプラロヴァ

1950 円 (税込 / 送料別)

ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ/ドビュッシー:おもちゃ箱

Seattle Symphonyストラヴィンスキー:ペトルーシュカ/ドビュッシー:おもちゃ箱

曲目・内容ストラヴィンスキー(1882-1971)1-4.バレエ音楽ペトルーシュカ(1947年版)第1部:謝肉祭の市第2部:ペトルーシュカの部屋第3部:ムーア人の部屋第4部:謝肉祭の市(夕景)ドビュッシー(1862-1918)5-10.おもちゃ箱(A.カプレによる管弦楽編)前奏曲:おもちゃ箱の目覚め第1場:おもちゃ箱第2場:戦いの広場第3場:売りに出た羊小屋第4場:財産ができてからエピローグアーティスト(演奏・出演)キンバリー・ラス(ピアノ)シアトル交響楽団ルドヴィク・モルロー指揮レコーディングS.Mark Taper Foundation Auditorium, Benaroya, Seattle, Washington2014年6月19・21日・・・1-42015年9月25日、10月2日、2016年2月5日・・・5-10商品番号:SSM-1010ストラヴィンスキー(1882-1971):ペトルーシュカドビュッシー(1862-1918):おもちゃ箱 [シアトル響/モルロー] STRAVINSKY, I.: Petrushka (1947 version) / DEBUSSY, C.: La boîte à joujoux (Seattle Symphony, Morlot)CD 発売日:2017年04月21日 NMLアルバム番号:SSM1010 Seattle Symphony Mediaルドヴィク・モルローによる20世紀初頭のロシアとフランス、対照的な2作のバレエ音楽。1910年から11年に作曲された「ペトルーシュカ」は内容のグロテスクさで聴衆たちを混乱に陥れた作品。また、ストラヴィンスキーの着想時にはピアノ協奏曲として構想されたため、ピアノが華々しく活躍します。対する「おもちゃ箱」は1913年にドビュッシーが娘エンマのために作曲した組曲。ピアノ曲として完成した後、ドビュッシーはカプレとともに管弦楽版の編曲を始めたものの、途中、1918年に病を得てこの世を去ってしまったため、残りはカプレが引き継いで管弦楽版を完成させました。バレエとしては1919年に初演。こちらは愛らしい曲調で、刺激的な部分は全くありません。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ストラヴィンスキードビュッシー

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ヴァインベルク:交響曲 第18番&トランペット協奏曲

NAXOSヴァインベルク:交響曲 第18番&トランペット協奏曲

曲目・内容1-3.トランペット協奏曲 Op.94(1966-1967)第1楽章:エチュード第2楽章:エピソード第3楽章:ファンファーレ4-7.交響曲 第18番「戦争、これより残酷な言葉はない」Op.138(1982-1984)第1楽章:Adagio. Allegro-第2楽章:彼は大地に埋葬された第3楽章:私の小さなベリー、あなたは私の心の痛みを知らない第4楽章:戦争、これより残酷な言葉はないアーティスト(演奏・出演)アンドリュー・バリオ(トランペット)…1-3サンクトペテルブルク室内合唱団…5-7タティアナ・ペレヴヤズキナ(ソプラノ)…5-7エカテリーナ・シクノヴァ(アルト)…5-7ウラディーミル・ドブロホウスキー(テノール)…5-7ザハール・シクノフ(バリトン)…5-7サンクトペテルブルク交響楽団ウラディーミル・ランデ指揮レコーディング2010年1月9-11日…1-32012年12月29-30日2013年1月9-11日…4-7ロシア サンクトペテルブルク、聖カタリナ・ルター派教会 レコーディング・スタジオ商品番号:8.573190ヴァインベルク(1919-1996):交響曲 第18番「戦争、これより残酷な言葉はない」トランペット協奏曲 [バリオ/サンクトペテルブルク室内合唱団/サンクトペテルブルク響/ランデ] WEINBERG, M.: Symphony No. 18 / Trumpet Concerto (Balio, St. Petersburg Chamber Choir, St. Petersburg State Symphony Orchestra, V. Lande)CD ■交響曲/管弦楽曲発売日:2014年06月25日 NMLアルバム番号:8.573190 NAXOS[8.573...]ヴァインベルク(1919-1996)の晩年の最も重要なプロジェクトの中に「第二次世界大戦を振り返る」というものがあります。これで生まれたのがは、交響曲第17番「記憶」と、この第18番、そして第19番「輝かしき五月」という3つの交響曲です。この第18番も、タイトル通りの反戦意識に彩られたもので、ソ連の詩人、セルゲイ・オルロフとアレクサンドル・トアルドフスキーの詩、そして民謡に由来するテキストが用いられた、声楽付きの一種のオラトリオとなっています。各々の詩は強い悲しみと怒りを孕み、全ての人に大いなる問題を突きつけます。ただ、いつものように、ここでも決してヴァインベルクは聴き手を冷たく突き放すことはなく、どこか希望が持てる音楽となっているところに救いがあるのかもしれません。トランペット協奏曲はもっと早い時期に書かれたもので、初演は名手ティモフェイ・ドクシチェルと、キリル・コンドラシンが指揮するモスクワ・フィルによって1968年1月6日に行われました。この当時心酔していたショスタコーヴィチの影響が強く感じられる冷笑やグロテスクなパッセージが至るところに散りばめられた興味深い作品で、ヴァインベルク入門としても、オススメできる逸品です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヴァインベルク

1900 円 (税込 / 送料別)

2004年 ザルツブルク音楽祭 コルンゴルト作品集

【ナクソス・ミュージックストア】2004年 ザルツブルク音楽祭 コルンゴルト作品集

曲目・内容1-3.ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35第1楽章:Moderato nobile第2楽章:Romance. Andante第3楽章:Finale. Allegro assai vivaceベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)小澤征爾 指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 録音 2004年7月24日 祝祭大劇場4.歌劇《ヘリアーネの奇跡》Op.20 - ヘリアーネの歌 (ヴァイオリンとピアノ編)6-8.組曲「空騒ぎ」Op.11 5.花嫁の部屋の乙女ドグベリーとヴァージェス庭園の情景仮面舞踏会ダヴィッド・フリューヴィルト(ヴァイオリン)ヘンリー・ジークフリートソン(ピアノ)…4-8録音 2004年8月1日 モーツァルテウム9-13.組曲 Op.23(2台のヴァイオリン、チェロ、左手ピアノのための)前奏曲とフーガワルツ グロテスク 歌 ロンド - 終曲ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)ハンナ・ヴァインマイスター(ヴァイオリン)クヴィリーネ・フィールゼン(チェロ) ジルケ・アヴェンハウス(ピアノ)録音 2004年8月12日 モーツァルテウム商品番号:OC5372004年 ザルツブルク音楽祭コルンゴルト(1897-1957):作品集 [シュミット/フリューヴィルト/ヴァインマイスター/シーグフリードソン/小澤征爾] KORNGOLD, E.W.: Violin Concerto / 4 Pieces from Much Ado about Nothing / Suite, Op. 23 (B. Schmid, Frühwirth, Weinmeister, Sigfridson, Seiji Ozawa)CD 発売日:2018年06月15日 NMLアルバム番号:OC537 Oehms Classics2004年のザルツブルク音楽祭のライブ録音。ベンヤミン・シュミットと小澤征爾のコラボレーションから生まれた極上のコルンゴルト。このアルバムは長らく生産中止となっていましたが、ようやく再プレスが完了しました。ハイフェッツのために書かれ初演されたコルンゴルトのヴァイオリン協奏曲は、ハイフェッツ以後のヴァイオリニストの重要な協奏曲レパートリーとなっています。ここでシュミットは、後期ロマン派音楽で抜群の能力を発揮する小澤と、国立歌劇場のピットでオペラ『死の都』などの演奏でコルンゴルトの音楽を知り尽くしているウィーン・フィルの最高のサポートに支えられ、理想的な名演を繰り広げています。また、2つの組曲もコルンゴルトを知るための絶好の作品。世紀末ウィーンの香りを色濃く漂わせています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)コルンゴルト

2025 円 (税込 / 送料別)

ラヴェル:ピアノ作品集

【ナクソス・ミュージックストア】ラヴェル:ピアノ作品集

曲目・内容1-9.ピアノのための組曲「ダフニスとクロエ」(I.ペトラウスカイテによるピアノ編)[世界初録音]Danse religieuse - 宗教的な踊りDanse générale - 全員の踊りDanse grotesque de Dorcon - ドルコンのグロテスクな踊りDanse gracieuse et légère de Daphnis - ダフニスの優しく軽やかな踊りLyceion entre; Lyceion danse - リュセイヨンの登場:リュセイヨンの踊りModéré (Nocturne) - 中庸に(夜想曲)Même mouvement (Interlude); Danse guerrière - 同じ動きで(間奏曲):戦いの踊りDanse suppliante de Chloé - クロエの哀願の踊りScène de Daphnis et Chloé - ダフニスとクロエの情景10.古風なメヌエット(1895)11.ハイドンの名によるメヌエット(1909)12.鏡 - 第3曲「海原の小舟」(1904-1905)13.ボロディン風に(1913)14.シャブリエ風に:グノーのファウストのメロディーによるパラフレーズ(1913)15.ラ・ヴァルス(1919-1920)アーティスト(演奏・出演)インドレ・ペトラウスカイテ(ピアノ)レコーディング2017年7月18日、8月21・22日Kaunas State Philharmonic Hall, Kaunas, Lithuania商品番号:TOCC-508ラヴェル(1875-1937):ピアノ作品集ピアノのための組曲「ダフニスとクロエ」ハイドンの名によるメヌエットボロディン風に/シャブリエ風に/ラ・ヴァルス 他 [インドレ・ペトラウスカイテ] RAVEL, M.: Piano Music - Daphnis et Chloé / Menuet sur le nom d'Haydn / À la manière de Borodine / À la manière de Chabrier / La valse (Petrauskaitė)CD 発売日:2018年11月30日 NMLアルバム番号:TOCC0508 Toccata Classics珍しいレパートリーを積極的に録音するTOCCATAレーベルとしては「例外的な」ラヴェルのピアノ作品集。もちろん通常の作品集ではなく、ピアノ版「ダフニスとクロエ」組曲がアルバムの中心となっているのが特徴です。この曲はラヴェル自身によるピアノ版も存在しますが、ここではリトアニアのピアニスト、ペトラウスカイテ自身が編曲を行い、40分程度の組曲に仕立て上げました。オリジナルのスコアを尊重した編曲は、全てを多重録音なしで演奏でき、しかもラヴェル独特の色彩的な響きが保たれています。他の良く知られている作品も素晴らしい出来栄えです。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ラヴェル

2175 円 (税込 / 送料別)

【輸入盤】 Mahler マーラー / 交響曲第6番『悲劇的』 クーベリック & バイエルン放送響(1968 LIVE) 【CD】

【輸入盤】 Mahler マーラー / 交響曲第6番『悲劇的』 クーベリック & バイエルン放送響(1968 LIVE) 【CD】

出荷目安の詳細はこちら商品説明クーベリック/マーラー:交響曲第6番独アウディーテの「クーベリック・マーラー・ライヴ」第6弾。1968年の収録ながら大変に鮮明なステレオで、カウベルやハンマーなど打楽器群の活躍が目覚しいこの作品の音響的な面白さを十全に伝えます。この第6番は、伝統的な交響曲の枠組みの中に多種多様な要素を極限まで押し込んだ作品として知られ、そのためグロテスクにやろうと思えばいくらでもしようがあるということか、ここぞとばかり狂ったようにのた打ち回った演奏も少なくないのですが、クーベリックは音楽の無闇な肥大化を避け、複雑膨大な情報を壮烈なヒロイズムへと昇華させた、優れて格調高いアプローチを聴かせてくれます。こうした特質は同年にスタジオ収録されたDG盤とも共通しますが、実況とあってこちらは緩急の幅がより大きく、第1楽章では快速で知られるスタジオ盤を上回る猛進ぶりをみせる一方、アンダンテ楽章ではジックリと腰を据えて情緒を表出するなど、「ライヴのクーベリック」ならではの情動の深まりが大きな聴きどころとなっています。

2935 円 (税込 / 送料別)

【輸入盤】 Mahler マーラー / 交響曲第2番、第4番、第7番、第9番、大地の歌、歌曲集 オットー・クレンペラー&フィルハーモニア管弦楽団、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団、他(7CD) 【CD】

【輸入盤】 Mahler マーラー / 交響曲第2番、第4番、第7番、第9番、大地の歌、歌曲集 オットー・クレンペラー&フィルハーモニア管弦楽団、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団、他(7CD) 【CD】

出荷目安の詳細はこちら商品説明2023年リマスター音源クレンペラーの冷徹で厳しい解釈、極めて客観的なマーラー交響曲の名演オットー・クレンペラーは生涯の大半で、グスタフ・マーラーが書いたメモを持ち歩き、その中で作曲家は若きクレンペラーを「指揮者としてのキャリアを運命づけられた傑出した音楽家」と称賛しました。 著名な中ではワルターとならんで、マーラー直伝の指揮者としてリスナーから絶大な支持を得てきました。しかしながらその作風はワルターとは正反対であり マーラーに私淑したクレンペラーにとって、彼の作品は重要なレパートリーとなりましたが、すべての交響曲は演奏しませんでした。煩雑な演出や主観的な感情表現を拒否した冷徹で厳しい解釈が特徴となっており、極めて客観的な交響作品として扱ったクレンペラーのマーラー演奏です。 オリジナル・マスターテープより2023年「Art & Son Studio」において新たに24bit/192kHzでリマスターされた音源を使用したボックスです。※歌詞対訳は付属しません。(輸入元情報)【クレンペラーのマーラー】1905年、クレンペラーがまだかけだしだった頃、『復活』の初演指揮者でもあるオスカー・フリート[1871-1941]の演奏会の際、舞台裏アンサンブルの指揮をまかされたことがあります。リハーサルに現われたマーラー本人に、クレンペラーは自分が受け持った部分に満足しているか尋ねにいきました。ところが「まったく最低だ。あまりにうるさすぎる!」との答え。「しかし楽譜には“非常に高らかに”とある」とのクレンペラーの反論に対し、マーラーはこう答えました。「その通りだ。しかし、遠くかなたからだ。」クレンペラーはこの言葉を心に刻み、実際の演奏会では非常に柔らかく聴こえるよう努力しました。演奏会後、楽屋にやってきたマーラーは、クレンペラーを見つけて手を握り「素晴らしかった」と褒め称えました。クレンペラーいわく「それがどんなに嬉しかったか!」。それを機にマーラーとの親交が始まったクレンペラーは、ほどなくマーラーの推薦状を得てプラハのドイツ歌劇場の指揮者に就任、以後、実力を発揮する大きなきっかけを与えられることとなりました。 そんな具合にマーラーに大恩あるクレンペラーですが、20世紀作品の紹介に熱心だったこともあってか、同じくマーラーの弟子だったブルーノ・ワルターとは、師の作品への好みや解釈もずいぶん違ったものになっていました。 クレンペラーもワルターも、マーラー自身のリハーサルや本番を見ていたせいか、楽譜上の執拗なまでの但し書きにはあまりこだわらなかった点では共通していますが、クレンペラーはワルターほど情感表現には重きを置かず、きわめてシンフォニックなスタイルで一貫していたのが特徴的。 フレーズに過剰な気持ちを込めることなく、あくまでも全体構成の一部として機能させながら、独特のパースペクティヴと細部情報の実在感を生み出すクレンペラーのマーラーからは、最期まで交響曲という伝統的な表現様式にこだわったマーラーの本音が見えてくるようでもあります。【交響曲第2番】マーラーとの出会いのきっかけともなったこの作品をクレンペラーは大切にし、戦後、各地で何度もとりあげていました。それらの多くは評判となり、これまでに計8種類もの音源がリリースされていますが、中でもこのEMIへのセッション録音は、充実した内容もあってすでに名盤として高い評価を得ています。 第1楽章は冒頭から気迫に満ち、執拗なまでのコントラバスへのこだわりが有無を言わせぬ迫力を生み出す第1主題部を形成、第2主題部では無用な感傷を排して透明な美感を表出し、それらの明確なコントラストとリズム処理により、推進力に富む力強い音楽を展開。一方、第2楽章では、後半、ピツィカートに導かれる叙情的な部分でのあたたかな音楽にクレンペラーの作品への愛情が感じられるほか、錯綜としがちな長大な第5楽章では、骨太な表現で一貫、シンフォニックなまとまりの良さで作品を見事に仕上げています。【交響曲第4番】同じく弟子だったワルターは、第4番でも情緒纏綿とした表情を湛えた美演を聴かせていましたが、クレンペラーの場合は、第1楽章はどこまでも巨大で立体的で奥深く、第2楽章はまるで抽象化された戯画のようにグロテスクだったりユーモラスだったり懐かしかったり。続く第3楽章ではしっかりとした足取りで歩む人の覚醒した意識を示すかのようで、自然や世界の脅威描写も確実に受けとめられます。第4楽章ではシュワルツコップが雄弁に天上の生活を歌い上げており、その表情の過剰さがシニカルな作品の視点にふさわしく、「地上には天上の音楽と比較できるものは何もない...」と歌われるコーダでの陶然とするばかりの美しさとのコントラストも強烈です。【交響曲第7番】マニアには有名な問題演奏(?)で、第1楽章冒頭と第5楽章冒頭のトレモロが克明に聴こえる点に象徴されるように、とにかくどこまでも“見える(聴こえる)”演奏になっているのがポイント。 良心的な指揮者たちがあれほど追いかけるのに必死になる執拗なまでの表情指定もおおむねオミットしてしまう図々しさは、マーラー自身のリハーサルに立ち会ったという自信の表明なのでしょうか? 賛否両論まっぷたつの問題演奏ではありますが、第7交響曲に興味を持つ聴き手にとっては避けて通れない刺激に富んだ内容を持っていることは間違いなく、感情重視のマーラー指揮者の演奏からは絶対に聴き取れないユニークなフォルムの美学が、初演時のシェーンベルクの感想に思いを馳せさせてくれます。 なお、この年のクレンペラーは精力的に活動しており、2月と3月にはワーグナーの『さまよえるオランダ人』全曲をセッション・レコーディングして演奏会形式でも上演、5月と6月にはウィーン・フィルの連続演奏会に出演して数多くの作品を指揮、8月の終わりにはエジンバラ音楽祭でマーラーの9番を指揮、10月にはシューマンの2番やベートーヴェンの7番ほかをレコーディングと、意欲にあふれた年でもあったようです。【交響曲第9番】クレンペラー自身がマーラー随一の傑作と讃える作品の非常に優れた演奏で、マニア筋からは叙事詩的名盤として長く絶賛されてきました。 感情に流されることなく巨大な構造を次々に明らかにしてゆく第1楽章のアプローチには実にみごとなものがあり、第2楽章のパロディ表現、第3楽章の皮肉な感触、第4楽章アダージョでの深い静けさをたたえた気品ある表現が、忘れ難い感銘を与えてくれます。第2ヴァイオリン右側の「対向配置」も実に効果的です。【大地の歌】クレンペラーのマーラーを代表する素晴らしい演奏。交響曲でありながら歌曲的性格も濃厚というこの複合的作品に対し、きわめてシンフォニックなアプローチがおこなわれた見事な演奏であり、その荒々しいまでの厳しさは伝説的名演の名にふさわしいもの。 フリッツ・ヴンダーリヒとクリスタ・ルートヴィヒの歌唱も最高です。無用な感情移入をおこなわず、あくまでも明晰に高いテンションで歌われる彼らの歌唱パートは、その克明さゆえにオーケストラとの絡み具合も完璧であり、弱音部分ではまるで室内アンサンブルのような緊密な連携ぶりを聴かせています。 同じく弟子であったワルターの退廃的で甘美な演奏に対し、荒涼・殺伐といった精神風景に向き合った感すらあるクレンペラーの解釈は、その情報量の多さと立体感ゆえ、作品の複合的性格の浮き彫り具合でも異彩を放っています。【歌曲】『子供の不思議な角笛』から2曲と、『リュッケルト歌曲集』から3曲を収録。この5つの歌曲セッションの直後には名高い『大地の歌』の女声楽章が収録されており、そこでの歌唱と同じく、クリスタ・ルートヴィヒの歌唱は実に素晴らしいもので、ほの暗い声が作品それぞれの世界を美しく描きあげているのが印象的。クレンペラーによる伴奏も情報量の多い立派なもので、歌と一体になった表現力がさすがです。(HMV)【収録情報】Disc1● マーラー:交響曲第2番ハ短調『復活』 エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ) ヒルデ・レッセル=マイダン(メゾ・ソプラノ) フィルハーモニア管弦楽団&合唱団 オットー・クレンペラー(指揮) 録音:22-24.XI.1961 & 15,24.III.1962, Kingsway Hall, London (Stereo)Disc2● マーラー:交響曲第4番ト長調 エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ) フィルハーモニア管弦楽団 オットー・クレンペラー(指揮) 録音:6-8,10 & 25.IV.1961, Kingsway Hall, London (Stereo)Disc3-4● マーラー:交響曲第7番ホ短調 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 オットー・クレンペラー(指揮) 録音:18-21 and 24-28.IX.1968, Kingsway Hall, London (Stereo)Disc5-6● マーラー:交響曲第9番ニ短調 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 オットー・クレンペラー(指揮) 録音:15-18 & 21-24.II.1967, Kingsway Hall, London (Stereo)● マーラー:リュッケルト歌曲集~『私はこの世に忘れられ』● マーラー:リュッケルト歌曲集~『真夜中に』● マーラー:子供の魔法の角笛~『うき世の暮らし』 ● マーラー:リュッケルト歌曲集~『私は快い香りを吸いこんだ』● マーラー:子供の魔法の角笛~『美しいトランペットの鳴りわたるところ』 クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ) フィルハーモニア管弦楽団 オットー・クレンペラー(指揮) 録音:21-23.III.1962, 17-19.II.1964, Kingsway Hall, London (Stereo)Disc7● マーラー:大地の歌 クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ) フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール) フィルハーモニア管弦楽団/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 オットー・クレンペラー(指揮) 録音: 19-22.II.1964, Kingsway Hall, London 7-8.XI.1964 (Wunderlich) and 6-9.VII.1966 (Ludwig), No.1 Studio, Abbey Road, London (Stereo) 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション) 2023 Remaster

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Mahler マーラー / 交響曲第4番 クレンペラー&フィルハーモニア管弦楽団、シュヴァルツコップ 【CD】

Mahler マーラー / 交響曲第4番 クレンペラー&フィルハーモニア管弦楽団、シュヴァルツコップ 【CD】

出荷目安の詳細はこちら商品説明クレンペラー/マーラー:交響曲第4番同じく弟子だったワルターは、第4番でも情緒纏綿とした表情を湛えた美演を聴かせていましたが、クレンペラーの場合は、第1楽章はどこまでも巨大で立体的で奥深く、第2楽章はまるで抽象化された戯画のようにグロテスクだったりユーモラスだったり懐かしかったり。続く第3楽章ではしっかりとした足取りで歩む人の覚醒した意識を示すかのようで、自然や世界の脅威描写も確実に受けとめられます。第4楽章ではシュワルツコップが雄弁に天上の生活を歌い上げており、その表情の過剰さがシニカルな作品の視点にふさわしく、「地上には天上の音楽と比較できるものは何もない...」と歌われるコーダでの陶然とするばかりの美しさとのコントラストも強烈です。(HMV)【収録情報】● マーラー:交響曲第4番ト長調 エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ) フィルハーモニア管弦楽団 オットー・クレンペラー(指揮) 録音時期:1961年4月 録音場所:ロンドン、キングズウェイ・ホール 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション) 2012年リマスター音源使用【クラシック・マスターズ】大好評のクラシック・マスターズ続編発売!今回も、旧EMIクラシックスの国内盤、輸入盤の実績&人気上位アイテムの中から100タイトル・セレクト。名盤中の名盤を厳選し、世界一流のアーティスト陣によるラインナップ!アナログ音源については、アビー・ロード・スタジオほか海外スタジオによる、アナログ・マスターからの最新リマスター音源を使用。フロントカヴァーはオリジナル発売海外カヴァーデザインを多数使用。声楽入り作品は歌詞対訳付(Warner Classics)曲目リストDisc11.交響曲 第4番 ト長調 第1楽章:慎重に、急がずに/2.交響曲 第4番 ト長調 第2楽章:ゆったりとした動きで。あわてずに/3.交響曲 第4番 ト長調 第3楽章:平穏に (ポコ・アダージョ)/4.交響曲 第4番 ト長調 第4楽章:くつろいで

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Tchaikovsky チャイコフスキー / チャイコフスキー: 交響曲第6番『悲愴』、ムソルグスキー: 禿山の一夜 アントン・ナヌート & スロヴェニア放送交響楽団 【CD】

Tchaikovsky チャイコフスキー / チャイコフスキー: 交響曲第6番『悲愴』、ムソルグスキー: 禿山の一夜 アントン・ナヌート & スロヴェニア放送交響楽団 【CD】

出荷目安の詳細はこちら商品説明チャイコフスキー:交響曲第6番『悲愴』(2012)、ムソルグスキー:禿山の一夜(1999)アントン・ナヌート&スロヴェニア放送交響楽団謎の指揮者として存在すらも怪しまれたナヌート。しかし日本では紀尾井シンフォニエッタへの3度の客演で幻どころか今や最後の巨匠と呼んでも過言ではないほど骨太の名演で大評判を得ました。1932年にスロヴァニアのゴリツァ出身、第2次大戦時はイタリア領となった土地で、イタリア語で若年の教育を受けました。バレエ、オペラの指揮から交響楽団の指揮に進んだ典型的な叩上げタイプ。一つのオーケストラと長く仕事をする土地に同化した指揮者です。野武士の風格とでも呼びたいゴツゴツとした風格あふれる名指揮者です。ナヌートは「尊敬する指揮者は?」という問いに、ワルターとマタチッチを挙げます。手触りの粗いゴツゴツした構えの音楽づくりはなるほどマタチッチとの共通項もあります。(ライナーノートより)2012年9月、ナヌートは80才を祝うコンサートを行った。その直後に行われたスタジオ・セッション録音である。コンサートでも演奏された「悲愴」交響曲は、正にナヌート畢生の名演奏と言えよう。まるでライヴ録音のような高揚感が漲っている。第1楽章が20分を超える。目一杯遅い。ここでナヌートは十分な感情移入をしてみせる。冒頭の低弦の神経の張り詰めた、しかし絶望感の漂い方、ここは凄い。ヴァイオリンなどまるで人の声の様に切実である。 日本語・英語解説付。(輸入元情報)【収録情報】1. チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 op.74『悲愴』2. ムソルグスキー/リムスキー=コルサコフ編:交響詩『禿山の一夜』 スロヴェニア放送交響楽団 アントン・ナヌート(指揮) 録音時期:2012年10月4日(1)、1999年5月17日(2) 録音場所:スロヴェニア 録音方式:ステレオ(セッション:1 ライヴ:2)【評論家レビュー】連載 許光俊の言いたい放題 第255回『去る人、来る人』より 意外な人が意外な脚光を浴びるものである。 たとえば、アントン・ナヌート。CD普及期に「ナヌット」の表記で大量に廉価盤が発売された指揮者。そのころの演奏は話題にもならなかった。もっぱらスロヴェニアで仕事をしているらしかったが、来日するまでは実在するかもわからない謎の指揮者だった。 しかし、昨今、この人に心酔する人がいるのだ。特にナマがすばらしかったと。 ほんとかね、そう疑わしい気持ちで聴き始めた「悲愴」は確かによかったのだ。 第1楽章は20分を超える。しかし、おれは遅いテンポでやるぞという自意識などまったくない。淡々とすんなり。大きく息を吐いて吸って・・・という、せっかち系・あおり系チャイコ演奏の対極。弦楽器は弓をいっぱいに使って歌う。むろんイタリア風になるはずもなくて、重心は低い。木管楽器のソロが、時々ドヴォルザークみたいな色になる。それはそれで美しい。総奏での雄大な、しかしどこか柔らかい響きが魅力的だ。 第2楽章もおおらかだ。私はティーレマンがこの楽章を指揮しているときに、この5拍子のワルツがなんと優雅かつグロテスクであるかを教えられて慄然としたことがある。そんな特別な演奏ではない。ここの部分の転調はもうちょっと強調したほうが・・・とか思うところがないわけではない。よくも悪くも、楽譜に対して無防備なのだ。 こういう行き方だから、当然フィナーレがよい。これでもかと押し迫ってくるような強さはない。這いつくばるように絶望的なわけでもない。しみじみとやさしい。厚みはたっぷりあるが、決して量感を誇るようなことはない。低弦が的確に音楽の土台になっている。 なぜかはわからないが、私はこれまで聴いたどの演奏よりも、というより初めて、フィナーレとしてこんな楽章を書いてしまったチャイコフスキーの心境を想像させられた。こんな交響曲の常識から外れたフィナーレを思いついてしまったとき、彼はどんな気持ちになったのだろう。そして、それを本当に作ってしまったとき、紙に書きつけてしまったとき・・・。呆然としたのではないか。私が「悲愴」を初めて聴いたのは12歳のとき。それから40年して初めてそんなことを想像したのだ。 徹底的な解釈や練習の末にこんな演奏が生まれたわけではあるまい。どこかピントの甘いところがある。だけど、嫌な感じがしない。だって人間だもの、と鷹揚な気分にさせられる。皮肉ではないですよ。 不思議な演奏だ。これを私はもう5度は聴いた。圧倒的とか、必聴とか、刺激的とか、そういう言葉をかぶせるつもりは全然起きない。なのに、聴くと音楽を味わえる。 こういうのを昔どこかで聴いたっけと記憶の中をまさぐってみた。たとえば、コシュラーとスロヴァキア・フィルがそうだった。技量的には十分なハイクオリティに達していないところもある。が、聴いていて幸せな気持ちになる。間違っていない演奏を聴いたという満足感が残る。 とはいえ、もはやナヌートはこの世の人ではない。今年、2017年の1月に鬼籍に入っている。この「悲愴」は80歳記念で演奏されたものという。 もしかしたら、19世紀末にチャイコフスキーの頭の中で鳴った音楽は、こんな感じではなかったか。少なくとも彼がムラヴィンスキーやチェリビダッケのような「悲愴」を想像していたとは思えない。ああいう演奏は、演奏芸術の極致で、作曲家のイマジネーションとは別のところの問題である。(きょみつとし 音楽評論家、慶応大学教授)

2125 円 (税込 / 送料別)

【輸入盤】 Berlioz ベルリオーズ / 幻想交響曲 大野和士&東京都交響楽団 【CD】

【輸入盤】 Berlioz ベルリオーズ / 幻想交響曲 大野和士&東京都交響楽団 【CD】

出荷目安の詳細はこちら商品説明大野和士×都響、2019年『幻想』ライヴ内面の幻想を明瞭に描くことであきらかになる作曲家の情念特異な交響曲を丹念に歌い構築、オーケストラの醍醐味を堪能!東京都交響楽団と音楽監督・大野和士による「ALTUS」ライヴ・シリーズ、マーラー『巨人』に続く第2弾。ベルリオーズ没後150年にあたる2019年に演奏された『幻想交響曲』を収録しています。 壮麗な近代オーケストレーションの開祖的作品にして、狂気をはらんだ幻想性をもつ特異な交響曲。ベルリオーズの天才的なアイデアが満載のスコアを、大野は明瞭な響きではっきりと音楽化し、そのうえで熱のこもった歌として聴かせます。各奏者の美しくこまやかな動きからトゥッティの壮絶な強打まで、すべてが有機的につながり、大きな流れの上で凄味あふれるクライマックスを構築。オーケストラを聴く醍醐味そのもののような、聴き応えある名演奏です。「フィナーレも、そこに描かれているはずの一種グロテスクな地獄絵図そのものよりも、それを描きだしてしまう若い男の情念のほうに聴きての注意を向かせる。言い換えるなら、書き綴られた音符そのものではなく、それを透かして、それを書いた男の夢と欲望に歪んだ顔つきを見せてくれる。」~許 光俊氏の解説より(メーカー資料より)【収録情報】● ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14 東京都交響楽団 大野和士(指揮) 録音時期:2019年4月20日 録音場所:東京芸術劇場コンサートホール(第876回定期演奏会Cシリーズ) 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ) 国内製作・日本語帯・解説付き【大野和士】東京都交響楽団およびブリュッセル・フィルハーモニック音楽監督、新国立劇場オペラ芸術監督。1987年トスカニーニ国際指揮者コンクール優勝。これまでに、ザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督、東京都交響楽団指揮者、東京フィルハーモニー交響楽団常任指揮者(現・桂冠指揮者)、カールスルーエ・バーデン州立劇場音楽総監督、モネ劇場(ベルギー王立歌劇場)音楽監督、アルトゥーロ・トスカニーニ・フィル首席客演指揮者、フランス国立リヨン歌劇場首席指揮者、バルセロナ交響楽団音楽監督を歴任。 2019年、大野和士が発案した国際的なオペラ・プロジェクト「オペラ夏の祭典2019-20Japan? Tokyo?World」が大きな話題を集め、2019年『トゥーランドット』、2021年『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ともに絶賛を博した。また、新国立劇場では、2019年に西村 朗『紫苑物語』(世界初演)、2020年に藤倉 大『アルマゲドンの夢』(世界初演)、2021年にワーグナー『ワルキューレ』、ビゼー『カルメン』(新制作)、渋谷慶一郎『スーパーエンジェル』(世界初演)、2022年にドビュッシー『ペレアスとメリザンド』、ムソルグスキー『ボリス・ゴドゥノフ』を指揮、大きな話題を呼んだ。 大野は世界から引く手あまたの存在であり、これまでにボストン響、ロンドン響、ロンドン・フィル、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、フランクフルト放送響、パリ管、フランス放送フィル、スイス・ロマンド管、イスラエル・フィルなど主要オーケストラへ客演を重ね、「繊細な美しさ、満ちあふれる威厳、心を揺さぶる感動の渦に包まれた最高のコンサートをもたらした」と高い評価を受けている。またミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場、英国ロイヤル・オペラなど主要オペラハウスからも招かれ数々のプロダクションを指揮。リヨン国立歌劇場任期後には芸術文化勲章「オフィシエ」を受勲。その他、日本芸術院賞ならびに恩賜賞、サントリー音楽賞、朝日賞など受賞多数。紫綬褒章受章。文化功労者。(メーカー資料より)【東京都交響楽団】東京オリンピックの記念文化事業として1965年東京都が設立(略称:都響)。 現在、大野和士が音楽監督、アラン・ギルバートが首席客演指揮者、小泉和裕が終身名誉指揮者、エリアフ・インバルが桂冠指揮者を務めている。また、ソロ・コンサートマスターを矢部達哉、四方恭子、コンサートマスターを山本友重が務めている。 東京文化会館、サントリーホール、東京芸術劇場での定期演奏会を中心に、小中学生への音楽鑑賞教室、青少年への音楽普及プログラム、多摩・島しょ地域での出張演奏、ハンディキャップを持つ方のための「ふれあいコンサート」や福祉施設での訪問演奏のほか、2018年からは、誰もが音楽の楽しさを体感・表現できる“サラダ音楽祭” を開催するなど、多彩な活動を展開。 CDリリースは、若杉 弘、ガリー・ベルティーニ、エリアフ・インバルによる各『マーラー交響曲集』のほか、武満 徹作品集などの現代日本管弦楽曲、交響組曲『ドラゴンクエスト』(全シリーズ)や『Fate/Grand Order』などのゲーム音楽まで多岐にわたる。受賞歴に、「京都音楽賞大賞」(第6回)、インバル指揮「ショスタコーヴィチ:交響曲第4番」でレコード・アカデミー賞〈交響曲部門〉(第50回)、「インバル=都響 新・マーラー・ツィクルス」で〈特別部門:特別賞〉(第53回)など。 「首都東京の音楽大使」たる役割を担い、これまで欧米やアジアで公演を成功させ、国際的な評価を得ている。2021年7月に開催された東京2020オリンピック競技大会開会式では、『オリンピック讃歌』の演奏(大野和士指揮/録音)を務めた。(メーカー資料より)曲目リストDisc11.幻想交響曲 Op.14 I.Reveries: Largo - Passions: Allegro agitato e appassionato assai/2.幻想交響曲 Op.14 II.Un Bal (Valse): Allegro non troppo/3.幻想交響曲 Op.14 III.Scene aux Champs: Adagio/4.幻想交響曲 Op.14 IV.Marche au Supplice: Allegretto non troppo/5.幻想交響曲 Op.14 V.Songe d'une Nuit du Sabbat: Larghetto - Allegro

3846 円 (税込 / 送料別)

【送料無料】インバル85周年記念BOX ラヴェル/管弦楽曲集/エリアフ・インバル,フランクフルト放送交響楽団[HQCD]【返品種別A】

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品 番:COCQ-85569/72発売日:2021年11月24日発売出荷目安:1~2日□「返品種別」について詳しくはこちら□1987~8年 ラジオ・フランス スタジオ104品 番:COCQ-85569/72発売日:2021年11月24日発売出荷目安:1~2日□「返品種別」について詳しくはこちら□CDアルバム交響曲発売元:日本コロムビアUHQCD巨匠インバルの名作をUHQCDの高音質で初BOX化。・エリアフ・インバルの生誕85周年。マーラー交響曲全集の世界的大ヒット以来、DENONクラシックの中核をなす指揮者として長らく貢献をしてきたインバルの過去作品をBOX化。マーラーに続いて録音されたラヴェルの管弦楽作品集とベルリオーズの作品集成の2タイトルを発売します。 (C)RS収録情報《4枚組 収録数:65曲》DISC1 1.ボレロ《1987~8年 ラジオ・フランス スタジオ104》 2.スペイン狂詩曲 I - 夜への前奏曲 3.スペイン狂詩曲 II - マラゲーニャ 4.スペイン狂詩曲 III - ハバネラ 5.スペイン狂詩曲 IV - フェリア 6.道化師の朝の歌 7.古風なメヌエット 8.ラ・ヴァルスDISC2 1.バレエ≪マ・メール・ロワ≫プレリュード 2.バレエ≪マ・メール・ロワ≫第1タブロー:つむぎ車のダンスと情景 3.バレエ≪マ・メール・ロワ≫第2タブロー:眠れる森の美女のパヴァーヌ 4.バレエ≪マ・メール・ロワ≫第3タブロー:美女と野獣の対話 5.バレエ≪マ・メール・ロワ≫第4タブロー:親指小僧 6.バレエ≪マ・メール・ロワ≫第5タブロー:中国人形たちの女帝、レドロネット 7.バレエ≪マ・メール・ロワ≫大団円:妖精たちの庭 8.≪クープランの墓≫-オーケストラ組曲 I プレリュード 9.≪クープランの墓≫-オーケストラ組曲 II フォルラーヌ 10.≪クープランの墓≫-オーケストラ組曲 III ムニュエ 11.≪クープランの墓≫-オーケストラ組曲 IV リゴードン 12.≪亡き王女のためのパヴァーヌ≫ 13.≪海原の小舟≫ 14.バレエ≪ジャンヌの扇≫-「ファンファーレ」DISC3 1.バレエ≪ダフニスとクロエ≫第1部 序奏と宗教的踊り 2.バレエ≪ダフニスとクロエ≫第1部 宗教的踊り 3.バレエ≪ダフニスとクロエ≫第1部(全員の踊り) 4.バレエ≪ダフニスとクロエ≫第1部 全員の踊り 5.バレエ≪ダフニスとクロエ≫第1部(ダフニスの踊り) 6.バレエ≪ダフニスとクロエ≫第1部 ドルコンのグロテスクな踊り 7.バレエ≪ダフニスとクロエ≫第1部 ダフニスの軽やかで優美な踊り 8.バレエ≪ダフニスとクロエ≫第1部(リセイオンの踊り) 9.バレエ≪ダフニスとクロエ≫第1部〔夜想曲〕 10.バレエ≪ダフニスとクロエ≫第1部(3人のニンフたちの踊り) 11.バレエ≪ダフニスとクロエ≫第1部〔間奏曲〕 12.バレエ≪ダフニスとクロエ≫第2部 13.バレエ≪ダフニスとクロエ≫第2部 戦いの踊り 14.バレエ≪ダフニスとクロエ≫第2部 クロエの哀願の踊り 15.バレエ≪ダフニスとクロエ≫第3部 16.バレエ≪ダフニスとクロエ≫第3部〔日の出〕 17.バレエ≪ダフニスとクロエ≫第3部〔無言劇〕 18.バレエ≪ダフニスとクロエ≫第3部〔全員の踊り〕DISC4 1.展覧会の絵 プロムナード 2.展覧会の絵 I - こびと 3.展覧会の絵 プロムナード 4.展覧会の絵 II - 古城 5.展覧会の絵 プロムナード 6.展覧会の絵 III - テュイルリーの庭 7.展覧会の絵 IV - ビドロ 8.展覧会の絵 プロムナード 9.展覧会の絵 V - たまごのからをつけたひなの踊り 10.展覧会の絵 VI - サミュル・ゴーデンベルクとシュミュイレその他

3349 円 (税込 / 送料込)

GRAND PIANOレーベル創立5周年記念アンソロジー GRAND PIANO THE KEY COLLECTION[3枚組]

【ナクソス・ミュージックストア】GRAND PIANOレーベル創立5周年記念アンソロジー GRAND PIANO THE KEY COLLECTION[3枚組]

曲目・内容Disc 1【18世紀と19世紀:古典派からロマン派へ】1.ネーフェ:ピアノ・ソナタ 第4番 ハ短調 - 第3楽章(1773)2.テュルク:12のソナタ第2巻より第2番 変ホ長調 - 第2楽章(1777)3.コジェルフ:ピアノ・ソナタ 第11番 変ホ長調 Op.10 - 1 - 第3楽章(1784)4.ヴァンハル:3つの新しいカプリース・ソナタ Op.31 - 2 ト短調 - 第3楽章(1780頃)5.ホフマイスター:ソナタ イ長調 - 第3楽章(1790)6.ベートーヴェン:4手のためのソナタ ニ長調 Op.6 - 第2楽章(1767)7.クラーマー:ピアノのための練習曲 第1集 Op.36 - 26 嬰ト短調(1804)8.ブゾーニ:クラーマーによる8つの練習曲 第5番 ハ長調(1897)9.シマノフスカ:18の舞曲 第7番 ワルツ 変ロ長調 (1800年以前)10.ヴォリシェク:ピアノ・ソナタ 変ロ短調 Op.20 - 第3楽章(1820頃)11.グリンカ:ロシア民謡による変奏曲(1826)12.ヘンゼルト:12の性格的練習曲 Op.2 - 6 嬰へ長調「もし私が鳥だったら」(1837 - 1838)13.サン=サーンス:バガテル Op.3 - 3(1855)14.バラキレフ:ピアノ・ソナタ 変ロ短調 Op.3 - 第4楽章(1855)15.ラフ:幻想ポロネーズ Op.106(1861)16.グヴィ:4手のためのソナタ ハ短調 Op.49 - 第3楽章(1869)17.カレーニョ:故郷の思い出 Op.10(1873)18.グリーグ:ピアノ協奏曲 ロ短調(断片)(1882 - 1883)19.エヴユ:ピアノ協奏曲 ロ短調(グリーグの断片の補筆) - 第4楽章20.ゴダール:海辺の散歩 Op.86(1884)21.サティ:アレグロ(1884)22.ホフマン:マズルカ ロ短調(1886)23.ヴィアナ・ダ・モッタ:ポルトガルの情景 Op.9 - 2(1893 - 1903)Disc 2【1900 - 1950年代:新世紀の多様性】1.コルトー編曲:フォーレ「組曲ドリー」Op.56 - 子守歌(1898)2.ロジェ・デュカス:6つの前奏曲 第2番「とても静かに」(1907)3.サマズイユ:ピアノのための組曲 ト短調 - 第2番「フランス風」(1902)4.メトネル:ソナタ 第1番 ヘ短調 Op.5 - 第2楽章(1903)5.ル・フレム:エニシダの花の歌 - 第4番(1910)6.シュミット:旅のページ 第2巻 Op.26 - 2 マズルカ(1910 - 1913)7.ポンセ:メキシコ風舟歌「Xochimilco」(1914)8.フリードマン:4つの前奏曲 Op.61 - 1「ペンシエローソ」(1915)9.エネスコ:即興的小品 Op.18 - 1「メロディ」(1916)10.コミタス:エチミアジンのシュシキ(1916)11.チェレプニン:10のバガテル Op.5 - 6(1918)12.ニーマン:ピアノのための3つのコンポジション Op.7 - 3「アラベスク」(1919)13.シュルホフ:5つノピトレスク Op.31 - 1「フォックストロット」(1919)14.ロスラヴェツ:5つの前奏曲 - 第4番(1919)15.オズワルド:アルバム Op.33 - 2「牧歌」(1920)16.ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー - 第2楽章(1924)17.ハチャトゥリアン:2つの小品 第1番「ワルツ・カプリス」(1926)18.ルリエ:小組曲 へ長調 - 第2番(1926)19.モソロフ:トルクメニスタンの夜 - 第3番(1929)20.オーベール:イマージュの一葉 第2番(1930)21.ネノフ:練習曲 第1番(1931)22.フロンメル:ピアノ・ソナタ 第2番 へ長調 Op.10 - 第3楽章23.カプラローヴァ:グロテスクなパッサカリア(1935)24.グレインジャー:リンカンシャーの花束 - 第4番「陽気な水兵」(1937)25.ボウエン:24の前奏曲 Op.102 - 第4番 嬰ヘ短調(1938)26.クヴァンダル:ピアノのための抒情組曲 Op.5 - 7「スケルツィーノ」(1942&1946)27.スッカール:東洋の主題による変奏曲(1947)28.ノアゴー:トッカータ・フーガ(1949)29.ヴァインベルク:ピアノのためのソナチネ Op.49 - 第1楽章(1950 - 1951)Disc 3【1960年代から今日まで:最新の潮流】1.カジラエフ:歓迎の序曲(1961)2.アブラミャン:24の前奏曲 第1番 変ホ長調(1958)3.バグダサリアン:24の前奏曲 第3番 ト長調(1958)4.バズ:エスキース 第7番「レバノンの夜」(1959)5.アルチュニアン:3つの音楽的情景 - サスーン舞曲(1963)6.ババジャニアン:6つの絵画 - 第3番「トッカーティナ」(1965)7.ゲラリアン:3つのサイクル - 第3番(1969)8.ラーツ:ソナタ 第4番 Op.36「クアジ・ビートルズ」(1969)9.グラス:ミュージック・イン・フィフス(1969)10.フリーハン:ピアノ・ソナタ 第9番 - 第4楽章(1970)11.ボリス・チャイコフスキー:2台ピアノのためのソナタ - 第3楽章「エチュード」(1973)12.リッケボー:タブロー 第1番「色とワルツ」(1969/1978改編)13.ソラル:旅とアナトリエ(1985)14.ビスゴー:舟歌(1986 - 1987)15.マチェク:前奏曲とトッカータ - トッカータ(1987)16.リオット:メタモルフォーゼ II - 「オポジション」(2001)17.シルヴェストロフ:2つのワルツ Op.153 - 2(2009)18.ハモンド:ミニアチュアとモデュレーション - 優しくドアを開けて(2011 - 2013)19.フーリー:ピアノ・ソナタ 第3番「失われた瞬間のために」 - 第3楽章(2013)20.エカナヤカ:アダハズ21.ジャベリ:ピアノ・ソナタ 第1番「シーカー」 - 第1楽章22.グラス:めぐりあう時間たち - 人生の選択アーティスト(演奏・出演)様々な演奏家たち商品番号:GP753GRAND PIANOレーベル創立5周年記念アンソロジーGRAND PIANO THE KEY COLLECTION CD 3枚組 発売日:2017年03月24日 GRAND PIANO2012年、知られざるピアノ曲のレパートリーを開拓するために設立された「GRAND PIANO」レーベル。2017年のレーベル創立5周年を記念して、これまでリリースされた100枚以上のアルバムの中から聴き所をチョイス。フォルテピアノが発明された18世紀の音楽から21世紀の最新の音楽までを3枚のアルバムに収録しました。2012年の最初のリリースからラフ、サン=サーンス、ヴァインベルク、シュルホフと多様性に富むリリースでしたが、シリーズが進むとともに、楽器にこだわりをみせ、また連弾曲、2台ピアノのための曲までと、そのレパートリーも拡大。ほぼ400年に渡るピアノ音楽の歴史を辿るとともに、その多様性を存分に味わっていただけます。

2700 円 (税込 / 送料別)