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【輸入盤】 Big Mama Thornton / In Europe 【CD】
出荷目安の詳細はこちら商品説明アーフリーが生み出したブルースの大名盤が登場!!!1950年代後半から英米で台頭したフォーク・リヴァイヴァル・ブーム。サン・ハウスやブッカ・ホワイトなど、時代の波とともに忘れ去られた戦前ブルースマンたちも続々と再発見されて行き、ライトニン・ホプキンスの『ライトニン・ホプキンス』をはじめとするブルース史に残る名盤も数多く誕生しました。今回ご紹介するのはリヴァイヴァル・ブームの渦中で誕生した歴史的名盤の内の一枚。当時の若手ブルースマンたちを感服させ、数多くの音楽ファンを狂喜させた最強の女性ブルース・シンガー:ビッグ・ママ・ソーントンの『イン・ヨーロッパ』(1965年リリース)です。体重136キロの巨体に男物のスラックスやジャケット、帽子などを身に纏い、全ての束縛から解放された黒人フェミニスト/同性愛者としての姿を聴衆に披露した、アラバマ州アリントン出身の女性ブルース/R&B歌手:ビッグ・ママ・ソーントン(1926-1984)。シャウトを伴う強烈な歌声、巧みでパワフルなハーモニカ/ドラムズ演奏でお馴染みの彼女は、「ハウンド・ドッグ」や「ボール&チェイン」といったロック名曲のオリジネイターとしても知られています。父は牧師、母はゴスペル・シンガーという家庭環境に育ったビッグ・ママは、幼い頃より聖歌隊の一員として歌っていました。母親が亡くなって以降は地元の酒場で痰壷洗いの仕事に就くなどしますが、1940年にチャンスが訪れ、サミー・グリーンズ・ホット・ハーレム・レビュー一座に加入。〈新時代のベッシー・スミス〉という触れ込みで、パフォーマーとしてのデビューを果たしました。1951年にはピーコック・レコードと契約。翌年アポロ・シアターにも出演し、彼女の代表曲となった「ハウンド・ドッグ」も録音、R&Bチャートの首位を獲得しましたが、この時の金銭報酬はなし。実質的な報酬と成功を手にしたのは、アーフーリー・レコードの創設者クリス・ストラックウィッツとの出会いを果たしたフォーク・リヴァイヴァル・ブーム期からでした。以降は、バークレー・フォーク・ミュージック・フェスティヴァルやアメリカン・フォーク・ブルース・フェスティバルなどのビッグ・イヴェントに出演。性を弄ぶような挑発的な発言や威圧感に満ちた強気な姿勢などといった強烈なキャラクターと、男性をもしのぐ野獣のような歌声は世間に大きな衝撃を与え、ジャニス・ジョプリンをはじめとする信奉者が続出することとなりました。しかし1984年、長年の過剰飲酒が祟り死亡。最晩年、彼女の体重は136キロから116キロにまで急激に落ちていたといいます。今回ご紹介するのは、クリス・ストラクウィッツ主導で行われた1965年ロンドンでのスタジオ・セッションを収録した一枚。バックは、バディ・ガイ(ギター)、エディ・ボイド(ピアノ)、フレッド・ビロウ(ドラムズ)が固め、さらにはミシシッピ・フレッド・マクダウェル(スライド・ギター)とウォルター・ホートン(ハーモニカ)も数曲で参加しています。まさに夢のようなラインナップですが、 結果、本作はビッグ・ママがこれまでに録音した中でも最高のアルバムの1つとされることとなりました。ヒット曲「ハウンド・ドッグ」の 2つのバージョン、名曲「リトル・レッド・ルースター」なども収録。全17トラックで構成されていますが、ラスト・トラックにはクリス・ストラクウィッツとビッグ・ママの貴重なインタビュー音源(15分56秒)が収められています!ブックレットもその当時の写真が満載。ライナーノーツはストラクウィッツによるもの(英文)なので、是非フィジカルとしてお手元に置いていただきたい作品です。(メーカー・インフォメーションより)曲目リストDisc11.Sweet Little Angel/2.The Place/3.Little Red Rooster/4.Unlucky Girl/5.Hound Dog (Take 1)/6.Swing It on Home (Take 1)/7.Your Love Is Where It Ought to Be/8.Session Blues/9.Down Home Shake-Down/10.My Heavy Load/11.School Boy/12.I Need Your Love/13.Good Time in London/14.Chauffeur Blues/15.Swing It on Home/16.Hound Dog (Take 2)/17.Big Mama Talks to Chris Strachwitz
3300 円 (税込 / 送料別)