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幸せの両界曼荼羅

空海が命懸けでもたらした幸せの両界曼荼羅

◆ 本体大きさ: 128×90×8mm ◆ 本体重量: 約225g (熟練職人が手作業で仕上げるため前後します) ◆ 材質: 高透過ガラス ◆ 化粧箱入り ◆ 清祓および開運祈願のうえお届けします ◆ 日本黎明社オリジナル商品 ★ 決死の渡海で持ち帰る 806年(大同元年)、弘法大師空海は絶体絶命の危機に直面していました。唐からの帰途嵐に遭い、暴風雨と高波で船が難破寸前だったのです。船は木の葉のように揺れ、立っていることすらできません。当時の渡海は文字通り命懸けで、2年前に唐に渡ったときも嵐に遭遇し、4隻の遣唐船のうち無事に辿り着いたのは2隻だけでした。 空海には使命がありました。数々の宝とともに密教(秘密の教え)を日本に伝えること。その宝の中心は、密教の世界を視覚的に現した両界曼荼羅(りょうかいまんだら)でした。この美しくも精緻な曼荼羅こそ、空海が伝えようとする密教の核心なのです。絶対に海の底に沈めるわけにはいきません。 空海は必死に祈り、幸運にも帰国に成功します。すぐに朝廷に「御請来目録」を提出し、至高の宝を持ち帰ったことを報告します。ここから日本密教の歴史がはじまりました。 ★ 幸せを生むメカニズム 空海がもたらした両界曼荼羅は密教の真髄であり、叡智そのものです。そのため置くだけで場を浄化し、災厄から守ってくれるとされます。部屋に飾ることで凶運や凶方位に心を煩わせることなく安心の日々を送れるようになります。また曼荼羅には、分析心理学の創始者カール・ユング(1875~1961・画像)が発見したように癒しの力があり、幸せの種子を発芽させてくれます。 両界曼荼羅は、胎蔵界曼荼羅と金剛界曼荼羅がセットになったものをいいます。 大日経に基づく胎蔵界曼荼羅は理の世界をあらわします。中央から放射状に四方八方に展開していく形で描かれ、慈悲の広がりを表現しています。それに対し金剛頂経に基づく金剛界曼荼羅は智の世界をあらわし、九つの区で分割された構造は智慧の展開を表現しています。この二つは「金胎不二」「理智不二」として一対で密教世界をあらわします。 ユングは1913年頃、師・フロイトとの決別で生じた自身の精神的危機、いわゆる「中年の危機」を、曼荼羅を描き続けることで乗り越えました。後に曼荼羅が心の平安をもたらす働きを証明し、集合的無意識の現れであることを解明しました。やがて世界的な心理学者となります。 集合的無意識とは、各自の個人的無意識の奥底にある人類共通の意識。民族や人種を超えた生命の真実を、曼荼羅は表現しています。そのため曼荼羅を飾り、日常的に目に入れることで、心の奥底にある幸せの種から芽が出るのです。 弊社のお客様には、曼荼羅で会社の雰囲気を変えて売上を伸ばした社長様や、曼荼羅の前で気功を修練して成果を上げている先生、曼荼羅を飾ったら家族仲が良くなったというご一家など、様々なかたちで活用されている方がいます。 曼荼羅に秘められた深遠な叡智は、ほんの一部しか解明されていません。しかし可能性は無限大です。 ★ 御守りになるガラス工芸品 「幸せの両界曼荼羅」は、美術館などで使われる高品質の高透過ガラスに、日本の職人が両界曼荼羅を丁寧に浮かび上がらせた逸品です。透き通った空間に浮かぶ曼荼羅は、虚空に現れた幸せの入口のようです。神々しいばかりの気品が漂っています。 画像は、弊社が権利を獲得した傑作品の両界曼荼羅で、学問的見地からも正統な作品です。曼荼羅の持つ優しさや荘厳さ、圧倒的存在感がぐんぐん迫ってきます。美しくカットされたガラスは厚さ8ミリもあり、強度は十分です。一般的なL判写真くらいの手頃なサイズで、置く場所を選びません。たいせつに保管いただける化粧箱付き。 もちろん曼荼羅は洋の東西をも超越した普遍的叡智ですから、どの宗派の方が飾られても大丈夫です(ちなみにユングはキリスト教徒) 一家を守る、「幸せの両界曼荼羅」。一生ものの美術品です。ぜひこの機会にどうぞ!弘法大師空海のことば密蔵深玄にして翰墨に載せ難し。さらに図画を仮りて悟らざるに開示す。 (『御請来目録』) 現代語訳: 密教は奥深く玄妙なので文字で伝えることは難しい。そのため(曼荼羅などの)図画でもって悟っていない人の眼を開くのだ。

15000 円 (税込 / 送料別)