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【出版社公式】<新品>新写真論-スマホと顔著者/アーティスト名:大山顕発行:ゲンロンISBN978490718835146判 0ページ
・タイトル :新写真論-スマホと顔・著者/アーティスト名:大山顕・発行:ゲンロン 2020/03/24 もしかしたら写真は人間を必要としなくなるのではないか写真は激変のまっただ中にある。「写真」という用語をあらためなければいけないとすら思っている。これはスマートフォンとSNSによってもたらされた。その象徴が自撮りだ。--「はじめに」よりスマートフォンは写真を変えた。だれもがカメラを持ち歩き、写真家は要らなくなった。すべての写真がクラウドにアップされ、写真屋も要らなくなった。写真の増殖にひとの手は要らなくなり、ひとは顔ばかりをシェアするようになった。自撮りからドローン、ウェアラブルから顔認証、ラスベガスのテロから香港のデモまで、写真を変えるあらゆる話題を横断し、工場写真の第一人者がたどり着いた圧倒的にスリリングな人間=顔=写真論!カメラという近代のもたらしたブラックボックスについての初の省察。謎は解けたのか?!藤森照信(建築家)すべてがスマホに撮られる時代、それは顔と指(プライヴェート)がリスクになる世界だった。我々が薄々感じていたことをコトバにした、まさに「現在」(いま)の写真論。恩田陸(作家) 目次はじめに 写真を通じて「なぜそうするのか」を考えるスマホと顔01 スクリーンショットとパノラマ写真02 自撮りの写真論03 幽霊化するカメラ04 写真はなぜ小さいのか05 証明/写真06 自撮りを遺影に07 妖精の写真と影スクリーンショットと撮影者08 航空写真と風景09 あらゆる写真は自撮りだった10 写真の現実味について11 カメラを見ながら写真を撮る12 撮影行為を溶かすSNS13 御真影はスキャンだった写真は誰のものか14 家族写真のゆくえ15 「見る」から「処理」へ16 写真を変えた猫17 ドローン兵器とSNS18 Googleがあなたの思い出を決める19 写真から「隔たり」がなくなり、人はネットワーク機器になる20 写真は誰のものかファサード21 2017年10月1日、ラスベガスにて22 香港スキャニング23 香港のデモ・顔の欲望とリスクおわりに初出一覧 著者プロフィール大山顕(オオヤマ ケン)(著)写真家/ライター。1972年生まれ。工業地域を遊び場として育つ。 千葉大学工学部卒業後、松下電器株式会社(現Panasonic)に入社。シンクタンク部門に10年間勤めた後、写真家として独立。出版、 イベント主催なども行っている。 著書に『工場萌え』(石井哲との共著、2007年)、『団地の見究』(2008年)、『ショッピングモールから考える』(東浩紀 との共著、2016年)、『立体交差』(2019年)など。 Instagram: @ken_ohyama、Twitter: @sohsai、Facebook: 大山顕(Ken Ohyama)。
2640 円 (税込 / 送料別)