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帯 男物 男性 メンズ 反物 新品 正絹 日本製 父の日 角帯 普段着 洒落 送料無料 単衣 夏 送料無料【夏物最終バーゲン】 【夏物】 【日本工芸会正会員 新里玲子】 高級手織り宮古上布角帯 手績み苧麻糸使用 三越誂え品 ≪御仕立て上がり・新古品≫ 「細縞」 この上なく贅沢…激レア!宮古上布の角帯!
◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません◆着用シーン お洒落街着、おでかけ など◆あわせる着物 夏物の織のお着物、上布、自然布の帯 など 手績み芋麻:100%長さ約4.06m 巾:約10cm※自然布の性質上、繊維の軽い毛羽立ち、フシによる凹凸、組織の変化、色の濃淡などございます。風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。 【 仕入れ担当 渡辺より 】大変珍しい作品に出会えました…!日本工芸会正会員の【 新里玲子 】氏による、なんと宮古上布の角帯のご紹介です!!連綿と受け継がれるその永い歴史…長きにわたり継承された技術でありながら、存続が危ぶまれて久しい幻の織物、【 宮古上布 】。はやりすたりの無い、すっきりとしたお柄でございますので、お年に関係なくお使いいただけますし、こういう表情のお品は飽きがこず、あわせやすいため末長くお使い頂けることでしょう。夏の帯姿に、これ以上のものはございません。角帯の作品はもちろんのこと制作数が限られており、滅多とご紹介の機会はございませんので、お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!【 お色柄 】自然なフシ感と素材の濃淡が浮かぶ濃い梔子色の麻地に、煤竹色の彩りですっきりとした細縞が織りだされております。【 商品の状態 】未着用の新古品として仕入れてまいりました。お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。【 新里玲子について 】染織工芸作家(宮古上布)日本工芸会正会員沖展会員国定重要無形文化財・宮古上布保持団体代表那覇の短大を卒業後、南西航空のスチュワーデス(現在のCA)として3年間勤務後、1972年3月より当時最高の紺絣の宮古上布技術者、下地恵康(しもじけいこう)の工房に入る。1975年に紺上布の世界を離れて独立。従来の伝統的な紺上布をベースに独自の色使いの明るい色絣の宮古上布を製織している。【 経歴 】1948年 宮古島で生まれる1972年 下地恵康(故人)宮古上布工場に勤める1975年 琉球王朝時代の図案に魅せられて、彩り豊かな宮古上布の制作をはじめる 自身の工房を開設1995年 日本伝統工芸展 春の染織展 「日本経済新聞社」賞2000年 沖縄タイムス 芸術選「奨励賞」2002年 日本伝統工芸会準会員2004年 日本伝統工芸会正会員2011年 日本伝統工芸展 「奨励賞」2012年 第32回伝統文化ポーラ賞「地域賞」2018年 旭日双光章現在 国定重要無形文化財・宮古上布保持団体 代表【 宮古上布について 】経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)文部科学大臣指定重要無形文化財(1978年4月26日指定)2003年には宮古上布の原料となる苧麻糸の製造技術である「苧麻糸手績み」が国の選定保存技術に選定された。沖縄県宮古島市の宮古島で生産される、イラクサ科の多年草である苧麻(ちょま:標準和名はカラムシ)の茎の表皮の繊維から作った糸を主原料とする麻織物。手績みの苧麻糸を経緯に用い、高機で製織される。風当たりのない陽当たりの良い場所に植え、有機肥料のみを与えて育てた苧麻を茎の根元からから刈り、表皮を剥いで表皮の裏側にアワビの貝殻(ミミ貝)を当ててしごいて繊維のみを採取。採取した苧麻の繊維(生ブー)を指や爪で細く裂き、結び目をつくらずに指先で撚りつなぐ手績みによって経緯の糸を得る。経糸は2本撚り、緯糸は1本撚りでそれぞれ専門化されており、撚りつないだ糸は10算(ヨミ)くらいになると(長さにして6000m)糸車で撚りかけをして仕上げる。着尺1反分に必要となる糸は50算で、経、緯それぞれ専門の績み手が1人で績むと半年を要する。「東の越後、西の宮古」と呼ばれ、日本を代表する上布である。宮古上布の発祥は苧麻の原料に染色を施し、長さ11.4m、幅40cm、19ヨミの綾錆布と呼ばれる細目布で大名縞の紺細上布であった。後に、この麻織物と同じ技術で織り上げた織物を宮古上布と呼び、以後二十数年間琉球王府へ献上された。大正時代には高機等の大島紬の技術も導入され、この時代に宮古上布は歴代で最高の技術を誇る。その生産が第二次世界大戦により一時中断されたものの、1948年には再開。戦後の生産量は1952年の2064反をピークに減少を続け、2002年には10反にまで落ちこんだが、2006年には約20反まで回復した。現在の宮古上布は年間生産反数約20反で組合員は92名(H21年9月時点)2000年に宮古織物事業協同組合が新規格を設け、これまでの十字絣紺上布だけでなく草木染や太い苧麻糸を使った帯地なども宮古上布に加え、組合において検査を実施し検査証の添付を行っている。 [文責:牧野 佑香]
198000 円 (税込 / 送料込)