「歴史 > 世界史」の商品をご紹介します。

【中古】 第一次世界大戦 上 / リデル ハート, B.H.Liddell Hart, 上村 達雄 / 中央公論新社 [単行本]【宅配便出荷】

【通常24時間以内出荷】【中古】 第一次世界大戦 上 / リデル ハート, B.H.Liddell Hart, 上村 達雄 / 中央公論新社 [単行本]【宅配便出荷】

著者:リデル ハート, B.H.Liddell Hart, 上村 達雄出版社:中央公論新社サイズ:単行本ISBN-10:4120030865ISBN-13:9784120030864■こちらの商品もオススメです ● 詳説日本史研究 / 笠原 一男 / 山川出版社 [単行本] ● 日本大歳時記 カラー図説 新年 / 講談社 / 講談社 [ペーパーバック] ● 1421 中国が新大陸を発見した年 / ギャヴィン メンジーズ, Gavin Menzies, 松本 剛史 / ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ [単行本] ● 第一次世界大戦 下 / リデル ハート, B.H.Liddell Hart, 上村 達雄 / 中央公論新社 [単行本] ● 第一次大戦その戦略 / B・H・リデルハート, 後藤冨男 / 原書房 [単行本] ■通常24時間以内に出荷可能です。※繁忙期やセール等、ご注文数が多い日につきましては 発送まで72時間かかる場合があります。あらかじめご了承ください。■宅配便(送料398円)にて出荷致します。合計3980円以上は送料無料。■ただいま、オリジナルカレンダーをプレゼントしております。■送料無料の「もったいない本舗本店」もご利用ください。メール便送料無料です。■お急ぎの方は「もったいない本舗 お急ぎ便店」をご利用ください。最短翌日配送、手数料298円から■中古品ではございますが、良好なコンディションです。決済はクレジットカード等、各種決済方法がご利用可能です。■万が一品質に不備が有った場合は、返金対応。■クリーニング済み。■商品画像に「帯」が付いているものがありますが、中古品のため、実際の商品には付いていない場合がございます。■商品状態の表記につきまして・非常に良い: 使用されてはいますが、 非常にきれいな状態です。 書き込みや線引きはありません。・良い: 比較的綺麗な状態の商品です。 ページやカバーに欠品はありません。 文章を読むのに支障はありません。・可: 文章が問題なく読める状態の商品です。 マーカーやペンで書込があることがあります。 商品の痛みがある場合があります。

3947 円 (税込 / 送料別)

【中古】本当は素晴らしかった韓国の歴史 日本が忘れ韓国が隠したがる /ハ-ト出版/松木國俊(単行本(ソフトカバー))

【送料無料】【中古】本当は素晴らしかった韓国の歴史 日本が忘れ韓国が隠したがる /ハ-ト出版/松木國俊(単行本(ソフトカバー))

◆◆◆非常にきれいな状態です。中古商品のため使用感等ある場合がございますが、品質には十分注意して発送いたします。 【毎日発送】 商品状態 著者名 松木國俊 出版社名 ハ-ト出版 発売日 2017年11月15日 ISBN 9784802400459

386 円 (税込 / 送料込)

世界の歴史大図鑑 コンパクト版 新装版/アダム・ハート=デイヴィス/樺山紘一日本語版総監修鹿沼博史/河島美季【3000円以上送料無料】

世界の歴史大図鑑 コンパクト版 新装版/アダム・ハート=デイヴィス/樺山紘一日本語版総監修鹿沼博史/河島美季【3000円以上送料無料】

著者アダム・ハート=デイヴィス(総監修) 樺山紘一日本語版総監修鹿沼博史(訳) 河島美季(訳)出版社河出書房新社発売日2023年10月ISBN9784309228907ページ数619Pキーワードせかいのれきしだいずかん セカイノレキシダイズカン は-と.で-ヴいす あだむ H ハ-ト.デ-ヴイス アダム H9784309228907内容紹介私たちは「歴史」から見る。あらゆる分野の現代につながる歴史を、膨大な写真・図版を駆使して描く人類全史450万年の壮大な知。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次1 人類と歴史の起源 450万年前‐紀元前3000年/2 文明のあけぼの 前3000‐前700年/3 古代世界の底流 紀元前700‐紀元600年/4 中世に生きる 600‐1450年/5 近代への胎動 1450‐1750年/6 産業と革命の時代 1750‐1914年/7 現代の世界 1914年‐現在

5280 円 (税込 / 送料込)

【送料無料】世界の歴史大図鑑 コンパクト版 新装版/アダム・ハート=デイヴィス/総監修 樺山紘一/日本語版総監修 鹿沼博史/訳 河島美季/訳 岡崎精一/訳 三浦朋/訳 三浦嘉治/日本語版編集 エス・プロジェクト/

河出書房新社【送料無料】世界の歴史大図鑑 コンパクト版 新装版/アダム・ハート=デイヴィス/総監修 樺山紘一/日本語版総監修 鹿沼博史/訳 河島美季/訳 岡崎精一/訳 三浦朋/訳 三浦嘉治/日本語版編集 エス・プロジェクト/

河出書房新社 世界史/便覧 619P 26cm セカイ ノ レキシ ダイズカン ハ-ト.デ-ヴイス,アダム HARTDAVIS,ADAM カバヤマ,コウイチ カヌマ,ヒロシ カワシマ,ミキ オカザキ,セイイチ ミウラ,トモ ミウラ,ヨシハル エス/プロジエクト

5280 円 (税込 / 送料別)

【中古】 第二次世界大戦(下)/B.H.リデル・ハート(著者),上村達雄(訳者)

【中古】 第二次世界大戦(下)/B.H.リデル・ハート(著者),上村達雄(訳者)

B.H.リデル・ハート(著者),上村達雄(訳者)販売会社/発売会社:中央公論新社発売年月日:1999/10/07JAN:9784120029257

3025 円 (税込 / 送料別)

世界の歴史大図鑑 コンパクト版 新装版[本/雑誌] / アダム・ハート=デイヴィス/総監修 樺山紘一/日本語版総監修 鹿沼博史/訳 河島美季/訳 岡崎精一/訳 三浦朋/訳 三浦嘉治/日本語版編集 エス・プロジェクト/日本語版編集

【メール便不可商品】世界の歴史大図鑑 コンパクト版 新装版[本/雑誌] / アダム・ハート=デイヴィス/総監修 樺山紘一/日本語版総監修 鹿沼博史/訳 河島美季/訳 岡崎精一/訳 三浦朋/訳 三浦嘉治/日本語版編集 エス・プロジェクト/日本語版編集

ご注文前に必ずご確認ください<商品説明>「歴史」はつねに新しい。歴史を新しい角度から生き生きと見るために。見開き2ページ=1テーマを基本としたシンプルでわかりやすい構成。歴史を変えた決定的瞬間や重要な歴史上の人物を特集。民主主義、資本主義、グローバリズムなど、思想や思潮を詳述。科学の発見や発明、科学理論、科学技術、技術革新の分野が充実。全世界の国を網羅した巻末の「各国史」<収録内容>1 人類と歴史の起源 450万年前‐紀元前3000年2 文明のあけぼの 前3000‐前700年3 古代世界の底流 紀元前700‐紀元600年4 中世に生きる 600‐1450年5 近代への胎動 1450‐1750年6 産業と革命の時代 1750‐1914年7 現代の世界 1914年‐現在<商品詳細>商品番号:NEOBK-2915828Adamu Heart = Day Visu / Sokanshu KABAYAMA KOICHI / Nihongo Ban Sokanshu Kanuma Hirofumi / Yaku Kawashima Miki / Yaku Okazaki Seichi / Yaku Miura Tomo / Yaku Miura Yoshiharu / Nihongo Ban Henshu Esu Project / Nihongo Ban Henshu / Sekai No Rekishi Daizukan Compact Ban New Editionメディア:本/雑誌重量:450g発売日:2023/10JAN:9784309228907世界の歴史大図鑑 コンパクト版 新装版[本/雑誌] / アダム・ハート=デイヴィス/総監修 樺山紘一/日本語版総監修 鹿沼博史/訳 河島美季/訳 岡崎精一/訳 三浦朋/訳 三浦嘉治/日本語版編集 エス・プロジェクト/日本語版編集2023/10発売

5280 円 (税込 / 送料別)

世界の歴史 大図鑑 【コンパクト版】 [ アダム・ハート=デイヴィス ]

【楽天ブックスならいつでも送料無料】世界の歴史 大図鑑 【コンパクト版】 [ アダム・ハート=デイヴィス ]

アダム・ハート=デイヴィス 樺山 紘一 河出書房新社セカイノレキシダイズカン ハート=デイヴィス,A カバヤマ コウイチ 発行年月:2023年11月01日 ページ数:620p サイズ:図鑑 ISBN:9784309228907 1 人類と歴史の起源 450万年前ー紀元前3000年/2 文明のあけぼの 前3000ー前700年/3 古代世界の底流 紀元前700ー紀元600年/4 中世に生きる 600ー1450年/5 近代への胎動 1450ー1750年/6 産業と革命の時代 1750ー1914年/7 現代の世界 1914年ー現在 「歴史」はつねに新しい。歴史を新しい角度から生き生きと見るために。見開き2ページ=1テーマを基本としたシンプルでわかりやすい構成。歴史を変えた決定的瞬間や重要な歴史上の人物を特集。民主主義、資本主義、グローバリズムなど、思想や思潮を詳述。科学の発見や発明、科学理論、科学技術、技術革新の分野が充実。全世界の国を網羅した巻末の「各国史」 本 人文・思想・社会 歴史 世界史

5280 円 (税込 / 送料込)

第一次世界大戦(下) [ バシル・ヘンリ・リデル・ハート ]

【楽天ブックスならいつでも送料無料】第一次世界大戦(下) [ バシル・ヘンリ・リデル・ハート ]

バシル・ヘンリ・リデル・ハート 上村達雄 中央公論新社BKSCPN_【高額商品】 ダイ イチジ セカイ タイセン リデル・ハート,バシル・ヘンリ カミムラ,タツオ 発行年月:2001年01月 予約締切日:2024年09月04日 ページ数:345, サイズ:単行本 ISBN:9784120031007 第7章 緊張ー1917年(偏った攻勢ーアラス(1914年4月)/攻囲戦の傑作ーメッシーネ/パーサンダーラへの“道”ー「第三次イープル戦」/カンブレーにおける戦車奇襲/カポレット/パノラマー空の戦い)/第8章 急展開ー1918年(最初の突破/フランダース突破/マルヌへの突撃/「第二次マルヌ戦」ー1918年7月/ドイツ陸軍“暗黒の日”ー1918年8月8日/メキドートルコ軍の壊滅/夢の戦闘ーサン・ミエル/悪夢の戦闘ームーズ=アルゴンヌ) 膠着する戦線、疲弊していく国家。泥沼の欧州大戦は終局へと向かう。勝敗を分けたのは作戦力か、技術力か、それとも…。大戦の転換点に、戦略史家ハートの冷徹な分析が冴える。 本 人文・思想・社会 歴史 世界史

4620 円 (税込 / 送料込)

世界の歴史大図鑑 コンパクト版 / アダム・ハート デイヴィス 【図鑑】

世界の歴史大図鑑 コンパクト版 / アダム・ハート デイヴィス 【図鑑】

出荷目安の詳細はこちら内容詳細「歴史」はつねに新しい。歴史を新しい角度から生き生きと見るために。見開き2ページ=1テーマを基本としたシンプルでわかりやすい構成。歴史を変えた決定的瞬間や重要な歴史上の人物を特集。民主主義、資本主義、グローバリズムなど、思想や思潮を詳述。科学の発見や発明、科学理論、科学技術、技術革新の分野が充実。全世界の国を網羅した巻末の「各国史」目次 : 1 人類と歴史の起源 450万年前‐紀元前3000年/ 2 文明のあけぼの 前3000‐前700年/ 3 古代世界の底流 紀元前700‐紀元600年/ 4 中世に生きる 600‐1450年/ 5 近代への胎動 1450‐1750年/ 6 産業と革命の時代 1750‐1914年/ 7 現代の世界 1914年‐現在

5280 円 (税込 / 送料別)

【中古】 世界の歴史大図鑑 コンパクト版/アダム・ハート・デイヴィス,樺山紘一

【中古】 世界の歴史大図鑑 コンパクト版/アダム・ハート・デイヴィス,樺山紘一

アダム・ハート・デイヴィス,樺山紘一販売会社/発売会社:河出書房新社発売年月日:2019/05/16JAN:9784309227481

3872 円 (税込 / 送料別)

アメリカ人が語る─アメリカが隠しておきたい日本の歴史

日本が洗脳から目覚めることを恐れる米・中・韓アメリカ人が語る─アメリカが隠しておきたい日本の歴史

海兵隊出身の著者がアメリカの“嘘"を告発する! 世界に伝えたい日米二カ国語表記 真実を語ること、それはヘイトスピーチではありません。 マックス・フォン・シュラー 著 2016.11.19 発行 ISBN 978-4-8024-0028-2 C0021 四六並製 224ページ 内容紹介 大東亜戦争や日本について書かれた洋書を読むと、日本に対して批判的なものばかりが目につきます。よくこんな文章を見かけます。「主な歴史学者は、日本が20万人もの朝鮮人女性を強制的に性奴隷にしたと考えている」 しかし、私はそう思いません。なぜなら、そういう歴史学者は、ほとんどがアメリカ人だからです。彼らは自分たちの国が世界で一番優れた社会だと思っており、現代のアメリカ社会を世界標準のモノサシと捉えています。 もしも今、あなたの国がアメリカと違っているなら、あるいは過去のあなたの国が今のアメリカと違っているなら、それはよくない、正さなければならない、と思っています。そういう理由で、多くの西洋人の歴史家、といってもそのほとんどはアメリカ人ですが、日本の慰安婦システムを批判します。 私はアメリカで生まれましたが、彼らと違って、アメリカが世界一優れた国だとは思っていません。私は子供の頃から、アメリカ人は一生懸命仕事するよりも、自慢することに熱心なように見えました。 アメリカ人は自分がアメリカ人に生まれたというだけで、特別扱いされるのを当たり前だと考えています。 今アメリカの大学で教えている歴史学者は、たとえばポリティカル・コレクトネス(政治的に公正・中立で、なおかつ差別・偏見を防ぐ目的の表現)をはじめとする現代のアメリカ社会の考え方に反する言動はできません。 アメリカのフェミニストたちは、慰安婦は性奴隷であり、今の日本人はそのことについて罪の意識を持つべきである、と断言しています。もしアメリカの歴史学者がこの考え方と違うことを書けば、職を失います。フェミニストたちはその歴史学者が所属する大学に対して、彼が辞めるまで圧力をかけます。 私は人生の大半をアメリカの外で送ってきました。私はどの学校にも雇われていないので、中立の立場で意見を述べることができます。多くのアメリカ人は、私は長く日本に住んでいるせいで、日本に洗脳されたのだろう、と揶揄します。 私は42年間、日本に住み、日本語で本を書けるぐらい日本語を学びましたが、それが洗脳だとは思えません。私は、おそらく勉強になったと考えています。 主な歴史学者は、日本には性奴隷システムがあったと非難しますが、戦時中のアメリカの社会はそれほど素晴らしいものではありませんでした。当時の黒人の置かれていた状況や、女性の地位を見れば分かります。 日本は、アメリカとは違う道を歩んできました。私は日本の方が素晴らしい道を歩んできたと考えます。基地の周辺で行われている売春にまつわる問題を解決するには、日本の慰安婦システムは実によく考えた方法だったと思います。 今のアメリカ人は、道徳的な理由で、自国の兵士は売春婦を買うようなことはしない、と思いたいようです。しかし、それは事実ではありません。世界中のアメリカ軍基地の周辺はたいてい、不法で危険な状態にあります。 この本ではまた、日韓問題で韓国を強く批判していますが、これはヘイトスピーチではありません。私が心から願っているのは、韓国人は、もう日本のせいにするのはやめて、自分たちの社会の問題を自分たちで解決できるようになってほしい、ということです。 真実を語ること、それはヘイトスピーチではありません。 マックス・フォン・シュラー 目 次 -- はじめに 第1章 日本は攻撃的な国だったのでしょうか? 日本における“戦争” 日本における戦後統治 日露戦争の真実 アメリカを信じすぎる日本人 アメリカによるプロパガンダ アメリカによる残虐行為 自国を擁護しない愚かな日本人 白人国家の攻撃的な性質 植民地の本当の意味 日独伊三国同盟の真実 日米開戦の真実 第2章 日本陸海軍は本当に残虐だったのでしょうか? 日本人を理解できないアメリカ 海兵隊での体験 米兵の残虐行為を決して認めないアメリカ 傲慢で自己中心的なアメリカ人 米兵によるレイプ犯罪 アメリカが隠し続ける戦争の真実 南京事件の真相 マニラ事件はアメリカの責任転嫁 アメリカのプロパガンダに騙されるな 自国の軍隊を尊敬できない日本人 第3章 大東亜共栄圏 欧米にとって脅威だった大東亜共栄圏 大東亜共栄圏の真実 第4章 日韓関係はなぜ修復できないのでしょうか? トラブルの原因は常に韓国 韓国の歴史 日本の歴史 李氏朝鮮の身分制度 李氏朝鮮の文化と識字率 国を滅ぼした両班 李氏朝鮮と対照的だった江戸文化 朝鮮併合の真実 日清戦争 末期状態だった李氏朝鮮 日露戦争 第5章 併合時代の真実 併合当時の資料を読む 法律 警察制度 財務 教育 医療 農業 日本が朝鮮のインフラを整えた 第6章 日韓問題の現実 歴史上最も平和で豊かだった時代 朝鮮人ゲリラを抑えた日本 韓国人の被害者意識 韓国人の優越感 慰安婦問題を検証する 米兵と韓国人売春婦 慰安婦問題の真実 日本は本当に朝鮮の文化を破壊したのか? 創氏改名の真実 韓国人による文化・起源の主張 「愛国無罪」の暴走 韓国人の自業自得 韓国人の「大便フェチ」 韓国人の日本バッシング 韓国における反日教育 外国人の「韓国疲れ」 韓国に対する私の思い 韓国はベトナムに学べ 第7章 思い違い 平和ボケと自虐史観 日韓合意とアメリカの思い違い 目隠しをしているアメリカ人 いまだにくすぶる南北戦争 欺瞞の国・北朝鮮 アメリカが目指すべきもの 南北統一の幻想 コリアの本当の悲劇「朝鮮戦争」 韓国人は何を目指すのか? おわりに 注記 参考文献

1650 円 (税込 / 送料別)

ルーズベルトは米国民を裏切り日本を戦争に引きずり込んだ

アメリカ共和党元党首ハミルトン・フィッシュが暴く日米戦の真相ルーズベルトは米国民を裏切り日本を戦争に引きずり込んだ

昭和天皇も日本政府もあらゆる手を尽くして 戦争回避をはかっていた フーバー大統領と並ぶ稀代の米国政治家が、 隠蔽された開戦当時の状況を証言。 日本人よ、自虐史観から目覚め誇りを取り戻せ! 戦争犯罪を告発したフィッシュの魂の書 『Tragic Deception(邦題:日米・開戦の悲劇)』によって 明らかとなった“先の大戦の真実”とは? 青柳 武彦 著 2017.02.19 発行 ISBN 978-4-8024-0034-3 C0021 四六並製 272ページ 内容紹介 日本の最大の敵は日本人自身の自虐史観だ。戦後、米国は厳しい言論統制を行って「日本の軍国主義者が侵略戦争を行ったので、米国が正義の鉄槌を下して悪の日本を懲らしめた」という虚構を広めた。日本人が誇りを取り戻すためには、こうした虚構を打破して、そこから脱却しなければならない。 筆者は、機会ある毎に次の通りの説明をしてきた。 「ルーズベルト大統領は、ドイツのナチスを抑え込むためには米国が立ち上がらなければならないと考えていた。しかし米国の八十五%は不干渉主義だったし、ルーズベルト自身も戦争をしないことを公約して大統領になったので、世論を変える必要があった。 そこで、ルーズベルトは当時、有色人種のくせに世界に台頭して目障りだった日本をして米国に戦争を仕掛けさせることを考えた。そして米国議会にも国民にも内緒で実質的な宣戦布告(ハーバート・フーバー元大統領の表現)に等しい無理難題を押し付けて、真珠湾攻撃に立ち上がらせた。そして日本の卑怯な不意打ちを演出した。米国民は大いに憤激して、国内世論は一挙に戦争容認に傾いた。これによりルーズベルトは首尾よく戦争を開始することができた。日本は、こうした経緯の犠牲になったものである」 しかし聴衆の反応には「青柳さんの話は良くある陰謀論の類で、面白いけれども信じ難い」というものが多かった。しかし、これでは事実の直視を拒否する姿勢だ。 平成二八年一二月二七日、安倍首相はオバマ大統領と共に真珠湾のアリゾナ記念館を訪れて犠牲者を慰霊した。オバマは「日米両国民の和解と協調の力を示す歴史的行為である」と述べた。朝日新聞は日本軍の攻撃で負傷した(元)米兵士が「日本兵も命令に従っただけ」と寛容な姿勢を見せたと報じた。日本嫌いのニューヨーク・タイムズは、「安倍首相は哀悼の意を表明したが、謝罪はしなかった」と報じた。しかし両国のどのマスコミも、この事件の真の元凶は、ルーズベルト大統領であることには触れていない。そこで本書では、当時の共和党の党首で正義感にあふれたハミルトン・フィッシュ(Hamilton Fish)が真相を知るに及んで憤慨し、米国民に読ませるために著した『Tragic Deception(悲劇的欺瞞)』(一九八三年)を紹介することを通じて、歴史の真相に別の角度から迫ろうとするものである。 ただし、この著作は現在の国際政治学のレベルからいうと疑問な点が多々あり、かつ幾つかの点で筆者はフィッシュとは意見を異にする。本書は、そのような個所にコメントを付して、筆者の国際政治論をフィッシュの著作を手掛かりにして立体的に展開したものである。 目 次 -- はじめに 日本人の誇りと魂の救済のために ハミルトン・フィッシュ 日米関係は日本の安全保障の要 本書の意義 不干渉主義か、積極的国際平和主義か フィッシュの歴史観と国際政治論・批判 本書の説得力の裏付け 本書の構成 序章 ルーズベルトの陰謀 いかにして日本を戦争に引きずり込むか 日米戦争の総括 ルーズベルトとその一派は非公式“戦争内閣”を秘密裡に組織 米国内の不干渉主義とルーズベルト大統領の国際平和主義 ルーズベルトのプロパガンダ 国際的介入主義者の思惑 近代的・民主主義国家のルール セオドア・ルーズベルト 世界大戦への重要な誘因 英への働きかけ 仏への働きかけ ルーズベルトが英・仏に与えた言質 ドイツの反攻(第二次世界大戦へ) ポーランド分割問題 中国の蠢動 米国の対日開戦は一九三七年 米国の不介入方針とルーズベルトの造反 援蒋ルート 英・仏から参戦を求めて矢の催促が 対ヒットラー強硬路線の要請 米国がフランスに使った二枚舌 大戦前夜の米・仏関係 第一章 いかにして米国は戦争にまきこまれたか 秘密裡の最後通牒 宣戦布告の大統領権限 ハル・ノートによる最後通牒 英国の対日政策の変更 「真珠湾攻撃の卑怯な不意打ち」を演出 宣戦布告 平和を望む日本の譲歩 日本はあらゆる譲歩を行う用意があった いかに日本を挑発するか 外務省の怠慢(宣戦布告文遅延) 国際関係の醜さ 日米開戦は米国が決めた 大東亜共栄圏構想 大東亜戦争の歴史認識 アジアにおける英国と日本の権益 日本への高い評価 最後通牒に秘められた米国の読み ハル・ノートの苛酷さ 真珠湾攻撃の被害 第二章 パールハーバーの悲劇 「恥ずべき行いの日」声明 戦争賛成派の奇妙な沈黙 ルーズベルトの重大犯罪行為 ロバーツ調査委員会 ハワイ司令部を無視した共同謀議 大統領の犯罪行為 数多くの調査委員会設置 キンメルとショートの名誉回復 「真珠湾の悲劇」の責任者たち 「ルーズベルトの陰謀」否定説に対する反論 「ハワイへの警告」 を行わなかった者の罪 “最後通牒”の隠蔽を画策 ルーズベルトの大統領四選と恣意的人事 大統領が日米戦を考えたとき 米大統領の戦争開始に関する権限 戦争権限法 米大統領の軍事介入権限(オバマとシリア問題) “スケープ・ゴート日本”の悲劇 米国の民主主義の伝統に反する行為 ドイツ潜水艦攻撃は重大な戦争犯罪 米国の民主主義の伝統に反する行為 日本を真珠湾に向かわせたもの 第三章 ルーズベルトの扇動と欺瞞 英国を戦争に向かわせた理由 ルーズベルトの嘘と偽善 大統領の“平和の保証” 欧州戦争への米国民の参加意思 容共主義者に囲まれていたルーズベルト 大統領選挙を意識した策謀 第四章 米国民の意思と戦争への道 ルーズベルトはなぜ戦争を欲したか 不干渉主義 五つの理由 覇権と植民地維持のための戦争 隔離演説 一九三七年は米国が日本に戦争を仕掛けた年 孤立主義と不干渉主義 民主党と共和党の主義主張の交替か? 不干渉主義は、世界がネットワーク化している現代では通用し難い 好戦派はどこから来たか 南部諸州の英国への親近感 英米関係の変貌 戦争に幻滅していた退役軍人たち 不干渉主義か干渉主義か フーヴァー(元)大統領が指摘する米国の政治的誤り十九項 第五章 平和的仲裁か戦争か ダンチヒ問題とヒットラーの態度 ポーランドが柔軟な姿勢を取っていても大戦は起こったろう 避けられたポーランドの共産化 世界大戦の“原因の一つ”、ダンチヒ問題 第二次大戦を避けえたならば 干渉政策の忌むべき証拠 誰がヒットラーの気持ちを変えさせたのか “自由なポーランド”の悲しい終焉 ユダヤ人虐殺に無関心だった大統領 ホロコースト 日本のユダヤ人問題対策 樋口季一郎、東條英機、松岡洋右 「ユダヤ人対策要綱」と「河豚計画」 杉原千畝、根井三郎、小辻節三 ルーズベルトの死 結語と追記 結語 「追記─I」 真実を隠蔽した罪びとたち 「追記─II」 欧州の共産主義支配計画 おわりに 真珠湾事件の真相が明るみに出る日

1760 円 (税込 / 送料別)

慰安婦性奴隷説をラムザイヤー教授が完全論破

命をかけて学問の自由を守り抜く不屈の学者魂慰安婦性奴隷説をラムザイヤー教授が完全論破

始まりは全て吉田清治の作り話と朝日新聞の垂れ流し 経済学の「ゲーム理論」で分析した年季奉公契約の合理性 娼婦も慰安婦もその時代をたくましく生きていた 韓国と米国左派の根拠なき日本非難に終止符を打つ ラムザイヤー先生は、いわゆる「慰安婦が性奴隷だった」 とする韓国が世界に広めた間違いを正してくれた。 嘉悦大学教授 高橋洋一 慰安婦の理論的・実証的研究の金字塔! 学問より政治優先の欧米日本研究者たちの お粗末な実態も明らかになった。 青山学院大学教授 福井義高 ジョン・マーク・ラムザイヤー 著 藤岡信勝・山本優美子 編訳 藤木俊一・矢野義昭・茂木弘道 訳 2023.12.13 発行 ISBN 978-4-8024-0172-2 C0021 四六並製 416ページ 内容紹介 いわゆる慰安婦問題というのは、韓国人元慰安婦の金学順が最初に名乗り出た1991年8月から始まった。ところが、ラムザイヤー教授は、慰安婦が問題化するその前から、日本の戦前の芸娼妓の年季奉公契約について法経済学者として研究論文を発表していたのだ。 ラムザイヤー教授の慰安婦論は、〈第1論文〉の延長上にある。娼婦の年季奉公契約と慰安婦の年季奉公契約とは、場所を戦場に移動し条件のいくつかが変わるだけで、基本的骨格においてどこにも違いはない。前者が初めから契約関係なのだから、後者も当然、初めから契約関係なのである。かくして、「慰安婦=性奴隷説」の成立する余地などあるはずがない。だから熱心な読者には、ぜひとも〈第1論文〉を精読していただきたい。そこでは、対立仮説を次々と実証データによって棄却しつつ結論になだれ込む、下手な推理小説よりも遙かにスリリングな論理の展開を味わうことができる。 ラムザイヤー教授が嵐のような攻撃にさらされることになったのは、〈第3論文〉が発表されたあとであった。2021年1月31日付の産経新聞が、青山学院大学の福井義高教授の書いた〈第3論文〉の要約を掲載すると、韓国を震源地として、異様な攻撃が世界中に広がった。中には命の脅迫をするものまであった。 慰安婦問題を論じる海外の学者のほとんどは「慰安婦=性奴隷説」を妄信している。性奴隷説ばかりの英語の文献に頼っているようだ。彼らは必ずと言っていいほど慰安婦問題を人権問題にすり替え、被害者話を検証もせずに鵜呑みにして反日感情を露わにする。そのくせ、彼らこそが人権侵害行為の常習犯なのである。自分たちと意見の異なる否定派に対する人権無視のバッシングは、彼らのダブルスタンダードの醜い正体をあらわにした。彼らのそのような振る舞いは、その論理の敗北を決定的に示している。 本書の二人の編者は、2023年の7月に、東京で初めてラムザイヤー教授にお目にかかった。丁寧で控え目で穏やかな方だった。日本語も日本人と同じようにお話しになる。ハーバード大学の偉い先生というふうは全くなく、「恐縮です」と頭を下げられるとこちらも恐縮してしまう。専門のお話をされるときは学者のお顔だが、自分の原点であるという1960年代の宮崎の小学校時代の思い出を語るときは、当時の日本のやんちゃな少年のお顔になる。 ラムザイヤー教授はシカゴに生まれて生後6ヶ月、船で日本に渡ってこられた。高校まで日本で過ごした。祖父も父も、キリスト教メノナイト派の宣教師だった。 日本に愛着をもつ穏やかな感性と、西欧が研ぎ澄ましてきた論理を駆使する鋭い知性を併せ持ったラムザイヤー教授は、二つの世界を結びつける伝道者の役割を果たしておられることになるのではないかと思う。そういう先生がハーバードにおられたということは、日本にとって奇蹟ともいうべき僥倖である。昭和の日本と宮崎が育んでくれていた至宝である。 目 次 -- はじめに ラムザイヤー教授の学問と受難―読者への道案内 プロローグ 「ラムザイヤー論文」騒動とその背景 ――日本語版論集の発刊に寄せて(2023年) 第1論文 戦前日本の年季奉公契約による売春制度 ――性産業における「信用できるコミットメント」(1991年) 1 序論 2 学者と売春婦 3 性に関する規則 1 各種法令 2 裁判所 4 年季奉公契約 1 芸者の年季奉公 2 売春婦の年季奉公 3 契約の履行 4 支配と信用供与 支配/信用供与 5 信用できるコミットメント 契約時の問題/出来高払制と定額払制の契約 期限付契約と契約締結時ボーナス/年季奉公契約 5 最終章 6 結論 参考文献 第2論文 慰安婦たちと教授たち(2019年) 摘要 1 女性たち自身 A 序論 B 話の内容 C 文書としての証拠 2 戦前の日本と朝鮮における売春 A 序論 B 日本 免許を受けた売春婦(公娼)/第二の論理 許可を受けていない売春婦(私娼)/からゆき C 朝鮮での売春 事象/海外での朝鮮人売春婦 D 日本と朝鮮における募集 日本/朝鮮 E 慰安婦 性病/契約条件/売春婦の収入 F 戦争の末期 3 慰安婦狩り話の起源 A 吉田 B 外交の不在 4 挺対協問題 A 「対抗言説」 B 沈黙させられた慰安婦たち C 挺対協 D 学術界の異論 5 結論 参考文献 第3論文 太平洋戦争における性サービスの契約(2020年) 要旨 A 序論 B 戦前の日本と朝鮮での売春 1 序論 2 日本 公娼たち/契約のロジック/無認可の娼婦たち/からゆきさん 3 朝鮮の売春 実態/契約/海外の朝鮮人娼婦 4 日本と朝鮮での募集 日本/朝鮮 C 慰安所 1 性病 2 契約期間 3 契約の価格 4 契約条件 5 娼婦の預金 6 戦争末期 D 結論 参考文献 第4論文 太平洋戦争における性サービスの契約――批判者への回答(2022年) 要旨 戦時の売春に関する研究について A 断り書き B 経済学的な誤解 契約構造の決定/限界労働者、限界以下労働者 C 予備的な実例 D ゴードンとエッカート その主張/存在する証拠 強制があったという主張/私のアプローチ 吉見/ソー、市場と奴隷制について E ソク=ガーセン F 見せかけの「コンセンサス」 補遺1 スタンリー他への反論 A はじめに B 論争 初めに/前払金/退職 C 詳細 証拠がないということを認めない/山崎の性格付けの過ち 文玉珠の証言の間違った解釈/証拠としての軍の資料の恣意的な選択 日本内務省の書類の性格付けの間違い/支那と軍慰安所の誤解 「朝鮮人慰安婦の帳場人の日記」の悪用/武井の第一次資料のごまかし 北支那記述の誤り/金―金資料の選択的引用 秦の記述違いと選択的引用 補遺2 吉見への反論 A はじめに B 吉見への返答 はじめに/当時の法的な問題点/売春宿の女性たちの境遇 朝鮮の認可売春婦/「からゆきさん」/1938年の内務省の通達 朝鮮人募集業者による誘拐および軍・朝鮮総督 慰安所設立の目的と、設立を働きかけた機関/契約期間と収入 戦況が退職を困難にした/高収入の「慰安婦」 補遺3 慰安婦契約に関する情報 参考文献 人名索引 著者・翻訳者 略歴

1980 円 (税込 / 送料別)

アメリカ人が語る―沈む超大国・アメリカの未来

MAXよくわかる!アメリカ人が語る―沈む超大国・アメリカの未来

内戦突入、武装民兵、大都市崩壊、 州の独立…そのとき日本が歩むべき道は? 元海兵隊YouTubeでも確かな慧眼力で大活躍! 世界に伝えたい! 日米2カ国語併記! 大統領選その後のアメリカを大胆予測 メディアでは報道されないアメリカの現実 サンフランシスコの中心地でゾンビ化する 薬物過剰摂取者、シカゴなどで多発する 万引き・集団強盗 無法地帯化した都市。 パクス・アメリカーナの終焉は始まっている マックス・フォン・シュラー 著 2024.11.14 発行 ISBN 978-4-8024-0183-8 C0021 四六並製 208ページ はじめに アメリカ人は自分たちを古代ローマと比較したがります。実際、自分たちはローマ帝国の後継者だと主張したがります。シカゴ科学産業博物館やニューヨークのメトロポリタン美術館の建築を見ればわかります。古典的なローマ様式です。ローマは最初の“世界”帝国と呼べるかもしれません。当時のビジネスマンは、現在のシリアからイギリスまで、ローマ帝国と同じ法律と支配のもとで、安全に旅をすることができました。 しかし、古代ローマの権力と栄光は徐々に衰退していきました。アメリカも衰退の一途をたどっています。日本にはアメリカが永遠の存在であると信じている人がたくさんいます。しかし、古代ローマは没落し、滅びました。 476年、ゲルマン人のオドアケルが西ローマ帝国最後の皇帝ロムルス・アウグストゥルスを廃位させました。当時のローマ市の人口は100万人。しかし、ローマ帝国の滅亡とともに、これほど多くの人々を養っていた官僚機構も解体されました。100年後、ローマ市の人口は5万5000人ほどにまで減少しました。彼らは過去の廃墟に住む亡霊のような存在でした。 多くの日本人には信じがたいでしょうが、現在のアメリカもやがて同じ運命をたどることになります。 私は日本に住んで50年になります。日本は素晴らしい国だと思います。しかし、アメリカに対する日本人の態度にはいつも驚かされます。アメリカは輝かしい国、世界一幸福な世界であるかのように思われています。 アメリカで生まれた私は、それが真実ではないことを知っています。特に私が初めて日本に来た1974年当時は、アメリカで暮らすことが多くの日本人の夢でした。しかし、その理想の世界はもはや真実ではありません。実際、アメリカは大きな危機に直面しています。 現実には、アメリカは内戦に向かっています。私は、アメリカでの内戦勃発は避けられないと考えています。本書では、私が予測する北米大陸の未来について述べます。それは残酷なもので、ほとんどのアメリカ人は生き残れないでしょう。統一国家としてのアメリカは存在しなくなるでしょう。 これから起ころうとしていること、いや、すでにアメリカで起こっていることは、ロシアや中国の策略によるものではありません。それは完全に、アメリカ人自身の利己的な動機によって引き起こされているのです。 北米大陸には豊富な鉱物資源があり、温暖な気候は農業に適しており、世界の主要な海洋にアクセスでき貿易にも適しています。しかし、アメリカ人は利己的で短絡的な理由で、これらすべてを無駄にしてきました。 この崩壊から生まれるアメリカは、マイナーな国家になるでしょう。私はマイナーな国がいくつか誕生すると予測しています。しかし、私がこの本を書いている最大の理由は、アメリカ人ではなく、日本人に伝えたいことがあるからなのです。 多くのアメリカ人がその危険性を理解し始めています。しかし、私は主に日本人のためにこの本を書いています。アメリカの破滅に引きずり込まれるであろう日本を救うことは、まだ可能です。 しかしそのためには、やらなければならないことがあります。 目 次 はじめに 第1章 現在のアメリカ アメリカ都市の崩壊 左派黒人だと犯罪が許される? 不法移民の問題 不法移民の狼藉 アメリカ地方都市の惨状 都市からの難民の波―富裕層・中産階級・貧困層 滅亡に向かう地方都市 アメリカ内戦の危険性 深刻な人種対立 アメリカを破壊するエリートたち アメリカ軍の衰退 劣った武器 民兵運動 移民たち キリスト教原理主義者(福音派) ウクライナ戦争 ウクライナ戦争の今後 中東戦争 諸悪の元凶「フェミニスト」 フェミニストによる教育破壊 アメリカのマンパワーの劣化 アメリカのビジネストラブル ディストピア化するアメリカ イーロン・マスクの悲劇 第2章 アメリカの未来 ドナルド・トランプと選挙 トランプ前大統領に対する裁判 トラックドライバーによるストライキ 利己主義を極めるアメリカ民主党 トランプとバイデンの討論 操り人形・バイデン トランプ暗殺未遂事件 バイデン大統領選から撤退 カマラ・ハリスとティム・ウォルツ ロバート・ケネディ・ジュニア、トランプ支持を表明 2024大統領選の見通し 第3章 日本は何をすべきか? まず第一に、してはいけないこと 日本軍を増強せよ 日本に住む外国人 外交上の新しい選択肢 新首相への不安 2028ロスオリンピックの悪夢 おわりに

1650 円 (税込 / 送料別)

[新字体・現代仮名遣い版]大東亜会議演説集

「アジアの目覚め」と現代の帝国主義への警鐘[新字体・現代仮名遣い版]大東亜会議演説集

『Japan's Holocaust』は反日プロパガンダ大全の歴史捏造本 「慰安婦性奴隷説」の二の舞を許してはならぬ! 同盟国・米国の学界・言論界にモノ申す! 昭和天皇と日本軍への不当な非難を正す渾身の書 日本の名誉を守る日米言論人 「戦争プロパガンダ研究会」の反撃 戦争プロパガンダ研究会 著 2025.07.30 発行 ISBN 978-4-8024-0240-2 C0021 A5並製 432ページ 結語 より 本書は藤岡信勝氏によりまとめられた。藤岡氏は「新しい歴史教科書をつくる会」の副会長を最近まで務めた人物である。本書は、リッグの著作を分析し反論するため、2024年8月から始まった一連の勉強会の成果である。会合と最終的に形になったこの書籍に寄稿した学者たちは、各分野の第一人者であり、長年、場合によっては数十年にわたりこれらの問題を研究してきた。多くはこのテーマで多数の著書を持つ専門家だ。リッグが2018年4月に日本に短期訪問された際、彼らに意見を求めなかったのは非常に残念だ。 中には、この勉強会を「反動的」「保守的」「右翼的」と呼ぶ人もいるだろう。左派的なナラティブに挑戦する人々に対し、よく投げつけられるレッテルである。しかし興味深いことに、参加者の中には若者や外国人も含まれている。重要なのは、リッグの誤った著作を見過ごさずに検証しようとするその姿勢こそが、歴史的事実の歪曲を許さないという意志の表れだという点だ。 言い換えれば、これはリッグの本の冒頭に引用されている約300年前のエドマンド・バークの言葉「悪が勝利するために必要なのは、善良な人々が何もしないことだ」に通じる。これに続く言葉を加えるなら、「不正確な学術研究やプロパガンダがはびこるために必要なのは、良心ある学者が何もしないことだ」。藤岡氏らのチームは「何かをする」ことを選んだのだ。本書はその成果だ。 リッグが持ち込んだ偏見を象徴するのは、中国当局との協力に何の抵抗も示さなかった点だ。中国政府は反日教育と日本憎悪を国是としている。リッグは中国から入手した資料を適切に検証することなく使用し、その結果、本書により数多くの欠陥が露呈し、彼の論旨は崩壊した。 日本をすべての悪の元凶として非難するリッグは、東京裁判(正式には極東国際軍事裁判)の判決に大きく影響を受けているが、本書の著者の1人が指摘しているように、東京裁判の判決は政治的判断であり、必ずしも事実に基づいていなかった。弁護側の証拠や反論の多くは法廷に提出することすら許されず、裁判は茶番と化していた。言い換えれば、勝者の裁きである。その結果として、80年、90年前の出来事について私たちは真実を完全に知ることができておらず、不完全な戦犯法廷の犠牲者になっている。真実や、資料に基づく証拠を追求する作家であるかに見えたリッグが、虚偽に依拠してしまったのは非常に残念だ。 つまり、リッグの著作は取り返しのつかないほど欠陥だらけであり、分厚い独白を読むのに費やした時間を奪われた気分だ。彼は自らの本を「ホロコースト」という挑発的な言葉で帝国日本の戦時残虐行為を糾弾する暴露本に仕立てようとした。比較ジェノサイド研究に貢献できたかもしれない内容は、過剰なレトリックと浅薄な歴史理解に終始した。道徳的憤りが方法論的厳密さを欠くとき、深刻な歴史犯罪の記述はここまで歪められ得るという警鐘こそが、『ジャパンズ・ホロコースト』の最大の意義である。 ロバート・D・エルドリッヂ 目 次 -- 【緒 言】 本書はいかにして成立したか 藤岡信勝 アメリカの友人たちへ 山上信吾 【第1部】――反日プロパガンダ本出版の背景 『Japan’s Holocaust』とは何か 宇山卓栄 「開戦の詔勅」を前に溶解する虚構の書 大高未貴 あからさまな「反日レイシズム」 茂木弘道 戦争プロパガンダと日本支配の現在 高橋史朗 【第2部】――「ホロコースト」と学術書の基準 「ホロコースト」を日本の歴史に持ち込むな 藤岡信勝 『Japan’s Holocaust』におけるホロコースト概念の歪曲 ミロスラフ・マリノフ 『Japan’s Holocaust』を歴史学の基準で書評する 長谷亮介 歴史を検証しない「歴史家」リッグ ジェイソン・モーガン 【第3部】――虚構の南京事件と慰安婦の噓 「南京虐殺」に反論する 阿羅健一 一次史料が明かす南京事件の真実 池田 悠 『Japan’s Holocaust』の写真を検証する 溝口郁夫 リッグの「慰安婦」論の考察 ジョン・マーク・ラムザイヤー 日本の慰安婦制度と米国の戦略爆撃の比較 マックス・フォン・シュラー 【第4部】――大東亜戦争とプロパガンダ 栗林忠道と香港虐殺・強姦問題 田中秀雄 中国の民族性・重慶爆撃・戦犯裁判を検証する 田中秀雄 「バターン死の行進」を検証する 溝口郁夫 戦争プロパガンダの亡霊 丸谷元人 日米開戦と原爆問題 笠谷和比古 昭和天皇の終戦決意と「原爆神話」 矢野義昭 『Japan’s Holocaust』の最大の意義とは ロバート・D・エルドリッヂ

1650 円 (税込 / 送料別)

日本がアジアを目覚めさせた

語り継ぎたい「20世紀の奇跡」インド独立への道日本がアジアを目覚めさせた

「ベンガル人」が明かす日本・インド・バングラデシュ感動秘史 タゴール、「中村屋」のボース、チャンドラ・ボース、パル判事、 岡倉天心、頭山満らの熱い交流で始まった近代アジアの夜明け。 ベンガル=現インド東部およびバングラデシュ全域 米中“新冷戦"時代を生きる脱・中国のヒントがここにある! プロビール・ビカシュ・シャーカー 著 2020.12.21 発行 ISBN 978-4-8024-0105-0 C0021 四六並製 232ページ 内容紹介 -- 二〇〇七年八月二二日、インド訪問中の安倍首相(当時)は、インド国会にて「二つの海の交わり」と題する演説を行った。在任中、安倍首相はさまざまな批判にさらされてきたが、バングラデシュ人として私は、この演説を、インド・バングラデシュと日本との関係について、日本の政治家がその歴史的意義を最も明確に、かつ格調高く語ってくれた言葉として、歴史にとどめておきたいと思う。 現在の西ベンガル州をはじめとするインド東部とバングラデシュを合わせた地域は、イギリス人によってベンガルと呼ばれるようになった。インド独立時にベンガルは宗教上の理由から二つの国に分かれてしまったが、民族的には同じベンガル人が住む地域である。 私はベンガルで生を受けた一人の人間として、安倍元首相がこの演説のなかで、偉大なるベンガル人、スワーミー・ヴィヴェーカーナンダやタゴール、パル判事らに触れてくれたことをうれしく思う。特に、おそらく現在多くの日本人が忘れてしまっている、ヴィヴェーカーナンダと岡倉天心の関係について述べてくれたことに感謝したい。 日本とベンガルの関係は、ヴィヴェーカーナンダ、タゴールと岡倉天心、ラス・ビハリ・ボースと頭山満、大東亜会議におけるスバス・チャンドラ・ボースと東條英機、東京裁判(極東国際軍事裁判)でのパル判事と下中弥三郎との交流という両国の偉大な人物のかかわりが、激動の時代のなかで、このアジアの歴史を切り開いた壮大なドラマとして展開されていった。私はこのことを今、一人のベンガル人としての立場から、日本の皆さまに語っていきたいと思う。 目次 -- はじめに 第一章 日本とベンガルの交流のはじまり 近代初期の交流 ヴィヴェーカーナンダと日本 岡倉天心のインド訪問 アジアは一つ 天心がインドの民族運動家に与えた影響 第二章 タゴールと岡倉天心 「現代のルネッサンス人」タゴール ベンガル・ルネッサンスに与えた天心の影響 タゴールのノーベル文学賞受賞と『ギータンジャリ』 タゴール来日と新たな日印関係の始まり タゴールが日本に遺したもの 第三章 ラス・ビハリ・ボースと日本 頭山満、ビハリ・ボース、そしてタゴール ビハリ・ボースと中村屋 相馬俊子との結婚 第四章 受け継がれる「独立」への意志 大東亜戦争開戦とインド独立連盟の結成 ビハリ・ボースからチャンドラ・ボースへ 第五章 チャンドラ・ボースとインド国民軍 日本を動かしたチャンドラ・ボース 大東亜会議で表明したインド独立への決意 大東亜そのものの大東亜戦争 インパール作戦の失敗とボースの死 第六章 「パル判決書」の歴史的意義 「正義の人」パル判事 なぜパル判事が東京裁判に加わることになったのか パル判決が暴いた東京裁判の欺瞞 その後のパル判事と日本 第七章 バングラデシュ小史 イギリス植民地のもとでのベンガル分割 インドからの分離とバングラデシュ独立 独立後も安定しない政局 シェイク・ハシナ政権がもたらした政治・経済的安定 特別対談 ペマ・ギャルポ×シャーカー バングラデシュ独立とチベット人 日本によるバングラデシュ支援 誇り高きベンガル人 岡倉天心とタゴールが交流した意義 「アジア主義」は正しかった 渋沢栄一とタゴール ガンディーとネルーが見たチャンドラ・ボース 日印の文化交流がインド独立に結びついた おわりに 主要参考引用文献

1540 円 (税込 / 送料別)

元イスラエル大使が語る神国日本

神代から大東亜戦争、現代まで貫く「日本精神」とは元イスラエル大使が語る神国日本

武士道の原点は “日本道”にあり! 日本人とは? 日本国とは? 現代人が忘れている日本人の本質を語る 歴史を通じて書き下ろす、今まで誰も 語れなかった最強の日本人論。 居合五段、空手は流派最高位! 元イスラエル大使が、古事記と聖書の比較、 数々の歴史上の数奇な両国の接点を論じる。 エリ・コーヘン 著 2018.05.12 発行 ISBN 978-4-8024-0047-3 C0021 四六並製 272ページ 内容紹介 多くの日本人は、武士道はもう日本に存在していないと言います。 もちろん武士道を「武士の道」と定義するなら、職位としての武士は、「士農工商」という身分制度がなくなり、「四民平等」となった明治維新、つまり一九世紀の半ばも過ぎると終焉を迎えました。 しかし、武士道精神は、決して死に絶えてはいません。日本人一人ひとりの中に、姿を変えて生き続けています。 私自身は、もう五〇年以上も、日々、武道の稽古を欠くことなく続けてきました。 空手道は松濤館流の最高位五段(大島道場)で、イスラエルの松濤館流空手の師範でもあります。また、居合も無双直伝英信流の五段で、つい先日も靖国神社の能楽堂で、奉納演武をさせていただきました。 そんな私が、「外国人」という外からの目をもって観ると、日本の社会には、あらゆる面において武士道精神が発揮されていることがわかります。 日本で武道の稽古をする人たちは、皆が武士道精神を涵養しています。 二〇一一(平成二三)年三月、多くの日本の子供たちや若者が、東日本大震災の惨禍を体験することになりました。しかし、被災した子供や若者たちですら、武士道精神をごく自然に発揮していました。世界中の人々が、その姿に感動を覚えたことは、まだ記憶に新しいところです。 武士道精神は、いまだに日本に息づいているのです。 そして武士道精神は、日本にだけ残されているのではありません。 日本のあらゆる産業や芸術は世界に広まっていますし、マンガやアニメも世界に大きな影響を与えています。そうした姿の中にも、武士道精神は生き続けているのです。 そして、日本を遠く離れた海外の小さな国であるイスラエルにも、武士道精神は存在しています。 日本民族とイスラエル民族。世界にこの二つの民族ほど、まったく対極にある歴史を、紡いできた民族は他にはありません。 日本とイスラエルは、まったく異なった民族のように見えます。言語は、まったく違う言葉のように聞こえるし、文化も宗教も対極的に隔たったもののように思われます。 明治時代までは、両国が決定的な出会いや交流を持ったという歴史的な証拠は、まったくありません。 それにもかかわらず、深く掘り下げて研究してみると、日本の文化や家族の在り方、宗教の祭祀や象徴には、ユダヤの伝統や歴史、イスラエル民族との密接な関係を感じずにはいられません。 日本人にはまったく意味不明の「祭りの掛け声」などが、摩訶不思議にも私にはその意味がわかるのです。イスラエル民族とのつながりを暗示している伝統や神道の祭祀、日本の文化伝統が、あまりにも数多くあることに、率直な驚きを禁じ得ません。 すでに、「日ユ同祖論」や「日本とユダヤのつながり」などについて書いている多くの書籍があります。本書で、そうした書籍の内容を、あえて繰り返し述べる必要もないのですが、実に不思議な、あたかもイスラエル民族が、かつて日本にやってきていたのではないかと思わせる事例を、私なりに紹介したいと思います。 おそらく日本の歴史の中の、いくつかの異なった時代に、イスラエル民族は日本列島の異なった場所にやってきたのだろうと思います。そうでなければ、説明がつかないことが数多くあるのです。そうした絆が、日本の伝統や祭祀に多くの影響を残したのではないかと思います。 また、日本とイスラエルとが、長い歴史の上でほとんど交流がなかったにもかかわらず、明治以降になって、日本の伝統や日本人の生きざまが、イスラエル民族やイスラエル国家の形成に大きな影響を与えたことも特筆に値します。 日本人がイスラエル人に影響を及ぼしたのは、歴史的にはごく最近、二〇世紀の初めからのことですが、その流れは、二一世紀の今日までも続いてきています。 そうした日本とイスラエルの絆を考えるうちに、私は武士道の原点ともいうべきもの、日本人と日本という国の底流にあって、その立ち居振る舞いや存在そのものに影響を及ぼす根源的なものがあることに気づいたのです。 それは、「日本道」とも呼ぶべきものです。 二一世紀の初めになって、日本とイスラエルの人々は、まったく異なった背景を持ち、違う民族であるにもかかわらず、深い絆があることに気づき始めています。 両国が、これまで以上に、文化交流において、ビジネスにおいて、はたまた技術協力において、関係を深め、絆を強くしていく上で、本書がその一助となることを願っています。 目 次 -- はじめに 第一章 神の命によって生まれた国 神話に由来するイスラエルと日本 神の教えを記録した「トラ」の巻物 神が約束した「カナンの地」 天之御中主神は、「創造主たる神」 『古事記』に描かれた「宇宙創造」神話 伊邪那岐、伊邪那美が誕生するまで 一週間が七日間なのも、神話に由来する 五七七八年前、神はアダムとエヴァを創造された ユダヤ教にも神道にもない「原罪」という概念 「ノアの箱舟」「バベルの塔」「ソドムとゴモラ」も秩序のため 温情の神は、裁きを好まない 神による禊は、清らかな世界をもたらす 神と相撲を取って勝ったヤコブ 日本の神話と似ている聖書の神話 第二章 神話という「民族の叙事詩」 モーセの誕生と「出エジプト」の神勅 神が次々と起こした奇跡 民族の叙事詩としての『出エジプト記』 神がモーセに与えた「十戒」の契約 約束の地・カナンに至ったヨシュア 日本民族の叙事詩「神武東征」 対極的な運命を歩んだイスラエルと日本 「日ユ同祖論」の摩訶不思議と皇室 最新のDNA研究によってわかったこと 日本は、武士道の国。その遺伝子は占領で失われてなどいない! 第三章 イスラエルと日本の不思議な絆 二七〇〇年前、淡路島にユダヤ人が来ていた 大本教の出口王仁三郎が遺跡調査を指示 古代ユダヤ遺跡発掘六五周年の記念式典で講演 淡路島がつなぐ不思議な縁 高天原はイラク北部にあった!? 相撲や祭りの掛け声はヘブライ語 まったく意味不明の盆踊りの歌 景教徒は失われた一〇部族か 京都は日本の「エルサレム」 京都の祇園祭は、「シオンの祭」 諏訪神社で行われる聖書の「イサク奉献」神話 諏訪大社の「御頭祭」は、聖書の「イサク奉献」だ! 十戒の石板が納めされた聖櫃は神輿にそっくり 神社のつくりは、「幕屋」に似ている 金属を使わない古代イスラエルの神殿 偶像を祈らない日本の神道 山伏もユダヤ教徒にそっくり 禊もお祓いも、古代イスラエルのご神事 ユダヤ教と神道は、塩によるお清めをする 四国・剣山に失われた「聖櫃」はあるのか 第四章 イスラエルと日本を結ぶ「黄金の三角形」 二つの民族に共通する「黄金の三角形」 ■第一の要素──神への信仰 イスラエルにとっての聖書、モーセ、ヘブライ語 死海写本の発見 ユダヤの聖書注解と伝統文化 日本民族にとっての神道 神道とユダヤ教──信じる神の違いを超えて 神道における八百万の神々 「敬神崇祖」は、ユダヤ教の信仰でもある 無宗教と無関心は違う! 日本人は、宗教的な民族だ 土地の神々に祈る 日本人は宗教的な儀式を大切にする ■第二の要素──国、神聖な地 イスラエルの地とエルサレム 約束は時間を超えて受け継がれる 「神州日本」は神々の住み給う地 ■第三の要素──民族と部族、選ばれた民 単一民族としての自覚 ユダヤ民族の父祖イスラエル ユダヤの一二部族 神のメッセージを伝える使命 日本人の民族としてのアイデンティティ 第五章 「武士道」は神話の時代から育まれた 神話がいまも生きているユダヤ民族 日本の「武の精神」は神話の時代に遡る 武の精神は神の理想の実現にある 高天原を防衛するため武装した天照大御神 八岐大蛇を退治して英雄となった須佐之男命 大国主命の「国譲り」神話 三輪山の神を崇めた崇神天皇 悲劇の英雄・日本武尊の武勇伝 熊曾建・出雲建の討伐 日本武尊の東国征伐 弟橘媛に見る高貴なる精神 伊勢神宮の加護と日本武尊の死 仲哀天皇の絶命と神功皇后の新羅遠征 聖帝の仁政を示された仁徳天皇 「日出づる処の天子」の国書が示した独立の気概 聖徳太子の「一七条憲法」の道 大伴家持が『万葉集』で歌った「海ゆかば」 『万葉集』は、「防人」の時代の歌集 日本人の心、武士道精神の原点としての『万葉集』 「神州」を護るのが武士道の原点 『万葉集』が誕生する国内情勢 唐の脅威に対抗して天皇国家体制を整備した日本 武士道の原点は、「日本道」にあった! 第六章 イスラエルを建国しユダヤ人を救済した「日本道」 「我が英雄」ヨセフ・トランペルドール シオニズム運動とトランペルドール 「ユダヤ人らしくないユダヤ人」 日露戦争で左腕を失う 旅順陥落で大阪・浜寺の捕虜収容所へ 国家建設の必要性に目覚める テル・ハイのライオン像と殉教碑 日露戦争を支援したユダヤ人・シフ 帝政ロシアによるユダヤ人迫害 ユダヤの『ゴールデン・ブック』に載る樋口季一郎中将の名 ユダヤ難民に対する関東軍の方針 杉原千畝のビザ発給は、日本政府と外務省の方針に従ったまで 第七章 日本もイスラエルも「神の国」だ 西郷隆盛の死は武士道の死ではない 白人列強との対峙から第二次世界大戦へ 「武士道」が全国民に普及した 敗戦後の奇跡的復興と高度成長をもたらした武士道 終戦の「玉音放送」にある「神州不滅」の言葉 命を賭して護る大切なもの 男系男子を貫く天皇の皇位継承 ユダヤの祭司コーヘン一族も男子継承 自決の在り方は武士道に近いユダヤ人 勇者サムソンの「カミカゼ」攻撃 サウル王の切腹 エリエゼル・マカビィの死 「マッサダは二度と落ちない」──伝説の戦跡 ユダヤ教と「自殺」の関係 神話の時代からある日本人の「自決」の思想 神風特別攻撃隊 「葉隠」の「武士道とは死ぬことと見つけたり」との精神 「神仏習合」以前、神話に遡る大和魂 「日本道」は、万世にわたり一貫した日本人の原理原則だ! おわりに 翻訳・構成担当者によるあとがき 主要参考引用文献

1760 円 (税込 / 送料別)

アメリカ人が語る内戦で崩壊するアメリカ

【普及版】アメリカ人が語る日本人に隠しておけないアメリカの“崩壊”アメリカ人が語る内戦で崩壊するアメリカ

YouTubeでも大活躍!MAXよくわかる! 新章を新たに書き下ろし 世界に伝えたい! 日米2カ国語併記! 元海兵隊員がアメリカの崩壊を予見! アメリカの悪い真似はやめなさい。 日本には素晴らしい歴史と知恵があります! 不正選挙、嘘の裁判、無警察状態、不法移民など、 すでに分断を超え、一触即発 日米同盟に頼る日本は「対岸の火事」ではない! アメリカの危機=日本の危機! 【日本のメディアが書かない真実】 950ドル(約15万円)までなら万引きOK! 治安最悪! 薬物でゾンビ化! 武装する国民! 武力衝突の一歩手前 教育破壊! 無試験で学力低下 ジェンダー弊害! 軍の戦闘能力低下 移民爆増700万人! マックス・フォン・シュラー 著 2024.02.26 発行 ISBN 978-4-8024-0163-0 C0031 新書版 304ページ 普及版刊行に寄せて 私が初めてこの本を書いてから7年が経ちました。多くの人々が、私のアメリカに対する悲惨な予測に驚きました。しかし、それらはすべて現実となりました。 この7年の間に、アメリカの衰退は加速しました。そして、いくつかの新たな深刻な問題が生じています。もしドナルド・トランプが今年11月の大統領選で当選したら、アメリカは救われるのでしょうか? いや、アメリカは救われません。アメリカは暴力的な大変革を遂げるでしょう。おそらく、アメリカという国家は現在の形では存在しなくなり、北米大陸に何らかの新しい政治体制が誕生するでしょう。ほとんどの場合、いくつかの新しい国家が誕生することになると思います。 最初にこの本を書いたとき、私は政治的な違いをめぐる内戦が次の南北戦争の始まりになると想像していました。今、私は犯罪と無秩序な移民が最も大きな危険だと考えています。 今回の普及版刊行にあたり、9章と本稿を新たに書き下ろしました。 この原稿を書いている今、連邦政府とテキサス州は戦いに近づいています。それは両軍の衝突を意味します。この戦いの中心は、テキサス州の国境の町イーグル・パスです。 アメリカの大都市では犯罪が急増しています。ひとつやふたつではなく、すべての都市です。人々は流出し、すべての都市が崩壊に直面しています。 このアメリカの危機は日本に大きな影響を与えるでしょう。今こそ日本人は目を覚まし、アメリカから日本の運命の主導権を奪い、日本の統治に戻る時です。手始めに、現在の首相を交代させ、現在のアメリカ大使を追放すべきです。 バイデン政権の3年間は、アメリカにとって大失敗であり、あれほど高い理想を掲げて建国された国にとって大恥とも言えます。 日本は今こそ、外国に支配されることなく、自らの力で自らの運命を切り開く時です。 ※こちらの商品は2017年12月15日に発売された 「アメリカ人が語る 日本人に隠しておけないアメリカの“崩壊"」加筆、修正し 判型を変えた商品となります。 目 次 -- はじめに Chapter 1 アメリカで二度目の内戦が始まる マスメディアによる偏向報道 アメリカ国内で広がる格差 ディープ・ステートとグローバリスト Chapter 2 ポリティカル・コレクトネスの本当のルーツ 国を破壊するポリティカル・コレクトネス マルクス主義とポリティカル・コレクトネス アメリカは本当に自由の国なのか 軍人の妻を狙う共産党スパイたち 独立宣言を都合よく解釈する人たち フェミニストたちの間違った男女平等 左派に利用される性的マイノリティ ベトナム反戦運動とアメリカ共産党 ポリティカル・コレクトネスの暴走 「文化の盗用」に対する過剰な反応 黒人問題とポリティカル・コレクトネス 南北戦争を否定する過激な黒人グループ 日本の歴史問題に無関心なアメリカ人 クリントンを告発して殺されたスタッフ まともな金銭感覚を持たない人たち ヘイトが蔓延する危険な社会 恐るべきフェミニスト集団 アメリカが日本を戦争に引きずり込んだ理由 Chapter 3 無知なアメリカ 崩壊するアメリカの教育システム フェミニストによる歴史教育への介入 クスリ漬けにされる子供たち あまりにも敏感な学生 自尊心ばかりを持ち上げる教育 大人だけど幼稚な人々 日本に暮らすワガママな外国人 キリスト教原理主義とは何か Chapter 4 アメリカの人種問題 アメリカの奴隷とローマ帝国の奴隷 アメリカに「強制連行」されてきた黒人 分断される白人社会と黒人社会 軍隊では人種の統合が成功した 差別に対して敏感すぎる黒人たち 分断国家アメリカの現実 Chapter 5 トランプ大統領に対する反対派と賛成派 反対派 メディアが報道しない黒人犯罪 南北戦争に関する記念碑の破壊 甘やかされる黒人学生たち ディープ・ステートの正体 トランプ大統領を支援する意味 民兵組織 注目に値する民兵組織の活動 キリスト教原理主義 トランプ大統領とキリスト教右派 アメリカ軍 アメリカ軍とポリティカル・コレクトネス 失態が続くアメリカ軍 アメリカ軍の深刻な無能化 左派が目指すアメリカ軍の弱体化 Chapter 6 アメリカの今後と日本の進むべき道 避けられない右派と左派の衝突 ますます左傾化する教育現場 右派を悪者にしようとする動き コントロールを失い暴走する左派 左派によるテロ攻撃の可能性 誰が事態を収束させるのか 左派には真実が見えていない 日本の進むべき道 押し寄せるアメリカからの難民 アメリカ難民と日本人の共存 日本におけるLGBTの問題 アメリカ崩壊後の経済政策 TPP was not about Free Trade TPPは自由な貿易ではない Chapter 7 アメリカ崩壊後の防衛問題 自衛隊の増強が不可欠 憲法9条は日本を守ってくれない 敵のプロパガンダにだまされるな 天皇陛下を中心とする豊かで平和な日本 黒幕たちの誤算 Chapter 8 大脱走 富裕層の華麗なる逃亡計画 日本人は今こそ歴史に学ぶべき Chapter 9 アメリカの危機的現在 アメリカは薬漬けの小学生と薬物中毒の大人の国だ アメリカは犯罪者の天国になった 外国人移民に圧倒される米国 おわりに 普及版刊行に寄せて 情報源

1320 円 (税込 / 送料別)

移民侵略―死に急ぐ日本

政財界に忍び寄る中国の浸透工作移民侵略―死に急ぐ日本

メディアが報じない侵略現地ルポ ◎中国で「拘束された日本人」 ◎「沖縄の離島を購入した中国人」の謎 ◎国立研究機関にいた「中国人学術スパイ」 ◎世界中の頭脳を強奪する「千人計画」 ◎国家主権侵害の中国「闇警察」 ◎大分の「ムスリム土葬問題」 ◎栃木・小山の「中国式農場」 ◎横浜の中国系「激安八百屋」 ◎川口「チャイナ団地」の現在 ◎世間を騒がす川口の「無法クルド人」 ◎「政府の移民推進」と「改正入管法」の問題点 ◎「台湾有事」は「日本有事」 自死か―、目覚めるのか―。日本はその瀬戸際にある 怒涛の如く迫る移民 消える不法滞在者 多文化共生という美辞麗句を隠れ蓑に不法行為を働く 外国人単純労働者を野放図に受け入れていけば日本はどうなるのか 佐々木 類 著 2024.01.16 発行 ISBN 978-4-8024-0171-5 C0031 四六並製 264ページ 内容紹介 世界を見渡せば、日本がいかに危機的な状況に置かれているかが見えてくる。 二〇一三年九月十日、当時のオバマ大統領がシリアに関する演説の中で、「米国は世界の警察官ではない」と宣言した通り、米国はもはや、ウクライナ、中東、台湾という三正面作戦どころか、その一つ一つの事案にも正面から向き合うのが難しい状況に陥っている。イラク戦争に始まり、長期にわたったアフガニスタン戦争での疲弊による。 つまり、ウクライナとロシアの戦闘が激しさを増し、中東の戦争がハマスの後ろ盾となっているイランなどへ飛び火すれば米軍の力が分散し、それだけ台湾併呑を狙う中国を利する環境が整うのである。台湾有事は、日本有事を意味する。 振り返ってわが国の現状はどうか。少子高齢化による労働力不足を外国人労働者で補うため、移民推進に大きく舵を切り、多文化共生などと美辞麗句を並べて、そこで起きる治安や福祉などの問題を地方の住民に押し付けて、受け入れ側の日本人らを置き去りにしている。政府や自治体は一様に、多文化共生などといっているが、一部の地域を除けば、実態は中華文化との共生である。 中国系企業に勤め、中国人上司にお茶を入れる。過酷なノルマを強いられ、それが達成できなければいとも簡単に解雇される。近所の高級タワーマンションには中国人の富裕層が住み、自治会費を払いたくないなどといって自治会には所属しないのに、地域の祭りなどの行事にはタダ乗りする。それでいて、団地内に違法菜園をつくり、それを注意されると「団地を乗っ取ってやる」などと逆切れする。 これはすべて、筆者が取材した先で目にし、耳にした事実である。伊豆・修善寺の中国系ホテルの日本人従業員がそうであったし、千葉市美浜区や埼玉県川口市のチャイナ団地の中国人住民がそうであった。多文化共生などと安易に口にする人は、一度現場を訪れて日本人住民の声を聞いたらどうか。 筆者は産経新聞九州総局長をしていた二〇一八年、鹿児島県奄美市に中国の大型クルーズ船寄港問題が起きてから、中国資本による日本の土地買収や観光客による爆買い、移住推進、医療保険タダ乗り問題などを定点観測し、必要に応じて取材してきた。 残念ながら、現状は、外国資本、とりわけ資金力に勝る中国資本の導入に躍起となる日本政府、経済界、地方自治体の積極的な誘致活動により、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に絡め取られてしまっている。騙されたことに気付いて、慌てて彼らと手を切ろうと思っても後の祭りだ。何しろ、相手は共産党の意向がすべてに優先する国家レベルの反社会勢力だ。首長も地方議員も、財界幹部も、「中日友好」「ウィン、ウィンの関係」などという中国側の甘言に騙されてはいけない。 本書では、中国への投資を呼びかける一方で日本人を理由も公表しないまま拉致、拘束する中国当局による「日本人狩り」や安全保障上、大きな懸念のある沖縄・離島を買収する中国系企業、日本をはじめ他国の主権侵害に当たる「非公式海外警察」による違法な活動実態、日本の国立研究機関に巣くう中国人研究者によるスパイ網、戦前日本による満蒙開拓団を彷彿とさせる中国式農場の関東平野への出現など、この一年間で顕在化した様々な事案を取り上げた。 本書を貫くテーマは、いつも通り「中国による静かなる侵略」であるが、今回はそれに加えて、大分県日出町を舞台としたムスリムによる土葬問題、埼玉県川口市で住民を震え上がらせる触法クルド人問題を新たに取り上げ、欧州各国が失敗した「移民政策」を日本が繰り返すことの愚かさを論考した。移民政策に寛容な姿勢を示すことこそが、リベラルで先進的な考えであるという、何となく日本に蔓延する浅慮や誤解も指摘した。 母国で経済的に苦しむ移民は、ひとたび他国の土を踏んだら、何代にもわたって渡航先の国で経済的な成功を目指し、決して帰国しようとしないものであることは、ドイツのトルコ系住民がそうであるし、フランスに移民したアフリカ系住民が教えてくれている。 同じことは日本にも言えるのだ。決して対岸の火事ではない。彼らが経済格差や社会的格差から「虐げられた」と感じる境遇への不満が爆発したとき、それは治安の悪化という形で噴出するし、日本人住民との決定的な軋轢となって社会問題化するのである。 目 次 -- はじめに 第一章 日本人狩りの恐怖 狙われる「中日友好人士」 悪夢の居住監視制度 「地獄を見た男」へのインタビュー 一人で行動しない 元警視庁公安捜査官は語る 中国を恐れて身内を見捨てる日本の大学 チャイナマネーに目がくらんだ懲りない日本企業 日中学術交流もストップ 日本にいても中国当局に捕まえられる? 第二章 乗っ取られる離島 中国人女性に感謝したい!? 離島を購入したのは中国の「幽霊企業」 中国共産党の影響下にあった離島買収企業 土地利用規制ではなく、土地所有の制限を 国際条約GATSの足かせ ブレーキを踏む「媚中」公明党 消えた外国人土地法と政令五十一号 土地所有の制限に踏み込む国民民主党 腰の引けた政府に対峙する参政党・神谷氏 第三章 闇の警察署「闇警」 「闇警」が爆発的に増えた理由は「天網行動」にあり 主な任務は「海外にいる反体制派の監視」 日本は「闇警」を放置 西欧各国は閉鎖や調査を命令 中国公文書が全面的に「自供」した「闇警」の存在 イタリアでの成功体験が「闇警」の原点か 東京・銀座、名古屋市内、福岡県にも「闇警」 中国本国の家族を恫喝して帰国を強要 「闇警」社長へ電話インタビュー FBI、カナダ警察が強制捜査を実施 カナダ、韓国も捜査に動く 第四章 狙われている日本の知的財産 国益保護の主権を放棄した「スパイ天国・日本」 国費でスパイ育む日本科学技術の頭脳「産総研」 漏洩ルートを明らかにせよ FBIが狙う「千人計画」 ハーバード大学・リーバー教授が千人計画を暴露するきっかけに 秘密の契約「中国に尽くす」 第五章 関東平野に「中国式農場」 家康ゆかりの「小山評定」の地 栃木に現れた「中国式農場」 中国製の特注ビニールハウス 流行りの「ガチ中華」に卸す 日本各地で農地を物色する中国資本 中国系「激安八百屋」が日本で攻勢中 第六章 「移民大国」日本で顕在化する矛盾 寝耳に水のムスリム土葬問題 パキスタン出身の大学教授・カーン氏「今はハッピー」 話しても分かり合えない「譲れない一線」の存在 多文化共生が他文化強制になってはいけない きれいごとでは済まぬ「チャイナ団地」 西川口の触法クルド人 日本初? 国際テロ組織の支援者が国内に拠点? 公安調査庁の大失態 出入国在留管理庁の大チョンボ 四国の空き家で中国人が「無断生活」 岐路に立つ入管行政 移民解禁で永住に道 移民推進「亡国」政策の呪縛 移民受け入れは民主的でも人道的でもない 移民国家化で日本が日本でなくなる 第七章 台湾有事と日本 日本で蠢く中国共産党の破壊工作 元「日中戦線」工作員にインタビュー 毛沢東思想学院とイスラエルの「キブツ」 河野洋平氏が仕切る「国貿促」の闇 おわりに

1760 円 (税込 / 送料別)

中国は消防士のフリをした放火魔

チベット人だからわかる中国は消防士のフリをした放火魔

中国共産党と世界は共存できない! 中国の世界戦略「超限戦」に備えよ! チベットと同じ道をたどる香港。そして日本。 中国はコロナウイルスを利用し あらゆる手段で覇権政策を進めている。 中国公船による度重なる領海侵入に対し日本はどうするのか。 地元メディアは陥落済み! 「沖縄」侵略の恐るべき手口。 WHOをはじめとする国連機関の実質支配。 現在進行形で民衆への虐待、民族浄化が行われているウイグル。 日本で報道されない「中国 ・インド・パキスタン」の国境紛争。 周辺国を軍事的な脅しと巧みな外交・交流で属国化。 米中激突時代、きれい事はありえない。 曖昧な政策はアメリカから捨てられる。 日本の再建は、経済至上主義を廃し、日本の伝統である美徳を復活せよ。 ペマ・ギャルポ 著 2020.09.10 発行 ISBN 978-4-8024-0107-4 C0031 四六並製 232ページ 内容紹介 新型コロナウイルスの蔓延する現在も、中国はその侵略と覇権主義を継続的に拡大させている。北は北極から南は東シナ海、南シナ海まで、全世界を支配下に置く野望を実現するための具体的行動を起こしつつあるのだ。 日本の領土である尖閣列島への侵攻、インド軍に対する、専門の格闘訓練を受けた中国人による暴力的攻撃、南米エクアドルのガラパゴス諸島沖合における、約二六〇隻の中国漁船団による海洋資源の乱獲、そして、香港における一国二制度を完全に消滅させ、中国の植民地にすることを目指す香港国家安全維持法の制定。これらの中国の行為をそのまま放置すれば、遠からぬ内に、インド同様に格闘訓練を積んだ中国人たちが尖閣列島に上陸し既成事実を作ろうとするかもしれない。アメリカのポンペオ国務長官が述べたように、世界の民主主義国は中国に対するこれまでの幻想を捨てて、中国共産党と世界は共存できないことを明確に認識すべき時だ。 この本をまとめた理由は、日本もまた一刻も早く、日中友好という美名や幻想から覚醒し、中国に立ち向かう覚悟と政治的決断を持ってほしいと思うからである。かつてのチベット、ウイグル、南モンゴル、そして今の香港のような道を日本がたどらぬためにはただ一つ、中国と闘う決意を持つしかないことを、日本を愛するチベット人として訴えたい。 目 次 -- はじめに 第一章 新型コロナウイルスが明らかにしたもの 「有事」意識の欠如した日本 「有事」に行われた中国の隠蔽工作の犯罪性 米中対立において「中立」はありえない 第二章 中国の新戦略「超限戦」 アメリカへの責任転嫁? 『超限戦』における新しい戦争論 第三章 香港国家安全維持法は香港への軍事弾圧 香港弾圧法としての「香港国家安全維持法」 チベット弾圧や天安門と同じことが香港でも起こる 香港の次は「台湾」だ! 第四章 変わらぬ中国の覇権主義 覇権国家アメリカの始まりと終わり 覇権国家を目指す「中華・習近平王朝」の本質 第五章 沖縄に迫る中国の脅威 中国は沖縄における日本の主権を認めていない 沖縄独立論の危険性 デニー知事の危険な言動 第六章 インドとの連帯を深めよ インド、パキスタンにおけるカシミール危機 クルブーシャン・ジャドハブ事件 今こそ、自由インド太平洋戦略の復活を 中国と対決しつつあるインドとの連帯を 日本が目指すべき国際関係 第七章 コロナ後の社会と日本 なぜ中国がWHOをはじめとする国際機関を掌握したか 国連ガリ事務総長の追放 日本は今後、国際機関とどう向き合うべきか 第八章 習近平主席「国賓待遇」招致を阻止せよ 習近平の「国賓待遇」招致は日本国の歴史に泥を塗る行為だ 中国における「国内植民地」の悲惨な現状 習近平国賓来日が「白紙」に戻った? 第九章 日本が目指すべき道 安易な「改革」ではなく 過去の日本の美点を復興せよ 中国にコロナウイルス感染とその犠牲に対する責任を問え 日本が進むべき「王道」 おわりに 香港国家安全維持法の施行を受けて チベットを滅ぼした「一七条協定」とほぼ同じ性質のもの 最初から条約を守る気がなかった中国 法律に隠された「最悪の内政干渉」 今の日本に必要なのは「言葉」ではなく「圧力」だ 付録 チベットは中国共産党に勝利する 近代化に立ち遅れたチベット 中国の侵略とインド・中国の対立 チベットゲリラの悲劇 亡命チベット人社会の発展と新たな問題点 中国の核兵器よりもはるかに強い法王の精神的権威

1540 円 (税込 / 送料別)

ウイグルを支配する新疆生産建設兵団-東トルキスタン秘史

世界80以上の企業〈そのうち日本は14社〉がウイグル強制労働に加担ウイグルを支配する新疆生産建設兵団-東トルキスタン秘史

ファストファッションだけではない! 大手アパレルや世界的ブランド、自動車、食品、雑貨など、 その多くが強制労働に関わっている疑いがある。 我々がそこから商品を買えば、収容所を作らせ、 強制労働を生み、中国軍の資金源となる。 そして、いずれ我々の安全を脅かす。 新疆生産建設兵団とは何か? 兵団はジェノサイドの実行役。 軍隊・政治・行政・企業が一体の組織。 共産党中央政府の指揮下で、ウイグルを巨大な監獄にし、 職業訓練所と称して、ウイグル人を奴隷として酷使している。 生産物を収奪、世界に流通させる準軍事組織である。 ムカイダイス 著 2023.11.10 発行 ISBN 978-4-8024-0160-9 C0030 四六並製 288ページ 「はじめに」より抜粋 -- 新疆生産建設兵団は一九五四年に設立された「軍」「政」「党」「企業」一体の特殊な組織です。設立当時は「中国人民解放軍新疆軍区生産建設兵団」と呼ばれていましたが、一九八一年にトウ小平による「兵団は解放軍の名称を表に出さない方が良い」との指示で「新疆生産建設兵団」に変わりました。 兵団は軍と同じ構造であり、現在十四の師団と百八十五の団を所有します。所属する人員は三百四十八万五千百人に及んでいます。ウイグルの各地に配置され、師が市を、団が町や農場を併せ持つ「師市合一・団鎮合一」制度を用いています。新疆石河子市、新疆アラル市などの多くの市は兵団所属です。ウイグル自治区の管轄を受けない治外法権であり、「国の中の国」と呼ばれています。設立当初からウイグルへ入植させる大量の漢族の受け皿として、また中国共産党中央軍事委員会と並ぶウイグル経済支配の両輪の一つとしての役割を果たしてきました。かつてのイギリス東インド会社やオランダ西インド会社にも例えられます。 現在の兵団は四千五百以上の会社を所有し、世界七十カ国の八十六万二千社以上と貿易を行い、ウクライナやケイマン諸島などで土地を、アメリカ、日本などで資産を持つ巨大軍産複合組織です。二〇二一年のGDPが日本円でおよそ七兆円です。同時に兵団は「中華民族共同体」のために、テュルク系であるウイグル人を強制収容所に入れて「中華民族」に改造する、ウイグルジェノサイドの政策実行役も担ってきました。このような「業績」が評価され、兵団武警の総隊参謀長が共産党香港駐留部隊のトップに起用されたことから、専門家は中国当局は香港民主派への弾圧を強化する狙いがあると懸念しています。 この「新疆生産建設兵団」こそ、ウイグルを取り巻く諸問題を理解する大きなキーワードの一つです。新疆生産建設兵団の設立時期と役割、そして新疆ウイグル自治区との関係を明らかにすることは、今のウイグルで起きていること、その歴史的背景、そして私たちの、世界の今後に密接に関わると私は考えてきました。 そのため、「新疆生産建設兵団」を本書のメインテーマとさせていただきました。 目次 -- はじめに 前著への反響 ウイグルジェノサイドと国際社会 ウイグルを支配する新疆生産建設兵団 第一章 新疆生産建設兵団とは何か 新疆生産建設兵団とウイグルの資源 兵団の概要 「計画単列」としての兵団 「建築工程師」第十一師 「師市合一」の現在 兵団の構造と機構について 兵団が「軍」として保たれる理由 入植した漢民族の受け皿になっている 国境地域の管理を担う 「民族自治区域」内における治外法権 主権と治権の問題 「軍企業」の製品が世界市場で売られている 兵団によるウイグルの環境破壊 第二章 新疆生産建設兵団の設立 禁じられた「東トルキスタン」 毛沢東は何故新疆生産建設兵団を設立したか? ウイグルへの進駐を託された将軍・王震 兵団は何故自治区より一年早く設立されたのか 毛沢東と共産党が恐れた「和平解放を妨げる諸要素」 東トルキスタン民族軍 東トルキスタン民族軍の運命は 第三章 毛沢東の「和平解放」 毛沢東の戦略 東トルキスタン共和国の「民主革命党」 トウ力群の新疆における「巧みな外交と情報戦術」 ソ連を味方につけ、その力を最大限に利用する 第四章 運命を変えた「飛行機事故」 東トルキスタン共和国リーダーたちの「飛行機事故」 リーダーたちはなぜ「北京」に向かったのか? アフメットジャン・カスミーたちのアルマトイにおける足取りと行先 中国共産党による事故日時の修正 「飛行機事故」についての新たな証言 一九四九年八月二十五日の飛行機事故調査報告書について 「飛行機事故」が民の心に残したもの 第五章 謎の男「ブルハン・シェヒディ」 二十世紀のウイグル史上最も謎めいた人物 ブルハン・シェヒディの「和平解放」における「功績」 「共産党による賛美」と「タタール人社会からの批判」 シャトグリ・ウイグル暗殺事件 アフメットジャン・カスミーとブルハンは長年の「親友」だった アフメットジャンからブルハンへの最後の手紙 第六章 進むウイグル切り崩し工作 「五十一人派座談会」とは何か 「五十一人派座談会」が開かれた背景 毛沢東の消えた「連合政府論」 アブドレヒム・エイサの死 国民党の「新疆省」において実現に至らなかったこと 共産党の「民族区域自治」政策 ウイグル人側から見た「新疆省」と「民族区域自治」 第七章 文革時代の兵団解消と復活 「文化大革命」時代と新疆生産建設兵団の解消 メリケ・ズヤウドンの死 トウ小平と新疆生産建設兵団の回復 第八章 習近平とウイグルジェノサイド 作られた「ウイグル人によるテロ」 習近平の「新疆政策」と「民族政策」 兵団を南に発展させるという習近平の野望 「兵地融合」はどのようにして実施されるのか? 兵団を南に発展させる政策の真の目的とは 「一帯一路」の出入り口がウイグル 「一帯一路」の現状と問題点 一帯一路で重要な役割を果たす兵団 ウイグル強制・奴隷労働 日本はウイグルジェノサイドの実行役である中国の軍事企業と貿易をしている おわりに 「歴史」と「現実」から見える中国の本当の狙い 当事者同士が真摯に向き合える機会を作ってくださった方々への謝辞 解説:小林一美(神奈川大学名誉教授) 参考文献 「おわりに」より抜粋 -- 習近平率いる中国共産党政権の、ウイグル人ジェノサイドを通して達成しようとする目的は、ウイグル人から住み慣れた故郷を奪い、漢民族を大量に入植させて人口逆転を実現し、ウイグルの内部に兵団の十四個の師団と三百八十万人を配置した「安全島」を作り、国境線には国防軍を置くことで、最終的に新疆ウイグル自治区を生産建設兵団が呑み込もうとするものです。 中国共産党がウイグルジェノサイドを実施し、三百万以上の人々を強制収用して「中華民族」に改造する背景には、中国共産党を侵略者と認識するウイグル人をはじめとする東トルキスタンの民衆に対する恐怖があります。ウイグルは中国全領土の六分の一を占める大きな自治区であり、周りの国々とは人種、言語、文化、宗教で繋がっています。ウイグルが独立して周りの国々と連盟でも作り、世界約二十億のイスラームテュルク世界の一部になることを、イデオロギーと文化が全く異なる人口約十三億の中国は恐れています。万里の長城内にまた戻ることにでもなれば、十三億の民を養えなくなる、という悪夢が中国を待っているからです。 一帯一路をはじめとする各経済回廊は、中国のエネルギー需要を満たし、十三億人を養う生命線です。つまり中国の存続に関わる重要な戦略です。ウイグルジェノサイドの裏にある中国の本当の狙いは、ウイグルを消し去り、共産党に忠実で均質な中華民族共同体を作ることによって、党自身が「生き残る」ことであると言えるでしょう。 恐怖からくる「生き残る」ための戦略が、ウイグルジェノサイドに繋がりました。子供たちが親から離され、言葉を奪われました。大人は強制収用され、今は大勢が監獄にいます。たくさんの人々が死に、生き残った者は強制労働で「改造」されています。女性には強制不妊手術が施され、中国人が組んだレイプツアーの対象になりました。 中国共産党はこのような「人道に対する罪」を犯し、私たちの心に深い傷を負わせ、憎しみの種を植え付けました。修復できるとは思えません。ウイグルがこれで終わるとは、私たちウイグル人は思っていません。中国共産党が成功するとも思っていません。 「中国共産党政権が行っているこの残酷極まりのない犯罪・ジェノサイドは、かえって私たちを強くする」 これが今のウイグル人の心境です。

1760 円 (税込 / 送料別)

中国共産党─毛沢東から習近平まで・異形の党の正体に迫る

“共産主義”という怪物中国共産党─毛沢東から習近平まで・異形の党の正体に迫る

謀略・内紛の「過去」 虐殺・侵略の「現在」 膨張・破滅の「未来」 “共産主義”という怪物 なおも世界中を食い荒らそうと膨張し続ける その血塗られた歴史と野望とは─ 「中国4,000年」とよく言われるが、清国以前の中国は「国家」ではなく「天下」だった。 辛亥革命を経て「国家」になった中国は、二度の大戦の中で「共産主義」という怪物に飲み込まれ、いま、日本にとって「最大の脅威」となっている。 日本は今後どう対峙すべきか? 中国共産党の謎に迫る! 小滝 透 著 2023.04.06 発行 ISBN 978-4-8024-0153-1 C0031 四六並製 328ページ 序章 大英帝国がインドを経て清に至った時のこと、中国史上初めての状況が出現した。それは、延々と続いてきた中華帝国の伝統が清で途切れ、世界が天下でなくなったことである。 それまでの王朝は、国家ではなく天下であり、天朝朝貢冊封体制と呼ばれるシステムで周辺諸国を睥睨していた。それは文字通り、天命を受けて統治する王朝(天朝)が、周りの国々から朝貢を受け、それに対して冊封(官位と暦の授与)しながら天下を治める体制だった。それが易姓革命を経ながらも延々と続いてきたのがこの地の変わらぬ風景だった。 ところが、ここに異変が起こる。西欧列強、とりわけ大英帝国による侵攻が、この体制を根本的に変えたのだ。インドを席巻した大英帝国は阿片戦争、次いでアロー戦争の勝利を経て自由貿易を清朝に強要する。当初清朝は、西欧列強の侵攻を撫夷(夷狄をなつかせる)をもって懐柔しようと試みたが、ことここに至ってはもはや如何ともしがたかった。その結果、朝貢冊封体制は崩壊し、世界に君臨していた天朝も数ある国の一つとなり、近代国際関係のただ中に組み込まれた。 それを、国内的に追認したのが辛亥革命である。それは、「中華民国」の国号が明確に示している。この時、当地の支配は「天朝ではなく『国家』が担うもの」となり、その版図内の民衆は「国民」と呼ばれる存在へ移行してゆく。 それまでの天下には一人の国民もいなかった。そこにいたのは天子(天の子=皇帝)によって支配される天民と呼ばれる者だったが、彼らは二つの階級に分別され「漢字族」とも称すべき漢文を読め、漢語文化に親しんだ知識人や官僚と、それ以外の民衆に分けられた。一般に、前者が君子、後者が小人と呼ばれている者らである。この二者は厳格に峻別され、共にあることは一切なかった。ただ、この漢字族には、民族に関係なく誰でもが参加資格を持っており、かつてはこれが正式の中国人とされていた。 この概念はつい先ごろまで本邦の中国学会などにも残存し、中国文学の泰斗・吉川幸次郎は、学会の冒頭で「われわれ中国人は」とする挨拶からスピーチを始めたとの逸話がある。東夷である日本人も、中華文化に精通すると、中国人になれたのだ。 一方、この文化概念は、他民族への強い同化作用も及ぼした。長い中国史を見てみると、北方異民族に侵略され、その征服王朝が長く君臨していた時期もあったが、いつしか中華文明に啓蒙され、同化されてゆくのが常だった。この歴史観は長城外(関外)では通用せず、モンゴルもチベットもウイグルも中華文明に同化することはなく、またフロンティア諸民族が強大になり出すと逆朝貢が強要され、かつそうした諸民族も自らの文字を持ち、独自の文化文明を有することで中華世界から離脱していた。 だが、それでも何とか中華世界の面目は保っており、北狄の満洲族も清朝として君臨すると中華文明を採用し、その支配をなしている。 ところが、西欧は違っていた。彼らはいささかも中華文明に篭絡されず、却ってその文明を浸透させ、中国社会を欧化してゆく。これは中国史上初めての現象だった。 辛亥革命から始まる中国の近代史は、まさにこの欧化の中で進行してゆく。と同時に、それは列強諸国(西欧・ロシア・日本)に虫食いのように侵食され、半植民地になる屈辱の時代の到来だった。彼らが言う「百年の屈辱」が始まったのだ。今から述べる中国共産党は、この屈辱のただ中で誕生した。 では、その共産党の過去と現在、そして近未来につき、以下において語ってゆきたい。 目 次 -- 序章 近代中国は天下を止めて国家となった 第一章 中国共産党前史 清朝は五つの国を束ねる「同君連合国家」だった 太平天国と義和団の乱 西欧の侵攻──朝鮮朝と日本、そして清の対応 日清戦争は中国の変革を促した 日清戦争は、日本への模倣と憤怒を与えた 朝鮮朝も西欧に学べなかった 王冠は敗戦を生き延びられず 辛亥革命と軍閥割拠 国共合作と北伐と 上海クーデターから長征へ 北伐成る 第一章のまとめ 第二章 中華人民共和国 剣とペン 中国国盗り物語(一)──人民解放軍の幼児体験 中国国盗り物語(二)──人民解放軍は決戦を回避する 中国国盗り物語(三)──人民解放軍は軍閥の寄せ集め ゲマインデ(閉鎖共同体)と粛清と 毛沢東とは何者か(一)──革命の原点は農民暴動 毛沢東とは何者か(二)──知識人へのコンプレックス 毛沢東とは何者か(三)──人間不信と権力闘争 毛沢東の戦争戦略──持久戦論と遊撃戦論 胡適の「日本切腹、中国介錯論」 四つ巴の国際関係 米ソの中国介入と共産党の対米政策 日本の敗戦、撤退、そして占領体制 蒋介石の要請──旧日本陸軍の将官、台湾へ渡る その後の台湾 第二章のまとめ 第三章 毛の戦争、毛の内乱 中国の国の形(一)──中国は連邦制を採らなかった 中国の国の形(二)──統一中国への懸念 戦争と内乱と 朝鮮戦争(一)──毛沢東は対米戦に踏み切った 朝鮮戦争(二)──毛沢東は対外戦を内政改革に利用した 台湾海峡戦争 毛沢東の失政 中印戦争、そしてチベット蜂起 文化大革命(一)──毛沢東、奪権闘争を開始す 文化大革命(二)──逆ユートピアの終焉 ソビエトとの確執(一)──対ソ全面戦争の危機 ソビエトとの確執(二)──アメリカへの接近 第三章のまとめ 第四章 改革開放──人民中国第二革命 周恩来の死──第一次天安門事件 四人組の最後 最後にトウ小平が勝ち残った──文革の終焉 共産党独裁下の資本主義(改革開放) 香港に追い付け──経済特区、設立される 第二次天安門事件の虐殺 トウ小平の南巡講話 先富論の行き着く果て 人々は宗教にのめりこんだ トウ小平以後(一)──江沢民の抜擢 トウ小平以後(二)──資本家の入党 トウ小平以後(三)──胡錦涛、チベット自治区に赴任 トウ小平以後(四)──小康社会の実現失敗 第四章のまとめ 第五章 今、中国は 新中国は西欧の全面コピーで出来上がった 一帯一路(一)──中国は禁断の両生国家に踏み込んだ 一帯一路(二)──中国の領土観 一帯一路(三)──帝国の墓場、イスラム世界 一帯一路(四)──韜光養晦を怠った中国 帝国の衛星国(一)──北朝鮮の懸念 帝国の衛星国(二)──社会主義国家間の確執 中国の人民支配 中国の社会事情(一)──労働倫理の欠如 中国の社会事情(二)──格差社会、赤字拡大、解放軍の綱紀粛正 第五章のまとめ 第六章 中国の近未来 和平演変は起こらない 中央対地方の競合 人口動態と自然破壊 アメリカの気付き──冷戦は続いていた 文武の均衡を失った帝国 地政学に見る中国の終焉 コロナ禍 ロシアのウクライナ侵攻 中国の困惑──ウクライナ侵攻でヤルタ体制は崩壊する 日本の選択 第六章のまとめ 解説 「国家」としての中国近現代史──三浦小太郎 西欧列強の侵略がもたらした内的自己と外的自己の分裂 日清戦争から辛亥革命へ 毛沢東と共産党の現代史 毛沢東にとっての戦争と内政 トウ小平以後から現代まで──アキュート・アノミーの時代

1980 円 (税込 / 送料別)

朝鮮戦争で生まれた米軍慰安婦の真実

[文化人類学者の証言]私の村はこうして「売春村」になった朝鮮戦争で生まれた米軍慰安婦の真実

貧困と性暴力が交錯する朝鮮半島の現実とは 本書で私は、朝鮮戦争の体験を語り、 『韓国の貞操ナショナリズム』の本質に迫り、 それを警告したかった 韓国メディアから「親日派」と猛バッシングを受けた 著者による体験をもとにした赤裸々な告白 崔 吉城(チェ キルソン) 著 2018.06.29 発行 ISBN 978-4-8024-0060-2 C0021 四六並製 256ページ 内容紹介 今、日本と韓国とのあいだで、戦争中の性犯罪が問題とされている。いわゆる「従軍慰安婦」をめぐる問題である。そこでは、「強制連行」や「性奴隷」といった言葉が飛びかうが、この問題に関しては、慰安婦をどのように「強制」したのか、その強制性に絞って議論すべきであろう。つまり、強姦、人身売買、拉致、といったことが、慰安婦問題の核心なのである。 以下は、こうした慰安婦問題の動きを、年表にしたものである。 1982年9月2日 朝日新聞が吉田清治氏の講演を掲載 1983年7月31日 吉田清治・著『私の戦争犯罪』(三一書房)出版 1990年11月16日 「韓国挺身隊問題対策協議会〔挺対協〕」設立(代表・尹貞玉) 1991年8月11日 朝日新聞の植村隆記者が「元慰安婦」の証言を公表 1992年1月16~18日 宮沢喜一首相が廬泰愚大統領に八回謝罪 1993年8月4日 河野洋平官房長官が「河野談話」を発表 1995年7月19日 日本政府が「女性のためのアジア平和国民基金〔アジア女性基金〕」を設立 1996年6月 国連人権委員会で「慰安婦」の数を二〇万人とした「クマラスワミ報告」 1997年1月15日 金泳三大統領「アジア女性基金」に遺憾 2002年5月1日 「アジア女性基金」韓国国内での活動終了 2005年3月1日 廬武鉉大統領、三・一節の演説で「慰安婦問題」に言及 2007年3月31日 「アジア女性基金」解散 2011年8月30日 韓国憲法裁判所の判決「元慰安婦へ補償を」 2011年12月14日 「挺対協」が日本大使館前に慰安婦像を設置 2014年6月20日 日本政府が「河野談話作成過程」の検証結果を公表 2014年8月5~6日 朝日新聞が吉田清治氏に関する記事を取り消し この年表を大学の講義で学生たちに見せたところ、韓国からの留学生たちが一斉に声を上げた。彼らは、宮沢首相が廬泰愚大統領に八回も「謝罪」したことも、河野官房長官が韓国に迷惑をかけたことを深くお詫びすると「謝罪」したことも、全く知らなかったという。だとすれば、日本国の総理大臣による八回もの謝罪は、いったい何だったのだろう。 慰安婦問題で韓国は、日本に謝罪を求め続けたいという気持ちが常にある。これは、韓国政府やメディアにバイアス(偏り・傾向)があるということを意味する。メディアというのは、客観的な報道が命であるはずだが、これはどういうことだろう。 実は、メディアにはそれぞれ偏向があるのである。新聞や雑誌でも、「右」と「左」が決まっている。私が北朝鮮で撮った映像を学生や市民に見せると、「メディアの映像と違って新鮮だ」と言われる。アメリカのトランプ大統領は、自分に気に入らないように編集されるメディアを「フェイクニュース」と言い切って、直接ツイッターなどで投稿するが、私には、その気持ちが十分に理解できる。 私は、朝鮮半島の、三八度線近くの南側にある小さな村で生まれ、一〇歳のころに朝鮮戦争の悲惨な状況を体験した。そこでは国連軍兵士による性暴行があり、それを防ぐために売春婦たちが村にやってきた。彼女たちは、いわば「韓国の米軍慰安婦」である。私は、こうしたことについて深く考え、読者に向けて語りたいと思っている。 当時の私には、反戦思想のようなものはなかった。つらく、怖く、そして一方では面白い、そんな混乱した心理だった。こうした複雑な思いを背景に、「朝鮮戦争」、そして「戦争と性」というものについて、考えていきたいと思う。 ※本書は、平成二六年に当社から刊行された『韓国の米軍慰安婦はなぜ生まれたのか』を再構成の上、増補改訂したものです。 目 次 -- はじめに 第一章 戦前・戦後の韓国・北朝鮮 日本統治からの解放 国民学校の戦前と戦後 反日感情の高まり 三八度線と休戦線 戸籍に名前のない母 第二章 朝鮮戦争と米軍慰安婦 私の見た朝鮮戦争 戦争勃発 ヒジキの思い出 故郷への帰路 村の共産主義者 人民軍に虐殺された一家 人民軍の退却 再び韓国側となった時代 中共軍に占拠された村 国連軍の落下傘部隊 村を襲った激しい爆撃 中共軍の死体処理 国連軍による性暴行の被害 兵士が女性をレイプする理由 中共軍による性暴行はなかった 米軍の駐屯と売春村の誕生 ソバ畑の思い出 米軍慰安婦の二面性 売春村の活況 「オヤ」と呼ばれた売春婦 コンドームと英語の氾濫 国際結婚を夢見て 村に定着した売春婦 四人の売春婦を出した家 米軍がもたらしたアメリカ文化 父の死と友人の裏切り 首都ソウルへの転学 板門店「観光」ツアー 第三章 現代韓国の「喫茶店売春」 茶房を利用した売春システム 第四章 日本の統治と韓国のセマウル運動 韓国における独裁と自由 高校教員時代のつらい思い出 独裁者・朴正熙の時代 セマウル運動は「日本起源」なのか 朴正熙の生家を訪ねる 第五章 陸軍士官学校の教官が見た韓国軍 入隊までの過酷な訓練 軍事境界線の真実 警察官を蹴りとばす軍人 軍務と学術研究の両立 国民教育憲章の講義 陸軍大尉として 徴兵制度と愛国心 軍事クーデターへの失望 第六章 性拷問と民主化運動 警察官による性暴行事件 妓生と売春 朝鮮戦争と反共意識の拡大 第七章 韓国人の貞操観念 反日とナショナル・アイデンティティ ドラマ「冬のソナタ」に見る韓国人の貞操観 宗教観と貞操観 避妊と中絶 伝統と男尊女卑 李氏朝鮮の代理母制度 結婚と貞節 韓国の伝統的な貞操観 第八章 韓国の反日ナショナリズム 日本の「性的」で「低俗」な大衆文化 外敵に狙われる処女 慰安婦問題の歴史的な背景 第九章 戦争と性 1中国の南京大虐殺記念館を訪ねて 2「正しい戦争」はあるのか 3戦争と性 おわりに 参考文献

1650 円 (税込 / 送料別)

【復刻版】中等歴史─東亜及び世界篇〈東洋史・西洋史〉

戦前戦中の日本から見た、目からウロコの「世界史」【復刻版】中等歴史─東亜及び世界篇〈東洋史・西洋史〉

旧制中学、高等女学校、実業学校、青年学校で使用された 「中等歴史 一」を読みやすい現代仮名遣いで復刊 こんな教科書が欲しかった!驚くほど公正で、現代に通じる内容 今の日本人が忘れている「日本の視点」から学ぶ深掘り「世界史」 文部省 著 三浦 小太郎 解説 2022.02.11 発行 ISBN 978-4-8024-0133-3 C0021 A5並製 232ページ 内容紹介 本書の「序説」を読む限り、本書は、大東亜戦争下という状況が生み出した「皇国による東亜の解放と世界の平和建設」という歴史観に基づいて編纂された国定教科書としか思えないだろう。 ところが、本書本文に触れてみれば、読者はその文体も思想も、序説で求められている姿勢とは無縁、というより正反対の、東洋・西洋両史における、現代でも通用する公正で学問的な記述に満ちていることがわかる。この差異に、筆者は当時の国策と、それに追従しなかった教科書執筆者たちの良識を読み取る。 さらに本書の特徴は、その言葉自体は使われていないが「アジア史観」というべき視点が打ち出されていることである。実は「東洋史」という概念は、明治維新以後の日本で確立されたものだ。しかし、「東洋史」として、西洋史とは異なる地域の歴史をひとくくりに教科としてまとめるならば、そこにはアジア全域が含まれるべきであるのだが、実際に扱われていたのはほとんど中国を中心とする東アジアだけであり、南アジア、西アジア史は軽視されがちだった。しかし、本書は西欧史に対峙し、全アジアの歴史を東洋史として扱おうとする姿勢が明示されている。 後半の西洋史編は、いくつかの表現を変え、この時点では明らかではなかった事実や解釈を多少変更すれば、このまま現代の学校でも何ら問題なく使えるのではないか。 『中等歴史』は次の言葉で閉じられている。 欧米人の東亜に対する研究もまた、軽視することはできない。世界政策の実施に伴ない、かれらは、アジアの歴史や現状に対して絶大な関心をもち、その偉大な古代文化や現代の国情、特に資源に着目して、精密な調査・研究を進めた。われらは、深く欧米人の東亜研究の意図を警戒しなければならないのである。 この最後の文章は、欧米列強が優れた科学技術を持ち、アジアの資源を狙っていることへの警戒として書かれたものであるが、さらに言えば、欧米のアジア文化や歴史への関心は、これまでの暴力的な植民地化だけではなく、アジアの文化、歴史伝統を研究した上での、より巧みな支配体制を作り出すことを目指しているのではないかと警告しているのだ。大東亜戦争後の我が国が、その占領政策においてどのような精神的解体を強いられたかを思い起こすとき、この文章は不吉な予言のようにも響く。 『中等歴史』は、今こそ読み返されるべき本である。 戦時中、我が国の知識人も文部官僚も、理性と歴史への公正さを保っていた証拠として。また、大東亜戦争という状況下、おそらく日本の歴史教育の中で、「アジア史」という視点が最も広く認識された記録として。この二つの点は、現在の歴史教育においても生かされるべき点ではあるまいか。 そして最後に、大日本帝国の近代化の一つの達成、つまり戦時下であるにもかかわらず「敵国」である欧米の近代的価値観のプラス面には、敬意を払い、評価していたこと、差別主義や人種論に陥らなかった良識をも示す貴重な資料といえるだろう。 目 次 -- 序説 皇国と東亜及び世界 皇国の尊厳 国民科歴史学習の意義 大東亜の地域と民族 大東亜建設の使命 前 編 一 古代のアジア (一)支那の黎明 古帝王の伝説 夏と殷 周代 (二)周の文化 支那の国がら 周の制度と社会 孔子と諸子百家 (三)古代インドと仏教 仏教の成立 アショカ王と仏教 (四)古代の西南アジア 西南アジア エジプト バビロニア フェニキア ヘブライ アッシリアとペルシャ 二 アジア諸民族の交渉 (一)支那の統一と北辺・西域 秦の統一 前漢の発展 王莽と後漢 漢の学問 漢代の社会 北辺と西域 (二)北方民族の活動と南方各地 三国・西晋時代 東晋と江北の諸国 南北朝時代 宗教と文芸 鮮満地方 インドと東南アジア 三 アジア諸文化の興隆 (一)隋・唐と東・北アジア 隋と高句麗 唐の発展 唐の盛衰 突厥と西域 渤海の興起 (二)唐の文化 諸制度 宗教と学芸 唐代文化と東亜の共栄 (三)サラセン文化と南方文化 サラセン帝国 回教とサラセン文化 南方諸国 四 アジア諸民族の活躍 (一)北方民族の進出 五代と遼 宋と遼 金と南宋 (二)宋及び遼・金の文化 宋代の学芸 諸発明と社会・経済 遼・金の文化と日宋関係 (三)蒙古民族の発展 成吉思汗 蒙古の発展 世祖の事業 元の領土 元の衰亡 交通の発達 元代の文化 社会・経済 (四)漢民族の復興 明の興起 明の盛衰 明代の文化 日明関係 (五)回教諸民族と南方諸国 セルジュク王国 チムール国 オスマン帝国 ムガール帝国 インド支那半島 マジャパヒト王国と回教 五 近世の東亜 (一)清の興起とその盛時 清の興起 清の隆盛 清朝の政策 清代の官制 思想と風俗 教育と文化 (二)欧米の東亜侵略 侵略の先駆 露国の東方侵略 英国のインド経略 インド支那半島 米国の東亜侵略 (三)清の衰亡 阿片戦争 太平天国の乱 英・仏・露の支那侵略 同治中興 清の衰亡 大正以降の東亜 後 編 一 上古の欧洲 (一)ギリシャ エーゲ文明 都市国家の成立 ペルシャ戦役と覇者の隆替 アレクサンドロス大王とヘレニズム (二)ローマ ローマの興起 共和制の末期 帝政の盛時 ローマの衰亡 (三)ギリシャ・ローマの文化 ギリシャ文化 ギリシャの思想 ギリシャの文芸 ヘレニズム時代 ローマの文化 ラテン語と文学 古典文化 キリスト教の起原と弘通 二 欧洲社会の成立 (一)ゲルマン民族の活動 中世の意義 ゲルマン民族の移動 フランク王国の発展 ノルマン人の活躍 (二)封建制度とキリスト教の勢力 封建制度 封建の社会 キリスト教の勢力 ローマ法王 神聖ローマ帝国 (三)東欧の形勢 東ローマ帝国 スラブ民族の活動 アジア民族の欧洲進出 (四)十字軍とその影響 十字軍 十字軍の結果 都市の勃興 法王権の失墜 (五)西欧に於ける王権の確立 中世末の英国 フランス王権の発達 英・仏王権の確立 ドイツの情勢 スペインの統一 近代国家の起原 三 欧洲の転換 (一)新航路の開拓 東航と西航 葡・西両国の発展 新航路開拓の影響 (二)学芸復興 学芸復興の意義 古典の復興 学術の振興 芸術の発達 (三)宗教改革とその影響 ルターの宗教改革 新教の発展 旧教の覚醒 政教の紛争 四 近世諸国家の発達 (一)スペイン・オランダの興隆 専制政治 (二)フランスの隆運 フランスの台頭 ルイ十四世の治世 (三)イギリスの発展 エリザベス時代 憲政の発達 外交と植民 (四)アメリカ合衆国の独立 独立の原因 独立戦役 建国の体制 独立の影響 (五)ロシア・プロシアの勃興 ロシアの勃興 ドイツの国情 フリードリヒ大王 ロシアの発展 五 欧洲の革新 (一)啓蒙思想 欧洲の革新 啓蒙思想 国民文学と革新文学 (二)フランス大革命 革命の原因と発端 王政の廃止 ナポレオンの出現 (三)ナポレオン時代 ナポレオンの帝政 ナポレオンの失脚 ウィーン条約 (四)産業革命 産業革命の発端 産業革命と英国 産業革命の進展 六 欧米の世界政策 (一)欧米の情勢 国民主義 ナポレオン三世 イタリアの統一 ドイツの統一運動 独仏戦役 ドイツ帝国の成立 アメリカ合衆国の膨脹 南北戦争 戦後の発展 (二)列強の世界政策 世界政策の由来 英米の野心 勢力の均衡とその破綻 文化の動向 年表 付図 前漢とローマ 世界諸民族の交渉・移動 アジア諸文化の興隆 アジア諸民族の活躍 東西交通の拡大 欧洲勢力の膨張 解説 「アジア視点」による公正な世界史 三浦小太郎(評論家) 序説の皇国史観と本文との違い 『アジア史概説』を生み出した『大東亜史概説』 アジア史としての意識 アジア諸民族の興隆と現状 西欧近代の価値観への公正な評価

1870 円 (税込 / 送料別)

【普及版】アメリカ人が語る─アメリカが隠しておきたい日本の歴史

YouTubeでも大活躍! 一番読まれているマックス氏の本!【普及版】アメリカ人が語る─アメリカが隠しておきたい日本の歴史

海兵隊出身の著者がアメリカの“嘘"を告発する! 世界に伝えたい日米二カ国語表記 「南京大虐殺」「性奴隷」「強制徴用」など反日の主戦場はアメリカ 米国は日本に永遠の贖罪意識をもたせることで日本を抑え続けている 真実を語ること、それはヘイトスピーチではありません。 マックス・フォン・シュラー 著 2023.10.29 発行 ISBN 978-4-8024-0162-3 C0021 新書版 280ページ 内容紹介 日本や大東亜戦争について書かれた洋書を読むと、日本に対する根強い批判ばかりが目につきます。よくこんな文章を見かけます。「主な歴史学者は、日本が20万人もの朝鮮人女性を強制的に性奴隷にしたと考えている」 しかし、私はそう思いません。なぜなら、そういう英語圏の歴史学者は、ほとんどがアメリカ人だからです。彼らは現代のアメリカを世界基準だと思っており、アメリカが世界で最も完璧な世界だと実際信じています。 もしも、あなたの国が今アメリカと違っているなら、あるいはあなたの国が以前アメリカと違っていたなら、それはよくない、正さなければならない、と彼らは思っています。そういう理由で、多くの西洋人の歴史家、といってもそのほとんどはアメリカ人ですが、日本の慰安婦システムを批判します。 しかし、私はアメリカで生まれましたが、彼らと違って、アメリカが世界一優れた国だとは思っていません。私は子供の頃から、アメリカ人は一生懸命仕事するよりも、自慢することに熱心なように思っていました。 アメリカ人は自分がアメリカ人に生まれたというだけで、特別扱いされるのを当たり前だと考えています。 今アメリカの大学で教えている歴史学者は、たとえばポリティカル・コレクトネス(政治的に公正・中立で、なおかつ差別・偏見を防ぐ目的の表現)をはじめとする現代のアメリカ社会の考え方に反する言動はできません。 非常に残念なことに、ポリティカル・コレクトネスは抑圧の一形態に堕落し、左翼が反対する人々のキャリアを破壊するために使われるようになったのです。 アメリカのフェミニストたちは、慰安婦は性奴隷であり、今の日本人はそのことについて罪の意識を持つべきである、と断言しています。もしアメリカの歴史学者がこの考え方と違うことを書けば、現在のアメリカでは職を失います。フェミニストたちはその歴史学者が所属する大学に対して、彼が辞めるまで圧力をかけます。 私は人生の大半をアメリカの外で送ってきました。私はどの学校にも雇われていないので、中立の立場で意見を述べることができます。多くのアメリカ人は、私が長く日本に住んでいるせいで、日本に洗脳されたのだろう、と揶揄します。 私は49年間、日本に住み、日本語で本を書けるぐらい日本語を学びましたが、それが洗脳だとは思えません。私は、ことによると何か大事なことを学んだのではないかと考えています。 主流派の歴史学者は、日本には性奴隷システムがあったと非難しますが、戦時中のアメリカの社会はそれほど素晴らしいものではありませんでした。当時の黒人の置かれていた状況や女性の地位を見れば分かります。 日本は、アメリカとは違うしアメリカとは異なる道を歩んできました。私は日本の方が素晴らしい道を歩んできたと考えます。基地の周辺で行われている売春にまつわる問題を解決するには、日本の慰安婦システムは最善の方法だったと思います。 今のアメリカ人は、道徳的な理由で、自国の兵士は売春婦を買うようなことはしない、と思うふりをしたいようです。しかし、それは事実ではありません。世界中のアメリカ軍基地の周辺はしばしば、不法で危険な状態にあります。 この本では、日韓問題で韓国を強く批判していますが、これはヘイトスピーチではありません。私が心から願っているのは、韓国人が、自分たちの問題は自分たちの社会でいつでも日本を非難するといったことなく解決できるようになってほしい、ということです。 真実を語ること、それはヘイトスピーチではありません。 マックス・フォン・シュラー 目 次 -- はじめに 1章 日本は侵略国だったのでしょうか? 日本人にとっての“戦争”の意義 日本における伝統的戦後統治 日露戦争の真実 アメリカは悪いことができないと信じる多すぎる日本 アメリカ流儀のプロパガンダ アメリカによる残虐行為 自国を擁護しない愚かな日本人 白人国家の攻撃的な性質 植民地主義の本当の意味 日独伊三国同盟の真実 日米開戦の真実 2章 日本陸海軍は本当に残虐だったのでしょうか? 日本人を理解できないアメリカ人 海兵隊での私の体験 米兵の残虐行為を決して認めないアメリカ人 傲慢で自己中心的なアメリカ人 米兵によるレイプ犯罪 アメリカが隠し続ける戦争の真実 南京事件の真相 マニラ事件はアメリカの責任転嫁 アメリカのプロパガンダに騙されるな 自国の軍隊を尊敬できない日本人 3章 大東亜共栄圏 欧米にとって脅威だった大東亜共栄圏 大東亜共栄圏の真実 4章 日韓関係はなぜ修復できないのでしょうか? 全てのトラブルの原因は韓国 韓国の歴史 日本の歴史 李氏朝鮮の身分制度 李氏朝鮮の文化と識字率 国を滅ぼした両班 李氏朝鮮と対照的だった活気ある江戸時代 朝鮮併合の真因 日清戦争 末期状態だった李氏朝鮮 日露戦争 5章 併合時代の真実 併合当時の資料を読む 原始的な始まりから生まれた法制度 何もないところから作られた警察組織 混沌とした金融システムを秩序に置き換える 教育 新しく近代的な医療産業 農業 田園から蘇った工業の宝石、興南の街 6章 日韓問題の現実 韓国の歴史上最も平和で豊かだった時代 朝鮮人ゲリラを抑えた日本 韓国人の被害者意識 韓国人の優越感 慰安婦問題を検証する 米兵と韓国人売春婦 慰安婦問題の真実 日本は本当に朝鮮の文化を破壊したのか? 創氏改名の真実 韓国人による自分たちこそ日本文化の起源との主張 「愛国無罪」の手に負えない迫害 韓国人の自業自得 韓国人の「大便フェチ」 韓国人の日本バッシング熱 韓国における反日教育 外国人の「韓国疲れ」 韓国に対する私の思い出 韓国はベトナムに学べ 7章 思い違い 平和ボケと自虐史観 日韓合意についてのアメリカの誤解 目隠しされているアメリカ人 いまだにくすぶる南北戦争の遺恨 欺瞞の達人・北朝鮮 アメリカが目指すべきもの 南北再統一の幻想 コリアの本当の悲劇「朝鮮戦争」 韓国人は何を目指すのか? おわりに 普及版刊行に寄せて 注記 参考文献

1320 円 (税込 / 送料別)

日本人を精神的武装解除するためにアメリカがねじ曲げた日本の歴史

歪められた言論空間を打ち砕く国際派学者による歴史認識の神髄日本人を精神的武装解除するためにアメリカがねじ曲げた日本の歴史

百の国あれば百通りの正義あり。 歴史の虹を見よ! 敗者の尊厳と独立を奪うために、勝者は必ず敗者の歴史を否定する 日本人よ、米中韓の罠から目を覚ませ!現在もなお教育界、メディアで 拡大再生産を続けているGHQが植え付けた罪悪史観を正す。 青柳 武彦 著 2017.07.18 発行 ISBN 978-4-8024-0038-1 C0021 四六並製 272ページ 内容紹介 近現代史の真相を知って日本人の誇りと魂の復活を 第二次世界大戦終了後、日本人を精神的に武装解除するために、米国は徹底的に日本の歴史をねじ曲げた。世界の歴史を見れば明らかなように、勝者は敗者の復活を阻止するために、敗者の歴史を否定することで民族の尊厳と独立を奪うのが定石だった。 例えばシナでは、『史記』、『漢書』、『元史』、『明史』、等の例に見るように、王朝が変わる毎に歴史は古代に遡って全面的に書き換えられた。従って、史書としての一貫性は完全に失われてしまっている。欧州においても同様である。唯一の例外は日本である。神武天皇即位以来の二千数百年に及ぶ歴史の中で、日本は「万世一系」の皇室を維持して独立の主権国家として世界に誇る民族文化を育んできた。 それが、米国のWGIP(戦争責任情報プログラム。全て日本が悪かったので米国が正義の鉄槌を下したというプロパガンダ)によって大幅に書き換えられて、日本人の民族性にまで悪影響を与えつつある。本書は歴史の真相を明らかにすることによって、そのような傾向を阻止しようとするものである。 歴史の真相を調べてみると、日本国民は大東亜戦争の経緯について後ろめたく思ったり、自虐史観に苛まれたりする理由は全くないことがわかる。しかし、学校の教科書にはいまだに終戦直後にGHQが押し付けたプロパガンダに基づく要綱が生きているので、そうした内容を学校で教えてもらえることはない。 自虐史観の影響 日本国民は、戦後七十余年もたった現在でも自虐史観に苛まれて委縮したままでいる。例えば、改憲問題においては日本のほとんど全部の憲法学者が改憲に反対という「金太郎あめ現象」が起きている。日本は侵略をした悪い国なのだから、二度と戦争ができないようにしたマッカーサー憲法は絶対に改正すべきではない、という結論が先ずありきなのだ。 第九条二項は国民に自殺を強要するに等しい条項だから、第十一条(国民の基本的人権の尊重)第十三条(幸福追求権)と矛盾するし、自然法の理論からいっても有効なわけがない。つまり彼らの護憲論は彼らの誤った歴史認識から来るもので、専門の法理論的考察に基づいてそうした結論を出しているわけではない。 左翼的教育体制も自虐史観の影響である。日教組と文部科学省による教科書検定方針の悪影響は、戦後七十余年を経ても是正されないで、自虐史観に取りつかれた無気力の若者をせっせと再生産している。ユネスコが南京事件や慰安婦事件を世界記憶遺産に登録する問題が起きているが、日本の文科省の方が大きな問題だ。 筆者は商社マン(伊藤忠商事)から研究職(国際大学グローコム教授)に転身した。仕事の上で経済学、経営学、財政学、法律学、情報社会論、国際政治学、更には安全保障政策論に関する近現代史の研究を幅広く行う必要があった(現在、筆者は社会科学のジェネラリストを自任している)。研究を進める中で、どうにもおかしいと思えることにしばしば遭遇した。 多くの資料にあたって研究してゆく中で、自分がこれまで受けてきた教育には多くの重大な誤りがあること、及び、そのような偏向教育がいまだに是正もされずに続いていることを知るに至った。あまりのことに愕然としたものだ。ほとんど全部の日本人は、不勉強のそしりは免れないにしても、未だにWGIPの影響下にある。日教組の左傾化教育のおかげで、日本人は近現代史の真相を知る機会を全く奪われてきているのだ。 目 次 -- はじめに 近現代史の真相を知って日本人の誇りと魂の復活を 自虐史観の影響 真相究明は米国の自浄能力に 本書の構成 第一章 歴史認識とは何か? 第一節 歴史学と歴史認識 歴史学とは 歴史認識とは 第二節 歴史認識の四視点 ・第一の視点:「歴史認識は史実の評価の問題であり、史実の存否だけの問題ではない」 歴史認識は、事実認識だけの問題ではない 歴史認識は事実の評価問題 嘘は絶対悪 韓国の「恨」と中国の「避諱」 ・第二の視点:「価値観や倫理観は時代と共に変遷する」 かつて白人社会において、人種差別は当たり前のことだった 植民地化は文明化か?! 人種差別の根拠を与えた人類学 ・第三の視点:「歴史的評価は、個人や組織の“主観的意図”ではなく、“客観的結果”が問題」 客観的結果こそが重要 大東亜戦争の意義 ・第四の視点:「歴史認識には巨視的視点が必要」 史実の一部の要素だけで全体を判断するな 「歴史は虹を見よ」 侵略と虹 大東亜戦争における「歴史の虹」 第三節 歴史認識の多様性と相対性 ・百の国があれば百通りの正義と歴史観がある 日本人は独自の歴史認識を確固として持てば良い 二十一世紀懇談会の愚行 残虐行為は絶対悪 第四節 高度な政治判断と歴史認識 ・政治は国益優先の未来志向が大事 優先すべきは我が国の国益 安倍首相の米上下両院議員総会における演説 歴史修正主義 身勝手な歴史認識を優先させて国益を損なった韓国 第二章 侵略の歴史認識 第一節 学問的・国際的な侵略論 ・国際社会による侵略の定義づけへの取り組み ドイツへの補償金要求の根拠が、侵略概念形成のはじまり パリ不戦条約 ・国連の「侵略の定義」づけの試み 国連総会の決議 個人の責任を追及した「ローマ規程」 米国の姿勢 第二節 通俗的な侵略の定義 ・侵略についての一般的理解 侵略の定義も概念形成もできていない 日本の自虐的反省 ・通俗的な侵略の定義とその除外例 「侵略」の通俗的定義の除外例 ・白人先進国はすべて侵略国 通俗的定義による侵略の例 中国の侵略体質 第三節 国際社会の正体 ・日本人のコミュニケーション原理 ~謝罪の美意識 「謝罪」は和と調和を重んじる日本的組織原理 浜口恵俊の間人主義 土居健郎の『「甘え」の構造』 ・謝罪は国際社会ではマイナス効果だけ 歴代の首相の謝罪 重大な為政者の謝罪 ・国際関係は各国の国益のぶつかり合い 日本の立場からの史観を主張せよ オランダ・インドネシア・日本 第三章 大東亜戦争の歴史認識 第一節 日米関係 ・日米関係の歴史と未来 弾劾に値するルーズベルトの国家反逆罪 歴史的経緯 日露戦争と米国のシナ進出意欲 ・日米対立の萌芽 オレンジ計画 人種差別の排日移民法 ・米国の対日戦争着手 蒋介石を支援する列強の「援蒋ルート」 米フライング・タイガーズ航空隊による対日戦闘行為 日米戦争は米国が先に開戦 最後通告としてのハルノート ハルノートの内容 米国は日本がハルノートを拒否するのを待ち望んだ 日本の困窮の対応協議 ・日米開戦 在米日本大使館の怠慢(宣戦布告文遅延) 日本はどう対応すべきだったのか 真珠湾事件の真相調査 日本の外交音痴と諜報センスの欠落 ・米国の欧州参戦のきっかけとしての対日開戦 対日開戦は米の欧州参戦のきっかけ造り 欧州戦線の展開 マーシャル・プラン ・終戦へ 本土上陸壊滅作戦 原爆開発のマンハッタン計画 日米戦争終結への経過(ポツダム宣言とトリニティ原爆実験) ポツダム宣言 原爆投下の決定 トルーマンは日本がレイムダック状態だったのを知っていた ・ソ連参戦とその残虐行為 歴史認識は事実の評価問題 ソ連のテロ行為 終戦に至る経緯 ・日米戦争の総括 講和条約と日米安全保障条約 フーバー元大統領の回顧録 日本は侵略をしたのか 人種差別 日米戦争は日本の自衛戦争 日米間の歴史認識のギャップを如何に正すか 第二節 日韓関係 ・韓国は日本のお蔭で独立国でいられる 併合は韓国の起死回生のための慈雨 伊藤博文暗殺事件 日本は合法的に韓国を併合した 日本は韓国を植民地化して収奪したことはない 韓国は戦勝国ではない ・難航した日韓基本協定 日韓の歴史認識の齟齬の原点 難航した日韓基本協定会議 日本は筋を通して韓国は実を取った ・慰安婦問題 朝日新聞の捏造報道 慰安婦は“性奴隷”だったのか 戦争と性 朝日新聞の記事取り消しと謝罪 「河野談話」 IWG報告書 ・日韓合意 最終的かつ不可逆的な合意 米国の要望と安倍首相の決断 朴槿惠失脚 ・法治国家でなくなった韓国 釜山に慰安婦像を設置 「国民情緒法」 韓国の司法制度 「親日反民族行為者財産の国家帰属に関する特別法100」(反日法) 「親日反民族行為者財産調査委員会」の活動 憲法裁判所 新日鐵住金/三菱重工と戦時中の徴用工補償問題 韓国は民主主義国家ではなくなった 日韓議員連盟 隣国とは仲良くしなければならないということはない 国連国際司法裁判所に提訴を 第三節 日中関係 ・日本はシナに侵略したのか 日本は侵略していない 侵略をしていない四つの理由 ・日中戦争の経緯 清国の成立と衰亡 邦人保護の為の出兵 張作霖爆殺事件 柳条湖事件 リットン調査団の報告と日本の国際連盟脱退 満洲事変 盧溝橋事件と西安事件 盧溝橋事件をきっかけに戦火拡大 通州事件 二重スパイ・潘漢年 日満親善の証 嘘で塗り固められた「抗日戦争勝利七十周年」の式典 第四章 大東亜戦争の歴史的意義 第一節 大東亜戦争は侵略戦争か ・日本は共産主義の防潮堤だった 日本を滅ぼしたのは米国の極東政策の大失敗だった 朝鮮戦争 ジョージ・ケナンが米国の容共政策を批判 ・大東亜戦争は日本の自衛戦争 フィッシュ共和党党首のルーズベルト批判 第二節 アジア諸国の独立支援 ・アジア諸国(除:中国)における戦争 大東亜共栄圏構想 おわりに 大東亜戦争の真相を知って「永久革命の種」を打破しよう 日米関係の重要さ 自虐史観の弊害の猛威

1760 円 (税込 / 送料別)

マッカーサーの呪い・永久革命の種

今なおアメリカの罠に嵌まったままの日本マッカーサーの呪い・永久革命の種

日本人よ、GHQの洗脳から目を覚ませ! 日本人の心に戦争犯罪に対する自責の念を 植え込むプログラム、WGIPが見事に浸透している 現代日本の実態 蒔かれた種は七十余年日本人の心に深く根を下ろし 自律的再生産を続けた 青柳 武彦 著 2017.12.18 発行 ISBN 978-4-8024-0049-7 C0021 四六並製 272ページ 内容紹介 現実の脅威に目をつぶり、一字一句変えない全員自殺願望の現憲法。 防衛目的を果たせない自衛隊関連法。 GDP1%枠という理不尽な防衛予算決定。 自国への誇りを失い国民を萎縮させる教育。 立ち遅れる科学技術。戦争=悪の偏向メディア。 大東亜戦争においては、ルーズベルト大統領が日本を戦争に引きずり込んだ。 終戦後はマッカーサーが、『永久革命の種』、すなわちWGIPを通じて日本人に呪いをかけた。 そのマッカーサーの呪いはいまだに生きていて、現在の日本に多大なる悪影響を及ぼしている。 もちろん、七十余年もの長期間にわたってその『永久革命の種』を発芽させ、繁茂させて来た第一義的な責任は日本人にある。 今こそ、日本人はその催眠術から目覚めて、民族の誇りを取り戻さなくてはいけない。 目 次 -- はじめに 第一部 『永久革命の種』の淵源 第一章 『永久革命の種』 第一節 江藤淳の 『永久革命の種』 第二節 何故、日本人はWGIPの虚構を七十余年も信じたのか 第二章 『永久革命の種』の淵源、WGIP 第一節 歴史改竄による洗脳計画 第二節 周到なWGIP策定準備 第三節 軍国主義者が悪かった? 第四節 極秘命令による言論統制 第三章 堕ちた偶像、マッカーサー元帥 第一節 人物概要 第二節 日本壊滅作戦を主張 第三節 復讐心で推進された日本占領政策 第四節 日本人を憎み日本文化を蔑んだマッカーサー 第五節 日本人十二歳説 第二部 現代に生きるマッカーサーの呪い 第一章 『永久革命の種』と日本人の特性 第二章 あまりにも不毛な改憲論議 第一節 天皇陛下の処遇と憲法 第二節 憲法策定 第三節 自衛権の憲法上の位置づけ 第四節 改憲論議 第三章 欠陥だらけの安保法制と自衛隊 第一節 制度上の構造的欠陥 第二節 米国は日本を護ってくれるとは限らない 第四章 稲田大臣辞任事件 第一節 警察組織では国防目的達成は不可能 第二節 本来ならば日報は軍事機密 第三節 PKO 第五章 亡国の日本学術会議 第一節 軍事研究拒否と科学技術研究の失速 第二節 デュアル・ユース 第三節 研究開発に積極果敢な投資を 第六章 国民を委縮させる教育 第一節 日教組の偏向教育 第二節 教科書問題 第七章 主要国の軍事費 おわりに

1760 円 (税込 / 送料別)

【普及版】大東亜戦争は日本が勝った

「太平洋戦争」はアメリカの洗脳だった【普及版】大東亜戦争は日本が勝った

この書は日本のプロパガンダではない。史実である。 世界史を俯瞰して明らかになった大東亜戦争の真実 日本よ 呪縛から解放されよ! ヘンリー・S・ストークス 来日50年の総集編 元「NYタイムズ」東京支局長 ヘンリー・S・ストークスの名著を普及版化! ヘンリー・S・ストークス 著 藤田 裕行 訳 2021.06.16 発行 ISBN 978-4-8024-0122-7 C0021 新書版 304ページ 内容紹介 本書の著者、ヘンリー・スコット=ストークス氏は、昭和三十九(一九六四)年、先の東京オリンピックが開催された年に初来日した。世界一の経済紙『フィナンシャル・タイムズ』の東京支局を立ち上げるためだった。 ホテル・オークラに陣取った弱冠二十五歳の英国人を、黒塗りのダイムラーでわざわざ迎えに来たのが白洲次郎だった。それ以降、よく高級日本料亭に連れていかれたという。ヘンリーは白洲について、「傲慢で威張ってばかりいたから、好きになれなかった」と評している。 当時、若きヘンリーの家を借りる手配をしてくれるなど何かと面倒を見てくれたのが、麻生和子だった。言わずと知れた吉田茂元首相の娘である。彼女が実業家の麻生太賀吉と結婚して生まれたのが、現財務大臣の麻生太郎だ。ロンドンのジャパン・ソサエティの会長を務めたクリストファー・パーヴィスは、二人の共通の友人でもある。 しかし、来日当時のヘンリーの麻生和子評は、「閉口するほどお節介なオバサン」だったそうだ。 このように、来日当初からいわゆる「上流階級」と接点があったのは、「ヘンリー」という王族風の名前だけでなく、氏の家柄に由来する。ヘンリーの母のエリザベス・モーランドは、女性として初めてオックスフォード大学に入学を許された人物で、その従兄弟のオスカー・モーランド卿は、一九六〇年代に駐日英国大使を務めた。 しかしながら日本の皆様には、ヘンリーの愛する一人息子であるタレントのハリー杉山氏のほうがよく知られているかもしれない。ハリー氏によると、その先祖は七〇〇年以上前に即位した「第五代イングランド王エドワード一世」で、「トランプで言うハートのキングのモデルと言う説もあります」とハリー氏の公式ブログ(二〇一四年十一月二十三日付記事)に記されている。 ヘンリーは来日後、英『タイムズ』紙の東京支局長を務め、その『タイムズ』紙の人選により、『ニューヨーク・タイムズ』紙の東京支局長も務めた。 ヘンリーは「三島由紀夫と最も親しかった外国人ジャーナリスト」として知られているが、それ以外にも日本及び世界中に多くの人脈を持っている。 本書の親本にあたる『大東亜戦争は日本が勝った』は平成二十九(二〇一七)年に刊行されると、大きな反響を呼びベストセラーとなった。今回「普及版」として刊行されることによって、さらに多くの方々に幅広く読んでいただきたいと心から願っている。 タイトルの『大東亜戦争は日本が勝った』は、日本史の出来事というよりも、「イギリス史上に起こった出来事」として、ヘンリー自身が結論付けたものだ。 いま、「日本史を世界史と比較して理解しよう」という動きが、学校の教育現場で起こっている。具体的には「日本史」と「世界史」を相互に関連付けて学ぶ「歴史総合」という授業が、令和四(二〇二二)年より高校の新たな必修科目として導入されることになった。 また、このたび「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産登録の見通しになったが、こうした縄文の文化は、二十一世紀に生きる日本人の祖先の遺したものであり、このように、日本では太古と現代はひとつの歴史で繋がっている。ところが、三千年前から北アメリカに存在した「アデナ文化」の痕跡も、四千五百年前のイギリスの遺跡「ストーン・ヘンジ」も、現在のアメリカやイギリスの歴史からは完全に分断されてしまっている。 この、古代からずっと歴史が分断されることなく今日まで続いている日本の素晴らしさをヘンリーは実感し、その来歴を国民が総力をあげて護ろうとすることに大きな理解を示している。 ヘンリーは本書で、「日本は世界で最も古い歴史──数万年の昔から一つの民族として神話に由来する“万世一系の天皇”を戴く国という他に類例のない来歴を有している」と訴える。 本書は、日本が総力をあげて戦った「大東亜戦争」の意義を、世界史(特にイギリス史およびアメリカ史)と比較しながら、重層的に語っている。是非読者の皆様も、重層的な視点をもって世界史の中で日本史を捉えていただきたい。 目 次 -- 普及版刊行に寄せて はじめに 第一章 日本が戦ったのは「太平洋戦争」ではない! 第二章 「太平洋戦争」史観で洗脳される日本 第三章 日本は「和」の国である 第四章 世界に冠たる日本の歴史 第五章 オリエントにあった世界の文明と帝国 第六章 侵略され侵略するイギリスの歴史 第七章 アメリカの「マニフェスト・デスティニー」 第八章 白人キリスト教徒による太平洋侵略 第九章 マッカーサー親子によるフィリピン侵略 第十章 大日本帝国と西欧列強の帝国主義の違い 第十一章 大日本帝国は「植民地支配」などしていない! 第十二章 日本は中国を侵略していない 第十三章 アメリカによる先制攻撃の「共同謀議」 第十四章 大統領がアメリカ国民を欺いた日 第十五章 大英帝国を滅ぼしたのは日本だった! 主要参考引用文献

1320 円 (税込 / 送料別)

【普及版】戦争犯罪国はアメリカだった!

英国人ジャーナリストが明かす東京裁判の虚妄【普及版】戦争犯罪国はアメリカだった!

生前、最も親しかった英国記者が語る。 これは、三島由紀夫からの伝言である。 GHQの呪縛から目覚めよ! 真のA級戦犯は東條英機でなく、 対日戦争を仕掛けたルーズベルト、チャーチル、スターリンである 三島由紀夫が自決の場を軍事法廷が開かれた市ヶ谷にした理由。 三島由紀夫と最も親しかった英国ジャーナリストによる日本人への覚醒を促す魂のメッセージ! ヘンリー・S・ストークス 著 藤田 裕行 訳 2020.11.25 発行 ISBN 978-4-8024-0108-1 C0021 新書版 304ページ 今年は、市ヶ谷で極東国際軍事法廷、いわゆる東京裁判が行われてから75年目の節目に当たる。 私は日本国民が、東京裁判の虚妄に目覚め、史実と正義の声を上げてくれることに、期待している。 日本人が、そう思わないことには、日本の名誉が回復されることは無い。 - ヘンリー・スコット・ストークス 内容紹介 この本をまとめさせたのは、三島由紀夫だった。いや、三島がこの本を、私に書かせた。 あの夜、三島は私に詰問した。伊豆の下田で三島と晩餐を楽しんだ後のことだった。 三島は、なぜ、黒船を忌み嫌ったのか。あの日から、その問いは私の心の中で、響いていた。 三島が市ヶ谷で自決した。そのことを本に書こうとした時に、私は不思議な体験をした。まるで、私と別な何者かが、私に代わって本を書いているかのような体験だった。 十年近く前から、私は「黒船」をテーマに本を書こうと試みてきた。しかし、外国特派員協会の一室で原稿を書いていると、そこに三島が現れ、いろいろと訴えてくる。そのためというわけではないが、まだ「黒船」は、完成していない。 しかし本書は、その一〇年がかりの「黒船」の探求の、ひとつの全体像を期せずして描く作業となった。 三島は、自衛隊の市ヶ谷駐屯地で自決した。憲法改正を訴え、自衛隊をアメリカの「傭兵」でなく名誉ある天皇の軍隊とすることを、命と引き換えに訴えた。そこは、東京裁判が行われた場所でもあった。それは、偶然だったのか。 三島は、稀代の小説家だった。自分の自決すら一編の小説のように、手の込んだシナリオを描いた。三島はあえて市ヶ谷を、東京裁判の法廷の場所を、「散華」の地に選んだのだった。占領の呪縛を解かんと「自爆攻撃」した。三島が守ろうとしたのは、日本の「国体」だった。「三種の神器」だった。「建軍の本義」だった。君民一体・天皇国の日本だった。 ここ数年、私は多くの著書を出版した。一〇万部を超えるベストセラーとなった『英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄』など一連の著作の背後に、私は三島からの霊言があったと思う。 いまも、三島由紀夫は生きている。まるで小説のような「市ヶ谷事件」を起こして自決したが、その魂はいまも息づいて、二十一世紀の日本に留まっている。その思いを受け止めて、私は本書をまとめた。これは、下田の夜の三島の「黒船」に対する思いを、半世紀近くの時を経て、私なりに感じ取った集大成と言ってもいい。 日本は、大東亜戦争の開戦まで、ずっと平和を望んできた。その日本に脅威を与えたのが、白人キリスト教徒の侵略だった。『マニフェスト・デスティニー(明白なる使命)』を掲げ、有色人種を大虐殺してきた。その脅威を現実に目にした時に、日本は鎖国政策をとった。国防のためだった。日清戦争、日露戦争、満洲事変、支那事変も全て、日本の権益や居留民、また日本そのものを守るためだった。大東亜戦争も同様だった。仕掛けたのはアメリカ。日本は追い詰められて、自衛のために戦争をするしか方途がなかった。「座して死を待つ」ことはできなかったのだ。 日本が大東亜戦争でアジア諸国に進攻すると、アジアの民は歓喜した。数百年にわたって欧米列強の軍隊に虐殺され、植民地支配されてきた。その白魔を駆逐したのが皇軍だった。アジア諸民族は、皇軍に協力して、民族自決、独立のために戦った。 日本軍が残虐行為を行ったとか、大虐殺をしたとか、婦女子を凌辱したなど、でたらめである。皇軍は、天皇の名誉を犯すことがないように、国際法を遵守して戦った。国際法をまったく無視して大虐殺を実行したのは、アメリカだ。戦争犯罪を問題にするなら、犯罪国家はアメリカであって日本ではない。 アメリカの戦闘に於ける国際法違反をさらにドラマチックな芝居にしたのが、東京裁判だった。東京裁判が不当なものだったことは、東京裁判の判事も、当時のアメリカの政治、軍事の指導者から世界の知識人までが認めている。東京裁判そのものが、国際法違反の復讐でしかなかった。 しかし、占領軍がWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)によって、日本が戦争犯罪国家であると、日本人を洗脳した。さらに、メディアに一切の批判をさせないように、戦前よりはるかに厳しい言論統制を行った。こうした占領政策によって、日本のメディアも国民も、まるで日本が戦争犯罪をしたかのように、思い込まされている。 真実は正反対だ。世界を侵略してきたのは欧米列強で、世界中で大虐殺を実行してきた。いわば、「最後の砦」として残されていたのが日本だった。日本が自衛戦に打って出たのは、国際法に照らしてもまったく正当な行為である。 戦後七十年を過ぎた。日本の最大の問題は、日本人がアメリカによる洗脳を自覚することができないことだ。「日本は戦争犯罪をした」とか、「侵略戦争を起こした犯罪国家だ」などというまったくの虚偽を、真実であると思い込んでいる。 日本人は、この無明から覚醒せねばならない。日本人は立派な民族である。日本は、戦争犯罪国家などではない。その誇りを取り戻し、いわれなき日本人の父祖に対する名誉毀損を打破することだ。 三島由紀夫は、それを魂から訴えようとして、東京裁判が行われたその場所で、自決をしたのだ。いま私は、そのことを三島からの霊言によって、まざまざと知ることになった。 本書は、それを日本国民に訴えるためにまとめたものである。令和二年十一月二十五日は、あの「市ヶ谷事件」からちょうど半世紀。この節目に、本書の普及版が刊行される意義を読者と共にかみしめたい。 ヘンリー・スコット=ストークス 目 次 -- 普及版刊行に寄せて 藤田 裕行(国際ジャーナリスト) 序章 東京裁判こそ戦争犯罪だった 第一章 極東国際軍事裁判研究プロジェクト 講演『東京裁判の虚妄とジャーナリズム』 第二章 三島由紀夫の『市ヶ谷事件』 なぜ三島由紀夫はあのような事件を起こしたのか? 事件当日 第三章 アメリカによる洗脳 なぜか戦勝国の正義をプロパガンダする日本 洗脳されたことに気づかない日本のメディアと国民 「A級戦犯」という表記は誤りである 「A級戦犯」が祀られる靖国神社を参拝してはいけない? 民意に反して、軍部が戦争に国民を引きずりこんだ? 日本は、侵略戦争を起こし、アジアの人々と戦った? 日本軍は、アジア諸地域、太平洋戦域で多くの民間人を犠牲にした? 日本軍は、沖縄の人々を見捨て、犠牲にした? 東京大空襲や広島・長崎への原爆投下は、日本が過ちを犯したから? WGIPの洗脳を解くには 第四章 イエズス会の独善的な日本布教 神がモーゼに与えた神託 狂信的な布教をしないクリスチャン アメリカのテレビ福音伝道師 イエズス会は、権力を利用して布教した 権力者に媚びるキリスト教宣教師たち フロイスの『日本史』で読むイエズス会の姿 秀吉の庇護を受けるイエズス会 北政所まで利用するイエズス会 イエズス会の独善的布教に激昂した秀吉 人身売買をしていたキリスト教徒たち 天正少年使節団による悲しい報告 第五章 白人キリスト教徒による世界侵略と有色人大虐殺 共栄をめざした日本の海外進出 農耕民族的な日本人と狩猟民族的な白人キリスト教徒 異教徒は、殲滅する教え キリスト教十字軍の誇り ポルトガルとスペインによる世界侵略 マゼランは、なぜ殺されたのか 「黒い伝説」と呼ばれるもの 帝国を築く礎となった海賊たち 清教徒の「マニフェスト・デスティニー」 鎖国はキリスト教徒の横暴を阻止するためだった 第六章 「レイプ・オブ・江戸」と明治維新 「黒船」来襲が象徴した侵略と虐殺 三島が黒船を嫌悪した理由 平和な日本に突如として現れた「外夷」 黒船来航に動揺する幕府と朝廷 日本に迫る大国ロシアの脅威 激震する安政の日本 孝明天皇の「攘夷」の意志 第七章 白人支配の世界で独立主権を貫いた日本 白人列強の軍事的脅威 『錦の御旗』の権威 熊本に「神風連」を訪ねる 白人支配の世界で有色人種が独立を保つには 白人に唯一対抗できた日本 日本に迫る白人列強の脅威 天津条約と朝鮮半島の情勢 日清戦争と甲午改革 北の脅威、大陸の情勢 三国干渉という白人列強の侵略行為 第八章 民族平等の世界を目指した大東亜共栄圏 徳富蘇峰を叩きのめした三国干渉 大東亜会議は、世界初の『有色人サミット』だった 『大東亜戦争』という呼称を蘇らせよう 『大東亜会議』七十周年での私の演説 『レイス・ウォー』の驚愕の内容 日本はアジア諸国と戦争をしていない 第九章 連合国によって「創られた」裁判 東京裁判を受け入れた? 「違法裁判は無効」という当たり前のことが無視されている 裁判を勝手に開いても、無効だ! 検察官は、裁判官を務められない 法理に従う法廷ではなく行政処分をする役所だった 明確な『管轄権』がなかった東京裁判 『事後法』によって戦争犯罪人を作り出した 捕虜の不当な処刑は、国際法違反の戦争犯罪 『勝者の裁き』を明白にしたベンブルース・ブレイクニー少佐 ジョージ・ファーネスの思い出 文明に逆行する東京裁判を日本は絶対に認めてはならない いまだに占領の呪縛の下にある日本 第十章 東京裁判七〇年の虚妄を打ち破れ! 世界が認めていない東京裁判 英文「判決」は、七月にできあがっていた 「少数意見」は、黙殺された 『判決の日』──昭和二十三年十一月十二日 死刑判決は、どのように決まったか 「出来レース」の裁判 戦争責任を個人に帰した「死刑」判決 パール判事の『日本無罪』論を検証する 第十一章 大東亜戦争の真実 大虐殺をしてきたのは白人キリスト教徒の『列強』だった 満洲事変は、日本の侵略戦争ではない! 支那事変は、日本の侵略戦争ではない! 盧溝橋事件は、共産党が仕掛けた 『南京大虐殺』は通州での邦人大虐殺のカモフラージュ 大東亜戦争は日本にとっては自衛戦争だった 最終章 三島由紀夫はなぜ「市ヶ谷」で自決したのか!? 日本軍の侵攻を歓喜して迎えたアジアの植民地の人々 日本軍は、高貴な軍隊だった 語られないアメリカ軍の残虐行為 東京大空襲と『赤い吹雪』 アメリカ人には理解できなかった日本の徹底抗戦 『キャリー・オン』 東京裁判と原爆投下の正義 なぜ「国際法違反」の東京裁判を実行できたのか? 三島が「市ヶ谷」で表現したかったこと 三島由紀夫を動かした『英霊の声』 三島が「市ヶ谷」を選んだ理由 おわりに

1320 円 (税込 / 送料別)

日本復喝!

中国の「静かなる侵略」を撃退せよ日本復喝!

香港は死んだ。日本は、どうする? 今や、なりふり構わぬ「侵略者」と化した中国。ポスト・コロナ時代の 「チャイナリスク」と、われわれ日本人は、どう立ち向かうべきなのか── 世界の混乱に乗じた、中国の「火事場泥棒」を許すな! 日本の危機は、すぐそこに迫っている── 現役の産経新聞・論説副委員長が、「これからの日本」に緊急提言! ◎日本の頭脳が大量流出! 中国による「千人計画」とは何か ◎ネットはすでに侵略状態? 「五毛党」という名のサイバー部隊 ◎中国の侵略を手招きし、日本人同士の対立を煽る国内メディア ◎ますますエスカレートする、中国公安当局による「日本人狩り」 ◎IR疑獄はパズルの一片。その裏に隠された、日本侵略の黒幕とは ◎明日の日本!? なぜイタリアは、中国に支配されたのか ◎ヨーロッパ諸国に忍び寄る、中国「一帯一路」の罠 ◎WHOだけじゃない、中国に侵略された国際機関の惨状 ◎中国の「いやがらせ」に屈しない台湾。コロナ防疫を世界が称賛 ◎移民問題は中国問題。今こそ、中国依存からの脱却を! 佐々木 類 著 2020.08.10 発行 ISBN 978-4-8024-0104-3 C0031 四六並製 256ページ 内容紹介 日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告〔会社法違反(特別背任)などの罪で起訴〕に逃げられ、海外では、アメリカ軍によるイラン革命防衛隊のスレイマニ司令官殺害で幕を開けた2020年は、年始から嵐の予感を感じさせるに十分な状況だった。 上半期を過ぎてなお、中国・武漢発の新型コロナウイルスとの戦いが続く日本だが、感染の拡大で傷んだ経済、社会、文化、スポーツといったあらゆる分野で、癒しと復活に向けて、ようやくその歩を前に踏み出した。 この間、世の中は、感染防止で密閉・密集・密接の3密を避けるため、在宅勤務(テレワーク)が当たり前となった。一人で過ごす時間、あるいは家族と過ごす時間を、かつてないほど多く手に入れた日本人は、自分の存在意義や世の中のことを深く考える時間を持つようになった。内観の時代である。 これまで当たり前だった日常が日常でなくなった。コンサートや展覧会、プロ野球やサッカーのJリーグ、高校球児が憧れた甲子園大会といった行事が、軒並み中止となった。繁華街では、いるはずの買いもの客が目の前から消えた。 まるで、少子高齢化社会が30年早くやってきたかのようでもある。それが30年後でなく、今で良かったと思う。まだやり直しがきくからだ。30年後の日本が現在に近い状態になっていたとしたら、子や孫の世代は、随分と変わった光景を見せつけられることになっただろう。 なぜなら、30年後は中国建国100年に当たるからである。世界では習近平国家主席が掲げた「中国夢」が実現しているやもしれず、さまざまなことが手遅れになっているかもしれないからである。極端なことを言えば、甲子園の決勝戦が、倭族(日本)地区代表の決定戦になっているかもしれないのである。 そうはさせないためにも、日本人はここで、しっかりとこの国の行く末を、冷静に見つめ直す必要がある。新型コロナウイルス禍は、大変な災厄をわが国にもたらしたが、この国が目指すべき針路をも照らす、好機を与えてくれたように思う。日本のみならず、世界中に随分と大きな代償を払わせるものとなったが、大きな教訓と道しるべを与えてくれたのだ。 それは、中国へ過度に依存することの危険性を、痛いほど教えてくれた。自由や民主主義といった共通の価値観を有する欧米諸国と連携し、自由で開かれた貿易体制と、新時代にふさわしい第5世代移動通信システム(5G)の構築こそ、わが国の進むべき道であるということも示してくれた。 この5G分野に関して、日本の選択肢は一つしかない。欧米との連携であり、中国との連携ではない。中国との連携を例えて言うなら、米ソ冷戦時代に旧ソ連側に与することを意味する。それだけ、国家の存続にとっては重大なことなのである。 この期に及んで、まだ「そうは言っても日中の経済関係は切っても切れないし、アメリカの言うなりになる必要はない」などと言っている人がいたら、よほど国際情勢にうといか、チャイナマネーに目がくらんでいるかのどちらか、あるいはその両方である。経済を知っているとか、知らないとか、そんな経済政策の次元ではない。ここで言っているのは、国家存亡にかかわる話なのである。 世界は今、米国と中国が互いに高い関税をかけ合いながら熱い貿易戦争を繰り広げつつ、21世紀の覇権を目指し、5GやAIといったハイテクの世界で主導権争いを演じている。だが、これは他人ごとではない。日本も当事者なのである。 両国とも、日本の貿易相手としては欠かせないパートナーではある。だからこそ、日本の政財界は、日米安保条約のもと、軍事的には米国とこれまで通りにうまくやっていきたいが、一方で中国とは、ともに商売で金儲けができれば良いと考えてはいまいか。旧式コンピューターみたいに「0か1」の2進法や、キリスト教のような善悪二元論で片づけられるほど、世の中は単純ではない。だが、さきほどの5Gと同様、米中どちらの側に立つのか、これもまた、日本にとって選択の余地はないのである。 むろん、過度の中国依存は危険だからといって、中国に進出した企業が「せーの」で「はい、みなさん引き揚げましょう」というわけにもいかないのが現実である。 であるならば、最終的には中国への依存から脱却するにしても、そのやり方として、日本の特徴を活かした、ファジーな手法をとったら良いと思う。ファジーは「ぼやけた」とか、「あいまいな」といった意味を持つ。 身近なところでは、家電製品にもその技術は活かされていて、ご飯が「ふわっと、ふっくら」炊きあがる最新式の炊飯器や、そよ風のように優しかったり、強かったり、さまざまな風を送ってくれる扇風機や冷暖房などの空調機がそうである。つまり、そのように「しなやかに」振る舞うのである。 別の言い方をすれば、モノの価格や制度の急激な変化による副作用を避ける手法として日本人が好む、「激変緩和措置」としてのデカップリング(切り離し)があっても良い。 中国が目指す世界覇権を前にして、日本に問題を先送りする時間はないが、中国依存からの脱却というゴールを国家の意思として早く決め、多少の時間をかけながらも、柔軟にモノづくり大国の原点に立ち返っていくのである。 政治的には、米国はじめ、自由と民主主義という共通の価値観を有する欧州各国やインド、オーストラリアなどの国々と連携し、決してブレないことだ。中国共産党による一党独裁に疑問を持つ中国国民との連携も、大事な仕掛けとなっていくだろう。 それこそが、日本復活の処方箋を貫く考え方である。例えば、本当に中国依存からの脱却に舵を切ることができるのか。習近平国家主席の国賓としての来日を拒否できるのか。それができずして、この国に未来はない。 対中制裁関連法が続々と成立した最近の米国と、それに歩調を合わせ始めた欧州の動きを見ていると、中国共産党による独裁体制は、環境の変化に適応できなかった恐竜のように自滅していくように思えてならない。 これは決して希望的な観測ではなく、本文でも縷々書いてきた通り、事実としてそうなるとしか思えてならないのだ。シェールガス革命で原油の完全な輸出国に転じた米国と、純粋な輸入国に落ちた中国の置かれた立場ひとつとってみても、米国がどれだけ有利な立ち位置にいるか、お分かりいただけるだろう。 入れ替わり立ち代わり為政者が変わった世界の国々と違い、皇室を戴く日本は、世界で最も長い歴史と文化、固有の文明を持つ国家である。建国百年ちょっとの中国の顔色をうかがうのは、もうやめてほしいと切に願う。 この書が、惰眠を貪る日本国民への目覚まし時計となれば、望外の喜びである。 目 次 -- はじめに 第一章 中国が世界を席巻する日 「黄禍論」再び イタリアは明日の日本なのか 医療崩壊したイタリアと崩壊しなかった日本 日本と違うイタリアの特殊事情 中国に依存したポピュリズム政党の末路 中国警官がイタリア国内で、まさかの合同パトロール どこまでも「したたか」に生きる中国人 中国の植民地と化した中東欧諸国の惨状 欧州分断を狙う中国に立ち向かうチェコに学べ 第二章 グローバル時代の危機管理 あきれた不倫カップルとダイヤモンド・プリンセス号 クルーズ船は東京湾に浮かぶ「小さな武漢」 乗客の命を守れない「船籍」制度の問題点 世界の称賛を集めた台湾の防疫 背景に日本精神 なぜ台湾はコロナに打ち勝つことができたのか 総額1京1千兆円! 中国を提訴する世界の国々 「中国人お断り」の貼り紙を出した箱根の駄菓子店 遅すぎた入国制限と中国からの観光客 第三章 中国に支配される国際機関 WHOテドロス事務局長の罪状 アフリカの資源を笑顔で奪い取る中国 反政府ゲリラ出身のテドロス氏と中国共産党の融和性 中国に買収された国連とWHO 第四章 新型コロナは「中国製」なのか くすぶり続ける生物兵器説 武漢ウイルス研究所 スパイ容疑で逮捕された米国人と中国系カナダ人 「コウモリ女傑」は疑惑を全否定 P4ラボも「陰謀論」と反論 感染源で冤罪? タケネズミは美味しいヨ! 第五章 国家戦略「千人計画」の罠 世界のハイレベル人材を狙え 米FBIが警戒する千人計画 米議会の報告書が明らかにした「影の研究室」 もう一つの国家戦略「中国製造2025」は消えたのか 第六章 サイバー戦の尖兵「五毛党」 日本に迫る「笑顔の侵略者」 ネットに潜行する中国のサイバー部隊 中国はネット社会の何を恐れているのか 第七章 「日本人狩り」の恐怖 人質外交で北大教授を拘束 次々と拘束される民間人 日本の外務省が箝口令を敷いた? 誘拐犯にお茶を出す北海道 北大教授を拘束した中国の思惑 消えた天安門事件の「闘士」 中国の工作員に仕立てられた妻 「父を助けてほしい」と長女 反スパイ法で邪魔者を一網打尽 日本への敵対を強める中国 習政権を批判して消息を絶った清華大教授 第八章 IR疑獄の裏に潜む巨悪 カジノを含む統合型リゾート事業をめぐる汚職事件 代議士逮捕はパズルのワンピースに過ぎない 日本を乗っ取るための「トロイの木馬」 第九章 日本復活の処方箋 媚中を捨て、習近平の来日を中止すべし 天下の愚策、移民に頼るな 世界の混乱に乗じた「火事場泥棒」を成敗せよ 発想の転換で中国依存からの脱却を おわりに

1650 円 (税込 / 送料別)