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サラサーテ 2022年8月号 vol.107 せきれい社

表紙&Artist Close-up sources(ソーシズ)サラサーテ 2022年8月号 vol.107 せきれい社

サラサーテ 2022年8月号 vol.107 せきれい社●表紙&Artist Close-up sources(ソーシズ) 今号はヴァイオリンとピアノによるインストゥルメンタルPOPSユニットsources(ソーシズ)です。 メンバーの加賀谷綾太郎(Violin)、日高隼人(Violin)、野津永恒(Piano)が、桐朋学園大学在学中に結成。 作曲、編曲も自ら手がけ、激しい曲からバラードまで、幅広いタイプの楽曲を演奏。力強さと優しさで人々を魅了します。 かつて経験した路上ライヴで、人々を振りかえさせ、立ち止まって聴いてもらうに考えたという「魅せる」演奏は現在各地で行っているライヴにも活かされており、見た目にもクールなライヴが展開されています。 トークも絶妙。10年目を迎えた今年6月には6枚目、7枚目となるアルバム、『一刀両断』『つむぐ』を同時にリリース。結成からこれまでの音楽人生と、2枚のアルバムに込められた思いを聞きました。【特集】指遣いのテクニック弾きやすさのみならず、音色やフレーズ感、演奏表現を左右する弦楽器の「指遣い」。 指遣いの考え方、あらかじめ決めていくことの大切さなどの基本を踏まえつつ、曲に合った表現をするための指遣いについて取り上げます。勅使河原真実「指遣いを考える」長原幸太「音楽的フィンガリング・実践的フィンガリング 交響曲を例に」遠藤香奈子「オーケストラの第2ヴァイオリンの指遣い フィンガリングの極意」鈴木康浩「ヴィオラのフィンガリングの基礎」桑田歩「チェロの新しい指遣い」幣隆太朗「コントラバス《第九》で語るフィンガリングの基礎の基礎」クレモナのコンテンポラリー製作家クレモナ弦楽器製作協会所属の製作家と楽器を紹介する連載です。 第7回は現代クレモナの中堅製作家、巨匠ステファノ・コニアの同名の息子のステファノ・コニア・ジュニアを紹介します。 1973年に生まれ、名工の父より英才教育を受け、14歳で初めてヴァイオリンを作り上げました。その後、父の親友でもある名工ジョルジョ・スコラーリにも師事。 12年の経験を外部で積み、父のもとへ帰って来ました。サラブレッドのストラディヴァリ・モデルを紹介します。エリザベート王妃国際コンクール チェロ2022コロナは完全終息というわけにはいかないが、ベルギーでは屋内外を問わずマスク着用義務は撤廃されました。 そんななか、2017年」に次いで二度目となるエリザベート王妃国際コンクールのチェロ部門が5月9日から6月4日までの日程で行われました。 弊誌はファイナルの現地取材を敢行。残念ながら日本人はファイナルに残れませんでしたが、韓国勢が4人も残りました。 その中でも13歳からヨーロッパに留学して研鑽を積んだチェ・ハヨン24歳が、自由選択のファイナルの協奏曲でルトスワフスキ」の作品を完璧に弾き、文句無しの第1位に輝きました。 彼女を含め第3位までの入賞者インタビュー、ファイナルダイジェストレポート、審査員のインタビューをお届けします。第8回仙台国際音楽コンクール ヴァイオリン部門ヴィオラスペース2022 vol.30第5回東京国際ヴィオラコンクール5月21日~6月5日に開催された第8回仙台国際音楽コンクールのヴァイオリン部門、5月26日~6月8日に開催された第5回東京国際ヴィオラコンクールの模様をレポート。 18年ぶりに日本人奏者が優勝した仙台のコンクールは、覇者中野りな、審査委員長の堀米ゆず子のインタビューも掲載。第22回別府アルゲリッチ音楽祭第27回宮崎国際音楽祭ローム ミュージック フェスティバル2022この2年間というものコロナに翻弄され続けた恒例の音楽祭。 ようやく正常開催ができるようになりました。 宮崎は限定的ながら昨年も開催されましたが、ロームやアルゲリッチはまさに3年ぶりの正常開催にこぎつけました。 待ちに待った音楽祭に参加するアーティストたちも気合充分。 特に80歳のマルタ・アルゲリッチの八面六臂の活躍には驚きました、宮崎には大野和士が初登場しています!アーティストインタビュー宮本笑里はデビュー15周年を迎え、あらたなクラシックの小品集をリリースします。 ソロの名曲に加えて、ヴィオラの川本嘉子、ホルンの福川伸陽、チェロの新倉瞳との共演曲も収録。初回限定盤には30分を越えるブルーレイ・ディスクを付いています。 ベテランのヴィオリスト、百武由紀が、盟友苅田雅治(チェロ)との二重奏CDをリリースしました。ありきたりではない選曲の妙に音楽への並々ならぬ追求の意欲が溢れています。★連載・記事★●新シリーズ 黒川正三の「エチュード活用法」 「チェリストのための基礎講座」の新シリーズ。 チェロの古典的なエチュード「ドッツァウアー」を用いて、基礎的な技術を学び直す。 第1回は「レガートは"∞(無限)"の動き」。なお、この連載では黒川お手製の動画と連動●連載再開 エクトル・カルテット「ないしょの手紙」カルテット留学inプラハ 現地のロックダウンの影響で休載していた「ないしょの手紙」が再開。 中川理子(Vn)、渋谷亜紗子(Vn)、大畑祐季乃(Va)、山口奏(Vc)によるエクトル・カルテットは2017年4月、東京音楽大学で結成され、今秋よりプラハ芸術アカデミーの室内楽科に留学。 メンバーが交代でプラハでの出来事を綴る。今回はヴィオリストの大畑が担当。●老舗弦楽器専門店の工房から・2 弦楽器専門店の老舗・文京楽器。製作者としても評価の高い敏腕・堀酉基社長による連載。 2ndシリーズ「ヴァイオリン鑑定入門」、第9回は「ニスの景色を愉しむ」。●コンサートマスター長原幸太のオーケストラスタディ 読売日本交響楽団のコンサートマスター長原幸太によるオーケストラスタディ。 第13回はメンデルスゾーンの交響曲第4番《イタリア》を取り上げる。●柏木真樹「ヴァイオリン習得術革命 ~誤った常識を打ち破れ」 これまで当たり前に行ってきたヴァイオリンの練習方法に誤りはないか?ヴァイオリン指導者の柏木真樹が、骨や筋肉などの身体の仕組みから、効果的な演奏方法を考察する。 「大人向け全く新しいアプローチ」の4回目。●「低音ジャーナル」 スロバキアのコントラバス奏者たちが始めたユニークな活動「スロバキア・コントラバス・クラブ」を紹介。●グスタフのCDぶらり旅 今号で取り上げるのはオランダ・フィルハーモニー管弦楽団の首席コントラバス奏者、ルイス・カブレラのCD「カント・インテルノ」。 カント・インテルノは「内なる声」という意味でボッテジーニの「ヴェニスの謝肉祭による序奏と変奏」、「協奏的大二重奏曲」、クーセヴィツキーの「4つの小品」、シューマンの「幻想小曲集」、フランクの「ヴァイオリン・ソナタ」が収められている。●加藤正幸の「BassQ→A! HYPER弓付の極意」 今号取り上げるのは、短いながらにとても忙しい(!)ラヴェルの《ラ・ヴァルス》。●森武大和の「ウィーン コントラバシスト演奏日記」 オーストリア・ウィーン放送交響楽団での演奏家としての日々を語る。 第22回は「若い演奏家たちのための"プリマ・ラ・ムジカ"」と題して、オーストリアで年に一度、国を挙げて開催されている若い演奏家のためのコンクールについて。●森元志乃の「ヴァイオリン基礎テクニック、リターンズ!・3」 奏法について~運弓法を中心に」と題し、ヴァイオリンのさまざまな奏法を整理。 その上で一つひとつの奏法の成り立ちや弾き方を取り上げていくシリーズ。第4回は前号に続き「デタシェ」について解説。●「遠藤紀代子の一筆エッセイ」 ヴァイオリニストで指導者の遠藤紀代子が、日々感じたことを綴る一筆エッセイ。 今号は、プロコフィエフの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 作品115にまつわる話題。●白瀬ゆり「こどものおけいこ」 子どもにヴァイオリンを習わせたいけれど、楽器はどう選ぶ?自宅での練習はどのくらいしたら良いの?子どものおけいこヴァイオリンについて、ヴァイオリン教師の白瀬ゆりが解説していく。 第10回は「自分で調弦!」。●田原綾子のすばらしいヴィオリストたち 東京音楽コンクールで優勝し、リサイタル室内楽でも活躍する若きヴィオリストの田原綾子。パリ・エコールノルマル音楽院を経て、デトモルト音楽大学にてファイト・ヘルテンシュタインのもとで学ぶ。 コロナ禍、日独の行き来の難しい日々の中で、これまで出会った「すばらしいヴィオリストたち」を紹介ししていく。 第9回は第5回東京国際ヴィオラコンクールの審査委員長を務めたパリ生まれのヴィオリスト、アントワン・タメスティ。●水野優也「ブダペストでチェロを学ぶ」 ハンガリー・ブダペストのリスト音楽院でミクローシュ・ペレーニにチェロを学んでいる水野優也による留学記連載。 第3回はハンガリーでのリサイタルと、ミクローシュ・ペレーニのレッスンについて綴る。●チェリスト長谷川陽子の「今日ものんびりチェロ日和」 人気チェリスト長谷川陽子新シリーズ。チェロとともに過ごす日常を綴る。 第7回はレコーディングの話題の「後編」、「納得できるところまでやり抜く精神力」。●倶楽部チェロ イギリスと日本とを拠点に活動を続ける「フジタ・ピアノ・トリオ」。 そのピアノスト藤田めぐみと、チェリストの藤田ほのかによるデュオリサイタルが京都と東京にて行われる(7月23日青山記念館バロックザール、9月8日東京文化会館小ホール)。そのリサイタルについてふたりに聞いた。●宮田大の「チェロ・ソナタ 聴かせどころ聴きどころ」 人気実力共に抜群のチェリスト宮田大がチェロ・ソナタを解説。弾き方だけではなく、聴きどころも紹介していく。 第12回からはブラームスのチェロ・ソナタ第1番を解説。前号に続き第1楽章を取り上げる。●カフェ・ド・室内楽 2021年3月に本格始動した木米真理恵(Pf)、矢部咲紀子(Vn)、黒川実咲(Vc)によるピアノトリオ、咲ノ音トリオにインタビュー。 今年4月にYKKトリオから改名し、3か月に1度のペースでコンサートを行っていく。 11月24日(木)に加賀町ホールで行われるコンサートに2組4名様をご招待。詳しくは本誌「読者プレゼント」をご覧ください。●室内楽+ 毎年、夏期限定で活動を続けているTOKI弦楽四重奏団の平山真紀子(Vn2)に2022ツアーの概要を聞いた。 今年はクラリネット奏者ダヴィッド・サリナスを迎えて、モーツァルトとウェーバーのクラリネット五重奏曲などが東京と新潟の会場で演奏される。●志村寿一の「身体と音楽との調和」 身体と楽器との良い関係について取り上げている。 今号は、前回に続き「楽器の演奏を通して"自然"を取り戻す」。メッサ・ディ・ヴォーチェのタイミングについて●川畠成道の「レガート・コンチェルタンテ」 ヴァイオリニスト川畠成道が演奏活動の日々を綴るエッセイ。 今号のテーマは「音楽と舞踏との関係」。●がんばれ、オーケストラ!! 第11回はNHK交響楽団の西川彰一演奏制作部長に聞く。 「3つの定期公演の特徴をはっきり出し、若い人への割引を拡大します」●アマチュアオーケストラを訪ねて 「指揮者なし」をコンセプトに、「多様性」をテーマに演奏活動を展開するVari Orchestraを取材。●トピックス、レポート他 オーケストラ・ニッポニカ クラウドファンディング、サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン2022、弦楽器のための音響学入門、フェスタサマーミューザKAWASAKI 2022、仙台フィル、クレーメルをソリストに東京公演 他☆巻末楽譜☆《ピクニック》イギリス民謡 編曲/松原幸広 ヴァイオリン+チェロ版ピアノ曲《楽興の時》第3番 作曲/シューベルト 編曲/松原幸広 弦楽四重奏版、燦燦(さんさん)NHK朝のテレビ小説「ちむどんどん」主題歌 作曲/UTA・三浦大和 編曲/松原幸広 ヴァイオリン二重奏(またはヴァイオリン+ヴィオラ)復刻〈原光〉~交響曲第2番《復活》第4楽章 作曲/G・マーラー 編曲/松原幸広 ヴァイオリン+チェロ版

1320 円 (税込 / 送料別)